モト子せんせいの場合

モト子せんせいの場合

地味で奥手な少女漫画家・樹山モト子は、次々に結婚していく周囲に焦りながらも、仕事一筋に生きていこうと決意していた。だが、思わぬところで過去の失敗の思い出を共有する高寺と出会い、次第に惹かれていく。

正式名称
モト子せんせいの場合
ふりがな
もとこせんせいのばあい
作者
ジャンル
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概要・あらすじ

地味で奥手な23歳の少女漫画家・樹山モト子は、学生時代のコンパでの失敗がトラウマとなり、恋に背を向けて仕事一筋で生きていこうと考えていた。そんな折、新しくついた担当編集高寺がそのコンパで出会った男だということがわかり、モト子高寺を意識し始める。

登場人物・キャラクター

樹山 モト子 (きやま もとこ)

めがねをかけた地味で奥手な性格の少女漫画家。23歳。恋愛経験はまったくないが、恋愛ものの漫画を描いている。S女子短大に通っていた学生時代、みえ子に呼ばれたK大とのコンパで泥酔してしまい、気付いたらつばめが丘の見知らぬ青年の家に居たことから、真偽は不明ながらも意識がない状態で処女喪失してしまったのではないかずっと気にしている。 そのため恋愛に心が向かず、仕事一筋で生きていこうと決意していた。親からは見合いを勧められている。主婦のお友社という出版社から出ているギャルズの友という雑誌に連載を持っている。担当編集は田村だったが、高寺に変わった。

高寺 (たかでら)

出版社主婦のお友社のギャルズの友編集部に配属になったばかりの青年。少女漫画はまだ勉強中。K大卒。田村に代わり、新しく樹山モト子の担当編集となった。つばめが丘に住んでいる。学生時代、S女子短大とのコンパ後、泥酔した女子学生を泊めたことがある。

みえ子 (みえこ)

樹山モト子の学生時代からの友人である女性。現在はOLだが、モト子の漫画アシスタントも兼業している。近々結婚の予定があり、仕事ばかりしているモト子を心配している。

ゆみ子 (ゆみこ)

樹山モト子の学生時代からの友人である女性。現在は家事手伝いで、モト子の漫画アシスタントもしている。付き合っている男性がおり、結婚予定もあるが、モト子には黙っていた。

ケミちゃん

樹山モト子の漫画アシスタントに来ている女子大学生。漫画研究会に所属している。彼氏持ち。キスまでは経験したことがある。

藤川 (ふじかわ)

樹山モト子、みえ子、ゆみ子の学生時代の知り合いの女性。旧姓「今関」。学生時代はモト子に輪をかけて地味だったが、現在は結婚しており、姓が「藤川」となっている。

田村 (たむら)

。出版社主婦のお友社の雑誌ギャルズの友編集部の編集。樹山モト子の元担当。モト子のラブコメの才能を買っている。

倉石 剛一郎 (くらいし ごういちろう)

樹山モト子が見合いをした相手の男性。見合いならば、感情に流されずにパートナー選びができると考えている。漫画は『サザエさん』くらいしか読んだことがない。

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