ウイングマン

ウイングマン

ヒーローに憧れる少年、広野健太が、異世界からやってきた少女、アオイによって力を授かり、正義の使者、ウイングマンとして活躍していくコメディチックヒーロー活劇。桂正和の初連載作品にして代表作。

正式名称
ウイングマン
ふりがな
ういんぐまん
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
レーベル
集英社文庫コミック版(集英社)
巻数
既刊7巻
関連商品
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あらすじ

変身(第1巻~第2巻)

ヒーローにあこがれる中学生、広野健太は、学校からの帰宅途中に空から落ちて来た少女と出会う。彼女を家に連れて帰った健太は、その少女、アオイが持っていたドリムノートに、自身が考えたヒーロー、ウイングマンを描いた事で、本当にウイングマンへの変身能力を手に入れてしまう。アオイは異次元世界、ポドリムスから健太達の住む世界へと逃げて来た少女であり、ドリムノートは書いた事が現実になるという、まさに夢のノートだった。ドリムノートはアオイの父親であるドクターラークが開発したものだったが、そのドリムノートを利用してポドリムス征服を目論むリメルから、ドリムノートを守るために逃げて来たのだった。アオイと共にポドリムスへと向かった健太は、ウイングマンとして戦うが、リメルの腹心であるキータクラーに歯が立たずに、元の世界へ戻って来る。そんな健太達の前にポドリムスからの刺客が次々と送り込まれ、ついには健太の通う学校にまで迫るが、健太はアオイと共にドリムノートを守るために戦うのだった。

ポドリムスからの刺客(第3巻~第4巻)

広野健太は、リメルに送り込まれたポドリムスの刺客と学校で戦った事から、「ヒーローアクション部」の活動に勧誘される。学校の教師に化けて健太に近づいたキータクラーも顧問として「ヒーローアクション部」に参加し、リメルより授けられた新たな刺客、ティールと共に健太の持つドリムノートを狙うのだった。首尾よくドリムノートを手に入れたキータクラーは、そのノートにウイングマンへと変身できる内容が書かれている事に気づく。死闘の末にティールを倒した健太だったが、ドリムノートは半分に破れてしまい、片方はリメルの手に渡ってしまう。リメルは部下のドクターアンバランスに命じてドリムノートの解析を行い、書いた内容を消す事ができるドリムイレイサーを開発。これを用いてウイングマンに変身できる内容を消してしまった。

夏になり「ヒーローアクション部」の合宿のために海を訪れた健太達に、ポドリムスからの刺客が襲い掛かる。敵を前に変身を試みる健太だったが、ドリムノートの内容が消されてしまっているために変身できない。そんな時、ドリムノートの開発者であるドクターラークは、ドリムノートを守ってくれた礼にと健太に再び変身能力を与え、そして彼が思いを寄せる小川美紅にも力を授けるのだった。ウイングマンとしての力を取り戻した健太はポドリムスからの刺客を倒す。

ウイングガールズ結成(第4巻~第5巻)

広野健太らの「ヒーローアクション部」に、テレビ出演の依頼が舞い込んできた。アイドル美森くるみの出演する番組でヒーローショーをする事になり、そのためのエキストラとして採用されたのだ。だが、そこへもリメルの指令で新たなるポドリムスからの刺客、ザシーバが現れる。テレビ局のスタッフを始め、一般人が多くいる中、ウイングマンとして戦う健太だったが、ザシーバの前に苦戦を強いられる。だがそこへ謎の戦士が登場し、健太をサポートしたためザシーバは撤退する。

京都へと修学旅行にやって来た健太達は、偶然テレビのロケで京都に来ていたくるみと再会するが、くるみのマネージャーに化けていたザシーバと再び交戦する。健太を巡る数々の異変に巻き込まれていた布沢久美子は、「ヒーローアクション部」の森本桃子アオイ小川美紅に声を掛けて、共に「ウイングガールズ」として健太を支援しようと持ち掛ける。アオイの協力もあり、「ウイングガールズ」としての力を得た久美子達と共に再びザシーバに挑む健太は、新必殺技「デルタエンド」でザシーバを倒す事に成功するのだった。

逃亡者ナアス(第5巻~第6巻)

広野健太達の通う中学校に「斉藤辰夫」という転校生がやって来る。転校早々にアオイに「会いたかった」と声を掛ける辰夫の正体は、アオイと同じポドリムスから来たナアスだった。ポドリムスでアオイと恋人同士だったナアスは、リメルから逃げて来たのだという。かつての恋人の登場に心が揺れるアオイ。しかしナアスは、実はリメルからの指令を受けてドリムノートを手に入れるべく送り込まれた刺客だった。ナアスの事を信じたいアオイは、健太とのあいだに亀裂を生じさせてしまう。そして、ナアスに従ってポドリムスに戻る決心をしたアオイは、健太の前から姿を消す。慌ててアオイを探す健太の前にナアスが現れ、さらにアオイに命じて健太を襲わせる。アオイと敵になってしまった健太だったが、ナアスを信じるアオイの気持ちを考え、ドリムノートを返してポドリムスに戻るように伝える。だがそれはナアスの罠であり、彼はアオイにもその刃を向ける。アオイを騙していたナアスに対して怒りを爆発させた健太は、「デルタエンド」でナアスを倒すが、かつての恋人の死にアオイは涙するのだった。

りろとラガール(第6巻~第7巻)

ナアスの一件で、アオイとの距離が縮まった広野健太。そんな健太の通う中学校にまたしても転校生がやって来た。彼女は「りろ」と名乗り、健太達よりも1学年年下のクラスに転校して来た。転校するや否やアオイや小川美紅を「お姉様」と慕うりろは、「ヒーローアクション部」のメンバーと共にバンドを結成する。この世のものとは思えない歌声に魅了される健太の周囲の人々。ついにはテレビをも巻き込んだ社会現象にまで発展するが、実はりろもまたリメルによって送り込まれた、ドリムノートを狙う敵だった。だが、これまでの敵とは違って、暴力によるドリムノートの奪取ではなく、歌声による奪取を目指すりろは、リメルの方針と対立していた。リメルはりろを監視するためにラガールという戦士を送り込み、健太とドリムノートを狙う。リメルのやり方に嫌気がさしたりろは、アオイの説得もあり、健太と協力してラガールを倒す。

神矢三兄妹(第7巻~第8巻)

春になり、3年生になった広野健太達。「ヒロダー」と名乗る正義の味方に憧れる少年が新入生として入学し、早速健太と対立する。そんな折、健太達のクラスには神矢麗一、麗人、麗奈の三人の兄妹が新たにやって来た。ポドリムスから送り込まれた彼らの目的は、健太、アオイ小川美紅の関係を分断させる事にあった。麗一はアオイに近づき、麗人も美紅を言葉巧みに誘惑する。そして健太には麗奈が近づき、自身には爆弾が仕掛けられており、麗一と麗人はポドリムスにあやつられているのだと話す。その話に乗せられた健太はアオイ達と対立するが、布沢久美子達仲間の協力で麗一達の企みを看破する。分断作戦が失敗に終わったとみるや、麗一達は強力な戦士としての本性を現し、健太達に戦いを挑むが、アオイ達の信頼を取り戻した健太の敵ではなかった。

リメルとの決戦(第8巻~第9巻)

ついにポドリムスに乗り込んでリメルとの決戦に挑む事を決意した広野健太は、アオイと共にポドリムスへと突入する。だがリメルによってドリムノートのパワーを封じるリングをはめられてしまい、ウイングマンへと変身する事ができなくなってしまう。さらにアオイがリメルによって連れ去られてしまったため、健太は一人でリメルの仕掛けた罠に挑む事となる。苦難の末にリメルの待つ部屋にたどり着いた健太は、ドリムノートのパワーを封じるリングが破損した事に気づき、ついにウイングマンへと変身、リメルを新兵器「ソーラーガーダー」で倒す。だがそのリメルは影武者だった。本当のリメルはアオイの父親、ドクターラークに化けてアオイに襲い掛かる。リメルを裏切ったキータクラーと共にリメルとの最終決戦に臨んだ健太は、リメルに体を乗っ取られながらも、その精神力でリメルを倒す。しかし、アオイは平和になったポドリムスに残る事を選び、健太はアオイと別れる事になる。

新たなる敵(第9巻~第10巻)

アオイと別れた広野健太だったが、彼女の事を忘れる事ができずにいた。そんなある日、健太の住む町で女性が血を吸われるという事件が起こる。さらに、健太の家のとなりにはアオイに似た女性が引っ越して来たため、健太はリメルが死んでいなかったのではないかと調査を始める。だが、一連の事件は地球を狙うライエルの放ったコウモリプラスの仕業であり、アオイに似た女性は本当にポドリムスから戻って来たアオイだった。アオイはポドリムスがライエルによって侵略され、地球に父親のドクターラークと共に逃げて来たのだという。健太はアオイと共にコウモリプラスを追いかけるが、すでに森本桃子をはじめ健太の周囲にもコウモリプラスの被害は広がっていた。コウモリプラスは血を吸った人間を意のままにあやつる事ができるのだ。健太はコウモリプラスを追跡するあいだに、ライエルとその部下であるドクターヴィムと遭遇し、地球を狙うライエルの目的を知る。健太はコウモリプラスを倒し、地球を守る決意を新たにするのだった。

バルド将軍(第10巻~第11巻)

ライエルの率いる軍の本拠地にバルドという将軍がやって来た。コウモリプラスを倒したウイングマンこと広野健太を倒す事を命じられたバルドは、真次という男性に変身して健太の仲間である布沢久美子に近づく。真次の事を好きになってしまった久美子は、彼の正体がバルドとは知らずに健太の秘密をすべて話してしまう。バルドは手下のスノープラスと共に町を凍らせ、自分はウイングマンに変身した健太と対決するが、剣を折られて退却する。町を氷漬けにする作戦を続けるスノープラスだったが、健太に勝つ事はできずに倒される。バルドの次の作戦は磁力をあやつるマグネットプラスを利用し、人間達に磁力入りのチョコレートを食べさせるというものだったが、自分が利用されていた事を知った久美子によって、そのチョコレートを食べさせられてしまう。マグネットプラスの磁力攻撃に巻き込まれてしまったバルドは、健太にも敗れてやむなく撤退。マグネットプラスも健太に倒される。

食べられた夢(第11巻~第12巻)

ライエルは、広野健太ことウイングマンを倒す方法をキータクラーから聞き出す。それは、ウイングマンが「ヒーローになりたい」という健太の夢から生まれたため、その夢をなくしてしまうというものだった。ライエルはドクターヴィムに命じてバクプラスを送り込み、健太の夢を食べてしまう。そうとは知らない健太は、高校への受験を控えつつも小川美紅アオイとのあいだで揺れ動いていた。ウイングマンの夢を食べられた健太は、ウイングマンに変身する事を忘れてしまうが、そこへバクプラスを連れたドクターヴィムが現れる。アオイの協力によってウイングマンの夢を取り戻した健太はバクプラスと戦うが、そんな中、多くの夢を食べ過ぎたバクプラスはドクターヴィムも制御できずに暴走してしまう。健太はドクターヴィムからバクプラスの弱点を聞き出し、バクプラスを倒す事に成功するのだった。

大攻撃(第12巻)

ウイングマンに手を貸してバクプラスを倒されたドクターヴィムは、バルドの姉であるバルダによって拘束される。バルダは、ウイングマンを倒すために最強ロボットであるガルダンと共に地球へと出撃、健太と交戦する。ガルダンはテレビ中継を通してライエルが地球を征服しようとしている事を伝え、3日以内に返答しなければ攻撃すると宣戦布告する。運命の3日後は健太にとって中学の卒業式でもあった。ライエルは学校ごと人質にとって健太に揺さぶりをかけ、さらにバルダによって小川美紅がさらわれてしまう。健太はガルダンと対決、これまでの戦いから健太のデータを分析していたガルダンに苦戦を強いられつつもこれを倒し、バルダも続けて撃破するが、美紅はライエルによって連れ去られてしまう。

正義の味方(第13巻)

ついにライエルの総攻撃が始まった。健太は地球を守るため、自分以外の人間達もウイングマンに変身できるようにドリムノートに書き込み、ウイングマン軍団となった地球の人々は一丸となってライエル軍に戦いを挑む。健太はライエル軍の本拠地に突入し、美紅を救出に成功。追い詰められたライエルは健太との直接対決に臨み、ついにライエルは健太の前に敗れるのだった。ライエルを倒し、地球を守り抜いた健太は真のヒーローとなった事を喜ぶが、そこへキータクラーが現れる。キータクラーは健太が真のヒーローとなる時を待っており、その健太を倒す事を目的としていたのだ。こうして健太は、キータクラーとの最後の戦いに挑む。

登場人物・キャラクター

広野 健太 (ひろの けんた)

ヒーローに憧れ、自前の変身スーツなども作成する純情な少年。頭は良くないが機転を利かせることがあり、正義感も強い。意外と女子にモテるが鈍感。とある日の帰り道にアオイと遭遇したことで、ウイングマンとして世界征服を企むリメルとその部下達と戦いを繰り広げることになる。想像力も豊かで、ウイングマンの武器等は自分で考案している。 当初はウイングマンの性能に体が付いていかずに苦戦していたが、日々の鍛錬によって彼自身も成長していく。クラスメイトで後にガールフレンドとなる小川美紅に首ったけだったが、途中からアオイに対しても胸の高鳴りを覚えるようになる。

ウイングマン

広野健太がドリムノートの力によって変身した姿。三次元では10分間しか持続することが出来ない。変身の合言葉は「チェンジ」と「ウイング」を掛けた「チェイング」。ドリムノートに追記をする限り性能が向上するため、次第に強化されていくことが特徴。後に翼を生やして飛行することも可能になった。 必殺技・デルタエンドは、分身を二体作りだして対象を三角錐状の「デプスゾーン」で囲い、「ショック」の掛け声とともに範囲内を起爆させる大技であるが、変身持続時間が3分を切らないと使えないというネックがある。

アオイ

世界征服を企むリメルによって狙われた父親の発明品・ドリムノートを守るために異次元世界・ポドリムスから三次元世界へとやってきた少女。気が強い性格であり、超能力・ディメンションパワーの使い手。一心にヒーローに憧れる広野健太に呆れつつも彼と共に戦っていき、その中で次第に健太に惹かれていくことになる。 彼のことはケン坊と呼ぶ。小川美紅、森本桃子、布沢久美子と共にウイングガールズの一員。夢あおいとは、学校に通う時の偽名である。

小川 美紅 (おがわ みく)

広野健太のクラスメイトで保健委員。内気だが可愛らしい少女。保健室に運ばれた健太を養護教諭の代わりに介抱したのをきっかけに仲良くなる。その後、ウイングマンとして活躍する健太に心惹かれていき、やがて両思いだということが分かると交際することになる。また、彼女自身もドリムノートによってヒーローの力を得ており、後にウイングガールズのメンバーとしてウイングマンと共闘していく。

森本 桃子 (もりもと ももこ)

広野健太が通う中学校の部活・ヒーローアクション部に所属し、セイギマンのピンクを担当する少女。そばかすが特徴的で、引っ込み事案な性格。実は小学生の時に健太と出会っており、その時以来彼に恋をしている。後にドリムノートによってヒーローの力を手に入れ、ウイングガールズの一員としてウイングマンと共闘していく。

布沢 久美子 (ふざわ くみこ)

新聞部に所属し、噂話に敏感な少女。広野健太のヒーローごっこに目を付け追跡する内に、彼が本物のヒーローと知ってしまう。その後ドリムノートの力を借りてヒーローの力を手に入れ、ウイングマンと共に戦う少女たち・ウイングガールズの結成を提案した。普段はメガネをかけているが、変身後は視力が大幅に上がる。

美森 くるみ (みもり くるみ)

日本で一番の人気を持つとも言われるアイドル歌手。広野健太が招待されたクイズ番組で共演し、収録はシードマンの乱入で混乱を極めたものの、健太がヒーローだということを知る。それ以来、何かと彼のことを応援している。

ドクターラーク

アオイの父親であり、ドリムノートを開発したポドリムス人の天才発明家。ドリムノートがリメルの手に渡ることを恐れ、ノートと自身の記憶をアオイに託した。飄々としてイタズラ好きな性格。

リロ

ドクターアンバランスによって作りだされた人造人間であり、歌による催眠術の使い手。多少我儘だが明るい性格であり、幼い少女のような容姿をしている。最初はリメルの命に従い三次元人を操るも、ウイングマンの勇姿や尊敬するアオイのために裏切り、広野健太達の仲間となる。

リメル

ドリムノートを使った世界征服を企むポドリムス人。支配下に置くポドリムス人のディメンション・パワーを吸収しているため、強大な力を持っている。勝利の為には卑怯な手段も辞さない性格。

キータクラー

リメルの腹心。広野健太が通う学校に教師として潜入したこともあり、その時は北倉俊一と名乗っていた。一度ウイングマンに敗れて以降彼のことをライバル視しており、彼との決着を望むあまり手助けしたこともある。

シードマン

『ウイングマン』に登場する生物。ポドリムスにいた生物を改造したものであり、その種を地面に植えることで誕生する怪物のこと。リメル達が多用する。また、ディシードマンなる上位種も存在しており、こちらは知能を持ち合わせているため会話することも可能。

場所

ポドリムス

『ウイングマン』に登場する世界。アオイやリメルが元々住んでいた異次元世界であり、広野健太らが住む世界を三次元世界と呼ぶ。住民たちはディメンションパワーという超能力のような力を持っており、昆虫のような顔をしている。

その他キーワード

ドリムノート

ドクターラークが開発した、書いた夢を実現させるノート。世界征服を狙うリメルから守るためにアオイが三次元世界へと持ってきて広野健太の手に渡る。特別な付属ペンでのみ書くことが可能で、また専用の消しゴムも存在する。叶えるのは実現可能範囲内の夢であり、本人が心から望むこと以外には反応しない。

アニメ

夢戦士ウイングマン

ヒーローを熱烈に愛好する中学生・広野健太は、ある日異次元世界の少女アオイに遭遇、さらに不思議なノートを拾う。ふと思いついて自分の創作したヒーローをノートに落書きしたところ、健太はその通りの姿に変身。 ... 関連ページ:夢戦士ウイングマン

書誌情報

ウイングマン 7巻 集英社〈集英社文庫コミック版〉

第2巻

(1998-01-01発行、 978-4086173483)

第3巻

(1998-03-01発行、 978-4086173490)

第4巻

(1998-03-01発行、 978-4086173506)

第5巻

(1998-04-01発行、 978-4086173513)

第6巻

(1998-04-01発行、 978-4086173520)

第7巻

(1998-04-01発行、 978-4086173537)

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