ひとりで生きるモン!

ひとりで生きるモン!

日常の生活を舞台に個性的なキャラクターを持った男女が繰り広げるハチャメチャを描いた4コマ形式の漫画。文庫本のしおりに掲載され、その後、「それでもひとりで生きるモン!」として雑誌に連載された。

正式名称
ひとりで生きるモン!
ふりがな
ひとりでいきるもん
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
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概要・あらすじ

学校や会社で日常生活を送る中で出会う美女美男子だって、頭の中はエッチでくだらない妄想でいっぱい。優等生に見える森川さん、ムダをこよなく愛するサラリーマン・ムダマン、迷走しまくりのアラフォーOLの下尾洋子、高円寺で働かずに1日中アパートにいるタカシ。様々な人々がブラックな笑いとエッチなネタで周囲を驚かせているのだった。

登場人物・キャラクター

森川 (もりかわ)

「森川さん」シリーズに登場。前髪を左側にピンで留め、黒髪が綺麗なメガネ美少女。いつも無表情で冷静沈着。女子のシモネタにドストレートな表現で言い放ち、クラスメイトをドン引きさせる。それは教師に対しても容赦はない。彼女をからかうために告白してきた男子生徒を下僕になれと言ってひれ伏させたこともある。

白川 (しらかわ)

「森川さんVS白川さん」シリーズに登場。美人だが死んだような目をしており、クラスメイトの女子の発言に常に悲観的なことを言い返す。さらに、そこに森川さんが現実的なツッコミを入れている。

桶狭間 麗華 (おけはざま れいか)

「桶狭間麗華先生」シリーズに登場。ハードエッチ系のBL漫画家。三つ編みに大きなメガネ、ロリータ服を着て漫画執筆にいそしんでいる。執筆中はくだらないことを考えていることが多い。締切りを厳守し、すでに2年先分の原稿があがっている。恋をしたことがなく、ときめきを求めている。

柿ノ種ピー子 (かきのたね ぴーこ)

「新人マンガ家新春シャンソンショー」シリーズに登場。東京の下町育ち。雑誌に投稿した自分で描いた少女漫画が賞を取り、デビューが決まった。下町なので、近所にあっという間に伝わってしまい、お祭り騒ぎになってしまう。初の単行本発売もこっそり買うつもりが、地元の本屋で買い占められ、家族が近所に配っていた。

桜ノ宮エリカ (さくらのみや えりか)

「転校生エリカ」シリーズに登場。大きな目と頭の上で2つに結んだくりくりパーマの髪がチャームポイントの小学生。めちゃくちゃかわいく、男子生徒にちやほやされているが、好きな食べ物が犬、お母さんは女ではない、と言動は謎めいている。

ニャン子 (にゃんこ)

「私の妻」シリーズに登場。最近、ニャン男にプロポーズされ、結婚した。ニャン男の発言に対して涙を浮かべるが、それは彼に感動しているのではなく、核兵器問題、日本政府の金融問題、パレスチナの平和についてなどまったく関係ないことを考えての涙である。

駄才 治 (だざい おさむ)

「文豪ナイスプレイ」シリーズに登場。いつも悩みまくっている文豪。スランプ、愛人問題、創作疲れといつも絶望している。遺書も何度も書いており、後世、娘が勝手に編集部にまとめさせ、その数は五巻にまとまるほどだった。

ヤナギヤ

「落語刑事ヤナギヤ」シリーズに登場。落語を愛する刑事。いつも着物を着て、べらんめえ口調で話す。道案内をするにも落語調、現場の座布団が気になる、事情聴取は大喜利、といろいろ面倒くさい。

長岡もえな (ながおか もえな)

「もえな武芸帖」シリーズに登場。有名なお嬢様学校のK女子学院の女生徒。祖母が旧家の出の生粋のお嬢様だが、なぜか口調は侍言葉。母が真剣を扱う剣道場をやっていて、学校の部活はテニス部。目が大きく三つ編みをしている美少女である。

ムダマン

「私の彼はムダマン」シリーズに登場。世界5か国の時間に合わせた腕時計を5本していたり、車がないのに運転手を雇ったり、せっかく取った有休を会社で過ごしたり、無駄なことをするのが大好き。見た目はフツーのサラリーマン。

タカシ

「高円寺物語」シリーズに登場。無職の若者。彼の就職を冷めた目で心配するユミという彼女がいる。ボロいアパートに引きこもってビールを飲みながらTVを観たり、ゴロゴロしたりして過ごしているダメ男。

下尾 洋子 (しもお ようこ)

「下尾洋子 39歳」シリーズに登場。バリバリのキャリアウーマンだが、私生活は恋も何もない独女。髪を後ろで一本で結び、地味な服装をしている。このたび昇進が決まり、部長になった。部下に「洋子ちゃん」と呼ばれ赤くなるかわいらしい一面もある。今まで付き合っていた男はエリートで大口を叩いていたが、今はみんな求職中らしい。

ミリ

「アイドル時代」シリーズに登場。新人アイドル。天真爛漫で、ラジオの生番組中に下ネタを気づかず言ってしまうほどの天然。マネージャーに言われたとおり、下ネタでも素直にハキハキ答え、周りを困惑させている。しかし最近では飾らない言動の中に核心をつく発言もあり、ブレイクの兆しが見えている。

吉田 (よしだ)

「先生のお仕事場拝見!」シリーズに登場。漫画家。肩までの髪をパーマしていて、顔立ちは地味目。久しぶりに会った幼馴染とカフェをしたりもする。漫画家の生活を話しているかと思いきや、三角関係のもつれで壮絶な修羅場を経験していた。

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