じゃりン子チエ

じゃりン子チエ

原作は「漫画アクション」に連載された同名漫画。アニメ映画化などもされた。

正式名称
じゃりン子チエ
ふりがな
じゃりんこちえ
原作者
制作
東京ムービー新社
放送期間
1981年10月3日 〜 1983年3月25日
放送局
TBS
話数
64話
ジャンル
ギャグ・コメディ
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概要・あらすじ

大阪は西成区の西荻町。母は家出し、父のテツは働かない。そんな中、ホルモン焼き屋の経営を自らする少女チエ。売り上げをくすねようとする父や周囲のバカな大人たちや学校でのトラブル、ペットの猫同士の抗争等々、様々な珍騒動に巻き込まれ、チエの日常は息つく暇がないのであった。

登場人物・キャラクター

竹本 チエ (たけもと ちえ)

ホルモン焼き屋「チエちゃん」を営む小学5年生。赤い髪留めがトレードマーク。いつも下駄を履いている。駆けっこや喧嘩など、運動神経抜群で店の売りあげ計算のためか算数、そろばんが得意。いつも周囲の大人の騒動に巻き込まれ「ウチは日本一不幸な少女や」というのが口癖。

百合根 光三 (ゆりね こうぞう)

博打屋「遊興倶楽部」を営んでいたが、テツに賭場を荒らされ、愛猫アントニオを失ったショックで足を洗い、アントニオの好物だった、お好み焼き屋「堅気屋」を開く。温厚な性格だが、飲酒量が1升を越えると人格が豹変、手がつけられないほど凶暴になる。

竹本 菊 (たけもと きく)

チエの祖母。チエの店の近くでホルモン屋を営んでいる。喧嘩早くて短気で、作中で喧嘩最強の人間。拳で椅子をブチ抜く「正拳イスぶち抜き」が特技。テツ同様、かつては近隣のヤクザに恐れられていた。

カルメラ兄 (かるめらあに)

カルメラ焼きの屋台を引いていたコンビの兄貴分。額に傷跡のある坊主頭の元キックボクサー。かつてトレーナーだった兄弟分、カルメラ弟とともにテツにいつもこき使われている。

おジィ

本名不明。チエの祖父。テツに甘く、すぐ小遣いを渡してしまう。心臓が弱く、ショックを受けると過呼吸気味になる。

平山 ヒラメ (ひらやま ひらめ)

チエの同級生で親友。努力家だが周囲に「ドン臭い」と思われるのを気にしている。相撲が強く、絵画ではコンクールで金賞を受賞した。すさまじい音痴で、彼女の歌を聴いたものは無事ではすまない。

花井 拳骨 (はない けんこつ)

テツの小学校時代の担任で、豪快な性格。テツとヨシエの仲人を務めた人物でもあり、定年後は著述業にいそしむ。

竹本 ヨシエ (たけもと よしえ)

チエの母。しばらく家出状態であった。控えめなタイプだが、テツはヨシエと2人きりになるとガチガチになる。酒を飲むと笑い上戸になる。競争が早かったり、喧嘩を一喝して収束させるなど芯の強い一面も見せる。

アントニオJr. (あんとにおじゅにあ)

お好み焼き屋の愛猫、アントニオの息子。小鉄を父の敵を狙うが対決の後和解。キザな性格である。

小林 マサル (こばやし まさる)

チエの同級生。学級委員を務める優等生だが、チエやヒラメをいつもからかっている。すぐチエにやられてしまうが、その恨み辛みを「悪口ノート」に書き込んでいる。

小鉄 (こてつ)

チエの家に転がり込んできた猫。額に三日月の傷がある。チエの命名を気に入らず言うことを聞かぬところがテツにそっくりだと、「小鉄」と言う名になる。掃除やソロバンまでこなすが、かつては「月の輪の雷蔵」などの名で呼ばれた最強の猫で、必殺技は「必殺タマつぶし」。

竹本 テツ (たけもと てつ)

チエの父親。博打と喧嘩が好きで、無職でいつもブラブラしている。近辺のヤクザからカツ上げするのが趣味。表情にすぐ出てしまうため、博打は弱い。酒は1滴も飲めず、大の甘党。黒シャツに腹巻きがトレードマークだが、腹巻きを外すと腹を壊すのが弱点。 花井とオバアには滅法弱い。

クレジット

原作

チーフディレクター

脚本

城山昇

作画監督

才田俊次

音楽

風戸慎介

アニメーション制作

東京ムービー新社

原作

じゃりン子チエ (じゃりんこちえ)

小学5年生の竹本チエが、子供だてらにホルモン屋を切り盛りし、ダメな大人の見本のような父親・テツと、さらに飼い猫の小鉄らと共に、強くたくましく生きる様子を、ユーモアとペーソスを交えて描いた人情喜劇。はる... 関連ページ:じゃりン子チエ

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