うちのクラスの女子がヤバい

うちのクラスの女子がヤバい

衿沢世衣子の代表作。思春期女子のみに発現する謎の能力「思春期性女子突発型多様可塑的無用念力」、通称「無用力」を持った女子高校生たちが在籍する1年1組の日常や、騒動をオムニバス形式で描いた思春期限定ハイスクール青春コメディ。無用力とは、その名のとおりふだんはまったく役に立たない不要な能力で、具体的には「人間の服や体の筋肉が透けて見える」「手がイカに変わる」などがある。しかしこの無用力の持ち主は、大半はその力をコントロールすることができず、何かとトラブルに巻き込まれることが多い。そんな無用力に悩む女子たちが、クラスメートと共に悩みを解決する姿や、無用力を通して育まれる友情や青春なども描かれている。講談社「少年マガジンエッジ」2015年10月号から2017年4月号にかけて連載の作品。リイド社「トーチコミックス」から、本作のコミックス第1巻から第3巻までをまとめた特装版『1年1組 うちのクラスの女子がヤバい』も刊行されている。また、本作の続編として、衿沢世衣子の『2年1組 うちのクラスの女子がヤバい』がある。

正式名称
うちのクラスの女子がヤバい
ふりがな
うちのくらすのじょしがやばい
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
レーベル
トーチコミックス(リイド社)
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

擬星 (ぎぼし)

八麻利と同じ高校の1年1組に在籍する男子。八麻利と共にクラス委員を務めている。女子との会話や接点が自然に増えるクラス委員の仕事にチャンスを見いだし、力を注いでいる。思春期女子にのみ発現する「無用力」のことを知っているが、クラスの女子すべての無能力を把握しているわけではない。とある事情から、音楽が趣味の従姉に借りた文字入りTシャツを制服の下に着ていたが、これがきっかけで八麻利が持つ無用力を知る。愛称は「ギッちゃん」。

八麻利 (やまり)

擬星と同じ高校の1年1組に在籍する女子。黒のロングヘアを二つのおさげにまとめている。擬星と共にクラス委員を務めている。「人間の服や体の筋肉が透けて見える」という無用力が発現するが、この状態になるとクラスメートの見分けがつかなくなるために困っている。走ったあとなど心拍数が上がったときに発動してしまうが、自力でコントロールすることはできない。あるきっかけで、この無用力を擬星に打ち明ける。

続編

2年1組 うちのクラスの女子がヤバい (にねんいちくみ うちのくらすのじょしがやばい)

衿沢世衣子の代表作『うちのクラスの女子がヤバい』の続編。思春期の女子全体の2%が、まったく役に立たない謎の能力「無用力」を一時的に保持している世界を舞台にしている。クラスの女子全員が無用力を持っている... 関連ページ:2年1組 うちのクラスの女子がヤバい

書誌情報

1年1組 うちのクラスの女子がヤバい リイド社〈トーチコミックス〉

(2022-07-29発行、 978-4845861330)

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