NORA-硫化海流-

NORA-硫化海流-

海底資源の乱開発により、地球の海は硫酸と化した。硫化海流の海は亜硫酸ガスを出し、国家のいくつかは消滅。地球滅亡の危機を描いたSFマンガ。

正式名称
NORA-硫化海流-
ふりがな
のーら りゅうかかいりゅう
作者
ジャンル
その他SF・ファンタジー
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概要・あらすじ

アメリカとソ連を中心とした海底資源の乱開発戦争は、地殻を突き破って恐ろしいほどの天然硫化物を浮上させた。さらに海底工場の廃棄する毒性物質で、海は巨大なゴミ箱と化し、主要な海域は硫酸の海となる。世界滅亡の危機に、元国連事務総長ミセス・スコラは、海底工場を破壊していく。一方、娘のノーラは、ゲットー(強制収容所)の難民2万人を脱出させようとしていた。

登場人物・キャラクター

ノーラ・スコラ (のーらすこら)

17歳。左利き。ミセス・スコラの娘。平和運動の活動家。潜水艦ゼノビア号の士官。カートライト博士を救出に向かい、怪我をしたコーイチの治療をするために捕まる。その後、釈放され、反政府ゲリラとともに行動。ゲットー(強制収容所)の難民2万人を脱出させようとしていた。

ミセス・スコラ (みせすすこら)

ノーラの母親。娘とは同姓同名。前作『ノーラの箱舟』で、原子力空母の魔王(アーティ・フィーンド)をシージャックし、世界連合を名乗った。ソ連及び東欧、アメリカ、フランスなどが国連を一斉に脱退した時の事務総長。ゼノビア号に乗り込み、海底工場を破壊する。

コーイチ・タンザワ (こーいちたんざわ)

18歳。男。日本人。京都大学の丹沢教授の息子。壊滅した日本から脱出し、インドシナで国連の難民救助船団に救われる。見殺しにしたアメリカを憎んでいる。

ウィリアム・カートライト (うぃりあむかーとらいと)

地球滅亡の危機を説き、研究している。

エイバリー

ノーラチームの作戦参謀。

ジェフ・ドハティ (じぇふどはてぃ)

ゼノビア号の艦長。

ザカライアセン

ノーラチームのひとり。コンピュータのエキスパート。先祖はコマンチ族。

エイプ

反政府ゲリラのリーダー。

デリバリー・ハンスフォード (でりばりーはんすふぉーど)

アメリカ合衆国大統領。宇宙移住計画アースライト計画を指揮する。

その他キーワード

宇宙細菌 (うちゅうさいきん)

『NORA-硫化海流-』に登場する用語。宇宙探査船が隕石から発見した仮死状態の細菌。硫化物を食べ、強酸の中で繁殖する。タンパク質生物ではなく、珪素の重合体。

ゼノビア号 (ぜのびあごう)

『NORA-硫化海流-』に登場する潜水艦。総排水量4万トン。局部的に破壊力を集中できる地震弾を持ち、速度は80ノットを超える。

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