ほんやら洞のべんさん

ほんやら洞のべんさん

雪深い越後を舞台に漫画家の青年と宿屋の主人の交流を描いた旅マンガ。

正式名称
ほんやら洞のべんさん
ふりがな
ほんやらどうのべんさん
作者
ジャンル
旅行
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概要・あらすじ

雪深い越後のべんさんの宿を舞台に、売れない漫画家の青年と客が来ない宿屋の主人べんぞうの交流を描く。互いの不幸な境遇が奇妙な連帯感を生む様子がユーモアたっぷりに描かれる。つげ義春が越後に旅行して生まれた、「旅もの」のひとつ。

登場人物・キャラクター

青年 (せいねん)

売れない漫画家。寂れた宿に泊まるのが好き。正月早々、雪深い越後を訪れ、町はずれのべんさんの宿を訪ねる。

べんぞう

越後で客の来ない宿を経営している。手ぬぐい鉢巻と腹巻姿。錦鯉の養殖をする妻の実家が、宗教に凝っているのが気に入らず、しばしば鯉を盗んで憂さを晴らす。

べんさんの娘 (べんさんのむすめ)

べんぞうの娘で4つか5つの少女。豊作を祈る行事である鳥追いの途中で、錦鯉を盗みにきたべんぞうと青年に遭遇する。

場所

べんさんの宿 (べんさんのやど)

『ほんやら洞のべんさん』の舞台となる宿。越後魚沼郡のとある町はずれにある。主人であるべんぞうが屋根の雪下ろしをしないため、ホンヤラ洞という雪のカマクラのような格好になっている。

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