オレの奥さん

オレの奥さん

普通の会社に勤めるサラリーマンの杉本ヒロシと、その妻であり漫画家の杉本亜美による夫婦生活をコミカルに描いた作品。1980~1990年代の一般的な「奥さん像」と、漫画家としての妻のギャップに振り回されるヒロシの心情を中心として描写されている。

正式名称
オレの奥さん
ふりがな
おれのおくさん
作者
ジャンル
夫婦
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概要・あらすじ

普通のサラリーマン杉本ヒロシの妻であり、漫画家でもある杉本亜美は、一般的な「奥さん」とは違っていた。年収はヒロシの数倍あり、その忙しさや仕事事情も一般的な「奥さん」像とは異なる。そんなギャップに振り回されながらも、ヒロシは亜美を心から愛していた。しかし漫画家の事情に詳しくないヒロシは、今日も亜美に振り回されることになる。

登場人物・キャラクター

杉本 ヒロシ

杉本亜美の夫で、会社勤めのサラリーマン。黒い短髪でお調子者な性格。一般的な「奥さん」像と、現実の妻・亜美とのギャップに振り回されており、そのストレスを亜美にぶつけることもある。しかしそんな亜美のことを心から愛しており、彼女の事情も一応は受け入れている。漫画家である妻との収入に差があることを気にしている。

杉本 亜美

杉本ヒロシの妻で、漫画家。パーマをかけた黒髪で、仕事中は眼鏡をかけている。愛煙家。仕事で忙しい時は家事をおろそかにしてしまうこともあり、漫画家と妻であることのギャップに悩んでいる。仕事がひと段落ついた際はテニスに出かけたり、取材と称してロサンゼルスへと出かけるなど、アクティブな性格。

小室

杉本亜美の担当編集者を務めている黒髪の男性。亜美の仕事場が自宅と兼用ということもあり、彼女の家を訪れることが多く、杉本ヒロシとも面識がある。そのため、亜美とヒロシの間の問題に巻き込まれることの多い苦労人。

村松

杉本ヒロシの会社の同僚の男性。黒髪を七三分けにして、眼鏡をかけている。ヒロシとは仕事の後によく飲みに行く間柄で、仕事の相談やプライベートに関わる話題もよく話している。

宮島

杉本ヒロシの会社の同僚の女性。茶髪のウェーブがかった髪型をしている美人で、ヒロシから「社内一の美人」と評されている。ヒロシと飲み交わした後、ともにホテル街へと出かけたが、彼の口振りから妻への愛情を感じ、すんでのところで不倫を思いとどまった。

ヒロシの祖母

杉本ヒロシの祖母。白髪を頭の後ろで束ね、眼鏡をかけた着物姿の女性。勝気で頑固な性格で考え方が古く、杉本亜美に対しては「夫婦はこうあるべき」という価値観をもって接することが多い。画家を夢見ていた時期があり、女学校時代は図画で好成績を修めていた。

西条 真弓

漫画家である杉本亜美のアシスタントとして、新たに雇われた女性。眼鏡をかけており、1つに束ねたおさげ髪を頭の横にまとめている。明るい性格だが、歯に衣着せぬ失礼な物言いをすることがよくある。実家が不動産経営をしており、杉本夫妻がマイホームを購入しようとしてインチキ物件に騙されそうになった際、契約を止めるようアドバイスした。

亜美の父

杉本亜美の父親。黒髪で眼鏡をかけ恰幅の良い体型をしている。家では亭主関白を気取っており、義理の息子である杉本ヒロシにも「夫とはかくあるべき」と説いているが、実際は妻の尻に敷かれている。クリスマスに亜美やヒロシを招いた際には、部屋を飾り付けるなどお茶目なところがある。

理沙

杉本亜美の姪で、髪を染めた18歳の少女。東京の美術大学を受験する際、杉本亜美と杉本ヒロシの家に泊めてもらうこととなった。試験前日にヒロシと映画館に行ったり、酒を飲んだりと規格外の行動を取っていたが、大学には無事合格した。彼氏持ち。

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