大阪豆ゴハン

大阪豆ゴハン

大阪梅田界隈の古い屋敷に住む個性的な4人姉弟と長女の夫およびその周囲の人々の生活を描くお気楽日常漫画。

正式名称
大阪豆ゴハン
ふりがな
おおさかまめごはん
作者
ジャンル
日常
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概要・あらすじ

大阪梅田界隈の古い屋敷に住む安村四姉弟と長女の夫湯葉勘三郎。お気楽な4人の姉弟とユニークな周囲の人々は、大阪人特有ののりで毎日楽しく愉快に過ごしていく。

登場人物・キャラクター

湯葉 加奈子 (ゆは かなこ)

『大阪豆ゴハン』の主人公のひとり。安村四姉弟の長女。30代。離婚歴有りで、一級建築士の湯葉勘三郎と再婚し、大阪梅田界隈にある安村家の古い屋敷に妹弟たちと同居中。幼いころから妹弟の面倒を見てきた世話好きの女性。家事大好きでまめな性格。弟の安村松林とほとんど同じ顔をしている。

湯葉 勘三郎 (ゆは かんざぶろう)

『大阪豆ゴハン』の主人公のひとり。湯葉加奈子の夫。建築会社に勤める一級建築士。北陸出身。趣味はラグビー。加奈子がラグビーの試合に弁当を作って応援に来たことから知り合った。結婚当初は加奈子と新居をかまえていたが、1年後義理の両親から、梅田界隈の築百年の屋敷の管理を押し付けられ、妹二人、弟一人と同居することになった。 好物は卵の煮抜き。愛車はルノー5ターボⅡとランチア・デルタ。名前と外観のモデルは、ラリー・ドライバーのユハ・カンクネン。

安村 松林 (やすむら しょうりん)

『大阪豆ゴハン』の主人公のひとり。安村四姉弟の長男で末っ子。芸術大学でバイオリンを学んでいる。のんびり屋でものぐさだが世渡り上手。ぼーっとした性格で寝てばかりいるが、こと音楽に関しては真面目に取り組んでいる。好物はイカゲソ。長女の安村加奈子とほとんど同じ顔をしている。愛用のバイクはベスパ。

安村 美奈子 (やすむら みなこ)

安村四姉弟の次女。アパレル関係の店舗のディスプレイを仕事としている。手先が器用で、洋服の仕立てを得意とする。本当は大工になりたかったが、高所恐怖症で梯子に登れないため断念した。かつて結婚詐欺にあった経験があり、軽く男性に絶望していた。後、湯葉勘三郎の友人大清水龍太郎に惚れられアプローチされる。

安村 菜奈子 (やすむら ななこ)

安村四姉弟の三女。レーシング・チームのマネージャーで、ほとんど男と言われることが多い女性。かつてはダートトライアルの選手で、入れあげすぎて大学を中退した。愛用のバイクはヤマハTDM。空腹に弱く、おなかが減ると何もできなくなる。天候の変化にも弱く、雨降り前に眠りに落ちる体質である。

チコ

『大阪豆ゴハン』に登場する猫。ビョルン・ワルデガルドが本名だが、誰もその名前で呼ばない安村家の飼い猫。近所でも評判の何もしない猫。快適な場所を見つけるプロで、よく安村松林と一緒に昼寝している。

大清水 龍太郎 (おおしみず りゅうたろう)

湯葉勘三郎の大学時代からの友人。実家はべらぼうな資産家で、美術商を営んでいる。バツイチ。離婚の原因は妻の浪費だった。所有するビルの最上階にある自宅で多くの植木を育てている。安村家に出入りするうちに安村美奈子のことが好きになり、アプローチするようになった。かつて家出して板前をしていた時期があり料理が得意。 河豚の調理師免許も持っている。外見のモデルはラリー・ドライバーのヘンリ・トイボネン。

吉備巻 入鹿 (きびまき いるか)

安村美奈子の同僚でディスプレイの仕事をしている。限りなく女に近い男。身長190センチの巨漢だが心は乙女で女言葉で話す。しかし、ニューハーフやオカマ扱いされると憤慨する。美奈子とは10年来の腐れ縁。愛車はフィアット・チンクチェント。名前の由来はWRCのコ・ドライバーイルッカ・キビマキからとられている。

岡崎 徹 (おかざき とおる)

安村松林の幼馴染でバイク仲間。実家はお寺で、父親を早く亡くしていることから若くして得度し、坊さんとして家の手伝いをしている。愛用のバイクはホンダNSR。

大内社長 (おおうちしゃちょう)

安村菜奈子がマネジャーをしているレーシング・チームの社長。長髪口髭の中年男性。異常な草野球好きで、女好きだが、経営手腕には長けており、バブル崩壊を乗り切って堅実にレーシング・チームを運営している。

岩橋 ヘルムト 雅雄 (いわさき へるむと まさお)

湯葉勘三郎が勤める設計会社の後輩。ドイツ人と大阪人のハーフ。大変な美形だが、行動はコテコテの大阪人。英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語の四か国語が話せるが、日本語は大阪弁しかしゃべれない。

沢田 研三 (さわだ けんぞう)

湯葉勘三郎が勤める設計会社の3年後輩。顔面の中に普通サイズより大きな目と鼻と口がつまっていて何となく面積上お得な感じがすることから「特用」というあだ名がついた。南港ポートタウンに住んでいる。ちょっと手足が短いが男前。田舎育ちでゴキブリやクモといった昆虫を持つことに抵抗がない。

よ~会うオッサン (よ~あうおっさん)

安村美奈子の知り合いの社長。名前は不明。貿易関係の仕事をしている。あらゆるところで出くわし、目撃されることから「よ~会うオッサン」と呼ばれている。パリ・ダカール・ラリー観戦にアフリカに行っていた安村菜奈子の友人が撮った写真に偶然映り込んでいたこともある。愛車はバブル期に買ったフェラーリのGR.Bカー。

代表者 (だいひょうしゃ)

安村美奈子が所属する事務所の代表者。もうすぐ38歳。短髪に丸いサングラスの怪しい風体だが、一応社長。たまにスーツを着ると、普段のラフな格好の時より更に怪しく見える人物。見かけによらず華道師範の免許を持っている。

徳田 則夫 (とくだ のりお)

湯葉勘三郎の会社の後輩。年齢の割には頭髪がかなり薄くなっている外見。フランスの帰国子女で日本の会社になじめない時期があった。その頃よく逃避していた百貨店の屋上で30万円のインコを買って帰り、奥さんに怒られた経験がある。既婚で息子がひとりいる。趣味は昆虫採集。

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