エンジェル・ハート

エンジェル・ハート

北条司の同タイトル漫画作品『エンジェル・ハート』をアニメ化。台湾から新宿へやって来た暗殺者の少女グラス・ハートと、彼女が心臓を移植された槇村香の最愛のパートナーであった冴羽獠との家族愛を描く。北条司の漫画作品『シティーハンター』のリメイクで、パラレルワールドでもある。

正式名称
エンジェル・ハート
ふりがな
えんじぇるはーと
原作者
制作
トムス・エンタテイメント
監督
平野 俊貴
放送期間
2005年10月3日 〜 2006年9月25日
放送局
日本テレビ
話数
50話
ジャンル
アクション
 
バトル
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概要・あらすじ

新宿に現れた15歳の少女グラス・ハートは、交通事故で亡くなった槇村香に心臓を移植されて一命を取り留めた暗殺者だった。組織から追われていた彼女は、槇村香の最愛のパートナーであったスイーパーの冴羽獠と出会い、共に追っ手と戦うことになる。

登場人物・キャラクター

香瑩 (しゃんいん)

李大人の実の娘で15歳の少女。台湾マフィアに暗殺者として養成され、ある日自殺を図ったものの交通事故死した槇村香からの心臓を移植されたことにより一命を取り留める。1年後に意識が戻ると台湾マフィアから逃走して新宿に現れる。 青龍部隊との戦闘後は冴羽獠と親子として一緒に暮らし始め、コードネームのグラス・ハートから、本名の香瑩と呼ばれるようになる。

餅山 秀夫 (もちやま ひでお)

正道会(チェンダオフェイ)の新宿での子分に当たる暴力団根堀会の若頭。グラス・ハートと新宿で遭遇する。

槇村 香 (まきむら かおり)

新宿で交通事故により亡くなり、心臓がドナー移植を待つ患者に渡されるはずだった。だが、搬送中に何者かに奪われてしまう。

ファルコン

プロのスイーパーで、冴羽獠の親友。失明後はスイーパーを辞め、喫茶店CAT'S EYEの店主となっている。グラス・ハートがCAT'S EYEに現れたとき、槇村香が帰ってきたのだと感じる。

李謙徳 (りちぃえんだぁ)

李大人の双子の弟で、影武者でもある。22年前に某国のゲリラに囚われたときは、李大人から依頼された冴羽獠に命がけで救い出された過去がある。李大人の影武者だったため代わりに狙撃され、亡くなってしまう。

李堅強 (り じぃえんちゃん)

台湾マフィア正道会(チェンダオフェイ)のボスで、新宿を裏で牛耳っている。自殺を図ったグラス・ハートの命を救うために、槇村香の心臓を強奪する。正道会(チェンダオフェイ)から逃走したグラス・ハートを追って極秘に来日するが、何者かに狙撃されて危篤に陥ったと思われていた。

ドク

花園診療所の医師。冴羽獠とは旧知の仲。グラス・ハートが花園診療所に運ばれた時、槇村香の心臓を持った女が槇村香の記憶を持って戻ってきたと感じる。

劉 信宏 (りゅう しんほん)

青龍部隊の一員で、訓練生時代はグラス・ハートと信頼し合っていた仲。李大人の狙撃犯で、グラス・ハートを守るために青龍部隊をおびき寄せて自爆しようとしていた。助けられた後は喫茶店CAT'S EYEで働きながら、グラス・ハートと共に新宿で生きる決意をする。

冴羽 獠 (さえば りょう)

プロのスイーパー(始末屋)で、銃の名手。1年前に最愛のパートナーであった槇村香を交通事故で失い、それ以来仕事もせず抜け殻のような生活を送っていた。グラス・ハートを青龍部隊から救った後は父親代わりとなって引き取り、シティーハンターとしての仕事も再開する。 美女を見ると股間がもっこりして、グラス・ハートから天誅を食らっている。

青龍部隊 (ちんろんぶたい)

グラス・ハートの命を狙う組織で、新宿の歌舞伎町に集結。グラス・ハートと、彼女を匿った冴羽獠を血眼になって探す。だが李大人配下の玄武部隊に鎮圧される。司令官の張は李大人を裏切って劉信宏に暗殺を指示し、グラス・ハートに狙撃犯の濡れ衣を着せていたが、その後冴羽獠に始末される。

野上 冴子 (のがみ さえこ)

警視庁新宿西警察署の署長。冴羽獠や海坊主とは昔からの知り合い。李大人が危篤に陥ったため、新宿の勢力の均衡が崩れて戦争になることを危惧して対策本部を設置する。

クレジット

原作

監督

シリーズ構成

植竹須美男

総作画監督

西城隆詞→青野厚司

音楽

岩崎琢

アニメーション制作

トムス・エンタテイメント

原作

エンジェル・ハート (えんじぇる はーと)

殺人兵器として生きてきたグラス・ハートが、自殺を図り、別人の心臓を移植されたことで、違う人生を歩む姿を描くアクション漫画。北条司の漫画『シティーハンター』のパラレルワールド的世界観の作品。 関連ページ:エンジェル・ハート

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