アンライバルド NAOMI天下一

アンライバルド NAOMI天下一

舞台はNKY2770の銀河。スペース・テニスが宇宙の運命を支配する世界で、家族と共に宇宙を旅する15歳のナオミが、スペース・テニスで悪と戦い、宇宙一のプレイヤーになるまでを描いたファンタジーアクション漫画。宇宙の平和を守る「光の王」が不在の今、闇の星人、ゼッツ・ボーが勢力を強めていた。光のエレメント、RAIJIN(雷神)の力を持つナオミは、闇の力に操られた選手を倒し、光の王を目指す。主人公は実在するプロテニスプレイヤー・大坂なおみがモデルで、大坂なおみの姉の大坂まりが監修している作品。講談社「なかよし」2021年2月号から連載開始。

正式名称
アンライバルド NAOMI天下一
ふりがな
あんらいばるど なおみてんかいち
漫画
ジャンル
その他SF・ファンタジー
 
テニス
レーベル
講談社コミックスなかよし(講談社)
巻数
既刊2巻
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概要・あらすじ

NKY2770の銀河。ナオミは家族と宇宙船で惑星「FUJIN」にやってきた。そこはナオミが憧れているスペース・テニスプレイヤーのサラがいる惑星だ。サラは10歳の時に風エリアの王者になって以来10年間、その座を守り続け、風の女王と呼ばれていた。姉のマリと共に父からテニスを教わっていた15歳のナオミは、腰を痛めた父の代わりにサラの所属する名門クラブ、第一テニス・アカデミーへ行く。コーチの面接を受けようとしたが、未成年だからと断られ、代わりに特待生にならないかと誘われる。特待生の条件は、アカデミーのナンバーワンプレーヤー、ミカエルのサーブを10本中1本でも打ち返すこと。ナオミはアスリートとしての素質はあったが、試合経験はなく、スペース・テニスプレイヤーに必要な能力、エレメントもまだ持っていなかった。風のエレメントを持つミカエルは強く、あまりの力の違いに心が折れそうになるナオミ。「いつもの自分を取り戻して」とマリから励まされ、集中力が高まったナオミは、ミカエルの球にラケットが当たるようになってきた。最後の一球、ナオミは青い炎をまといながら、光のエレメント、RAIJIN雷(ライジンサンダー)を発動した。こうして光のエレメントを覚醒し、ミカエルとの勝負に勝ったナオミだったが、アカデミーには入会せず、アストロ・オープンに出場することに。このトーナメントに優勝すれば、憧れのサラと対戦ができる。しかし闇の星人、ゼッツ・ボーに操られた選手たちが、ナオミの前に立ちはだかるのだった。

登場人物・キャラクター

ナオミ

テニスが好きな女の子。明るく元気な15歳で、家族と宇宙を転々としながら暮らしている。父からテニスを教わり、アスリートとしての能力が高い。実は光の星、カグヤ星のプリンセスで、光のエレメント、RAIJIN(雷神)の力を持つ。強めのウエーブがかかった長い髪は、とてもボリュームがある。ポニーテールにしていることが多い。左目の横にホクロがある。憧れのテニスプレイヤーは風の女王、サラ。実在するプロテニスプレイヤーの大坂なおみがモデル。

マリ

ナオミの姉。優しくて妹思いの16歳で、ナオミと共に父からテニスを教わる。髪型はアゴまでの長さのウエーブヘア。光のエレメントを持っている。試合中、ナオミが弱気になると癒しのパワーで元気づける。ナオミと同じく光の星、カグヤ星のプリンセス。大坂なおみの姉の大坂まりがモデル。

サラ

ナオミが憧れるスペース・テニスプレイヤーの女性。20歳。10歳で風エリアの女王となり、以来10年、その座を守っている。幼い頃、親も家もなくし、ゴミを拾って暮らしていたが、テニスの才能を見いだされ、第一テニスアカデミーの養成所に入る。6歳で風のエレメントを操っていた。才能があっても驕(おご)らない努力家で、美しいフォームで力強い球を打つ。

ゼッツ・ボー

闇属性の星人の男性。つり目で端正な顔立ちをしている。「光の女王」がいない今、全宇宙の支配を目論んでいる。光の女王の素質のあるナオミに敵対心を持ち、潰そうとしている。人の弱みに付け込んで、闇の力で人を操る。すでにいくつもの星を滅ぼしている悪人。

クレジット

構成

水野 タマ

監修

大坂 まり

書誌情報

アンライバルド NAOMI天下一 2巻 講談社〈講談社コミックスなかよし〉

第1巻

(2021-07-13発行、 978-4065223727)

第2巻

(2022-02-10発行、 978-4065265611)

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