ガンダムビルドファイターズトライ

ガンダムビルドファイターズトライ

聖鳳学園ガンプラバトル部はガンプラ部に部員を引き抜かれ、残るはホシノ・フミナ一人。ガンプラバトル選手権は3人1チームで戦うルールとなっているため、参加することすら出来ない状態。そこに転入生カミキ・セカイが現れたことで、ガンプラバトルをから遠ざかっていたコウサカ・ユウマも加入。ついに念願の選手権出場を果たす。実在の商品、アニメを扱ったガンプラバトルアニメの第2弾。既存の商品とともに、番組オリジナル機体の商品も展開された。前作同様、ガンプラコンテストを開催し、優秀作品をアニメに登場させるという試みも行われた。

正式名称
ガンダムビルドファイターズトライ
ふりがな
がんだむびるどふぁいたーずとらい
原作者
原作者
制作
サンライズ
監督
綿田慎也
放送期間
2014年10月8日 〜 2015年4月1日
放送局
テレビ東京
話数
25話
ジャンル
ロボット
 
その他SF・ファンタジー
 
バトル
 
趣味・ホビー
関連商品
Amazon 楽天

概要・あらすじ

イオリ・セイレイジが優勝を果したガンプラバトル選手権から7年後。ガンプラバトルの人気は衰えず、高い人気を誇っていた。イオリ・セイの母校である聖鳳学園にはガンプラバトル部が設立されていたが、部長のホシノ・フミナは大会で勝ち進むことができず、部員もガンプラ部に引き抜かれ自分一人という状況に追い込まれていた。

全日本ガンプラバトル選手権中高生の部は3人1チームでのチーム戦のため、まずは大会への出場を果すため、偶然出合った転入生・カミキ・セカイを強引に勧誘する。

さらに、ガンプラバトルを辞めていたコウサカ・ユウマを説得し、チームトライ・ファイターズ結成に至る。

登場人物・キャラクター

カミキ・セカイ (かみきせかい)

『ガンダムビルドファイターズトライ』の主人公の一人。聖鳳学園中等部2年に転入してきた少年で、次元覇王流拳法の達人。ホシノ・フミナにガンプラバトル部へ半ば強制的に入部させられるが、ガンプラバトルの楽しさを学んでいく。

コウサカ・ユウマ (こうさかゆうま)

『ガンダムビルドファイターズトライ』の主人公の一人。聖鳳学園中等部2年で、コウサカ・チナの実弟。模型制作大会、アーティスティック・ガンプラ・コンテストでグランプリを獲得するほど才能を有する天才ビルダー。

ホシノ・フミナ (ほしのふみな)

『ガンダムビルドファイターズトライ』の主人公の一人。聖鳳学園中等部3年。ガンダムとガンプラを心から愛する少女。ガンプラバトル部の部長で、選手権における中高生の部に出場するべく、メンバー集めに奔走する。

キジマ・ウィルフリッド (きじまうぃるふりっど)

全日本ガンプラバトル選手権中高生の部で、全国優勝6連覇をなし遂げた、私立ガンプラ学園のエース。「ビルダー]としてもファイターとしても高い能力を持ち、公式戦での不敗記録を更新中。カミキ・セカイをライバルと認め、大会での再戦を約束する。

アドウ・サガ (あどうさが)

私立ガンプラ学園のレギュラー・メンバー。対戦相手を完膚無きまでに打ち倒すことから、「デッド・エンドのサガ」と評されている。同様の戦いぶりを小学時代のコウサカ・ユウマに行い、彼をガンプラバトルから遠ざけた。

イノセ・ジュンヤ (いのせじゅんや)

カミキ・セカイ同様、次元覇王流拳法の使い手で、兄弟子とも呼べる存在。宮城県代表天山学園チームタイタンのメンバー。高い実力を持つが次元覇王流拳法の師匠に奥義の伝授を求めるも、拒まれた過去がある。 以降、師匠の元を離れ、流派、競技の枠を超えてあらゆる技を習得し、強さを求めることに執着してきた。勝つためには卑怯な手段も問わない。

カミキ・ミライ (かみきみらい)

聖鳳学園高等部2年で、カミキ・セカイの姉。見るものを魅了する可憐な少女。ファッション誌の読者モデル。弟たちをあたたかく見守る。カミキ・セカイ同様、次元覇王流拳法の使い手。

サカイ・ミナト (さかいみなと)

大阪生まれ大阪育ちの中学生ビルダーで、ガンプラ心形流の門下生。関東で名を馳せたガンプラビルダーコウサカ・ユウマを一方的にライバル視している。アーティスティック・ガンプラ・コンテストでガンプラビルダーとして勝負するつもりが、コウサカ・ユウマが全日本ガンプラバトル選手権へ出場したと知り、これまで要請を受けつつも断っていた大阪府代表天大寺学園、チームビルドバスターズのイサカ・ヒデオ、サトウ・ハルト、コデラ・マサミに頭を下げてチームへの加入を認めてもらい、今度はガンプラファイターとして勝負を挑む。 好きな飲み物はレイコー(アイスコーヒー)。

メイジン・カワグチ (めいじんかわぐち)

ガンプラ界のカリスマ、カワグチの名を受け継ぐ三代目メイジン。世界選手権において三連覇を果たし、殿堂入りとなった。現在は現役を退き、後進育成のために全国を訪れている。

ルーカス・ネメシス (るーかすねめしす)

フィンランドのガンプラチーム、ネメシスの会長の孫にして同チームの最年少のファイター。ヨーロッパ・ジュニア・チャンピオンでは3連覇を達成するほどの高い実力を有する。留学先である徳島代表私立グラナダ学園の選手として、全日本ガンプラバトル選手権に出場する。

キジマ・シア (きじましあ)

私立ガンプラ学園のチーム・リーダーキジマ・ウィルフリッドの実妹。その卓越したガンプラ制作能力には監督のアラン・アダムスも期待を寄せている。イギリスでのガンプラ留学を終え、兄のチームに合流する。

イズナ・シモン (いずなしもん)

大会初出場となる常冬中学プラモデル部のエース。ボクシングの中学生チャンピオンでだったが、長い入院生活を送る弟イズナ・マモルが作ったガンプラで勝ち進むことで彼を元気づけようと奮戦する。 説明書通りに作った素組みのガンプラではあるものの、イズナ・シモンのボクシング経験を生かした操縦技術により高い性能を発揮する。チームメイトはマスダ・ゴロウタニオカ・コウジ。 試合後はカミキ・セカイの良き友人となる。

スドウ・シュンスケ (すどうしゅんすけ)

去年の西東京予選で優勝した宮里学院、チーム「Gマスター」のリーダー。ガンダム作品とガンプラを愛し、その言動もガンダム作品の軍人風。浪速の凄腕ビルダー、サカイ・ミナトとは旧知の仲で、今大会用のガンプラ制作を彼に依頼する。 チームメンバーはサカシタ・ヨミヤス・メグタスガ・アキラ。

ラルさん

聖鳳学園ガンプラバトル部のコーチ。全日本ガンプラバトル選手権中高生の部優勝を目指すセカイやフミナたちを導いていく。愛機は、グフR35。

サザキ・カオルコ (さざきかおるこ)

聖オデッサ学園の中学3年。前シリーズに登場したサザキ・ススムの実妹で、兄から「盾魂」を色濃く受け継いでいる。ガンプラのチーム名は、「北宋(ほくそう)の壺」。チームメンバーはシグレ・マヒル、サノ・ケイコ。

スガ・アキラ (すがあきら)

宮里学院に突如転入してきたガンプラファイター。ガンプラ学園出身の実力者で、彼のチーム「Gマスター」加入によりのヤス・メグタは補欠となってしまう。軟派で不真面目な態度を装っているが、ガンプラバトルでは正々堂々として戦いを挑む。

レディ・カワグチ (れでぃかわぐち)

ガンプラ界のカリスマ、カワグチの名を受け継ぐ女性。その実力は三代目メイジン・カワグチに勝るとも劣らない。ホシノ・フミナの目標となる人物。

その他キーワード

ガンプラビルダー

『ガンダムビルドファイターズトライ』に登場する用語。ガンプラ制作者の呼称。ガンプラバトルでの機体の性能は使用するガンプラの完成度に比例するため、ファイターとしての技量だけでなく、ビルダーとしてのガンプラ制作能力、改造能力も勝つための重要な要素となる。 世界大会レベルとなると、さらにプラフスキー粒子を有効に使うための工夫も必須となる。今作においては3対3のチーム戦のため、3機の武装交換や合体など、柔軟な発想も求められた。

ガンプラ

『ガンダムビルドファイターズトライ』に登場する商品。アニメ作品「機動戦士ガンダム」のプラスチックモデルの略称。大人から子供まで絶大な人気を誇り、商品の種類も多彩。基本的には、実在の商品に準ずる。

アシムレイト

『ガンダムビルドファイターズトライ』に登場する用語。ガンプラバトルにおいて、ファイターがガンプラと一体となることで、戦闘能力を飛躍的に向上させた状態。ただし、ガンプラが受けたダメージをファイターも受けてしまうという欠点もある。 カミキ・セカイ、イノセ・ジュンヤが使用。

ガンプラバトル

『ガンダムビルドファイターズトライ』に登場する用語。六角柱型のバトルシステムを使用して行われる競技であり、ガンプラを意のままに操ることができる。作ったガンプラの制作データが納められているGPベースとガンプラをバトルシステムにセットすると、システムからプラフスキー粒子と呼ばれる特殊粒子が散布される。 これによりバトルベース上のガンプラは劇中の活躍そのままにリアルに駆動する。 バトルベースを連結することにより、より広いフィールドの再現が可能となる。バトルベースは玩具店等にも設置された身近な存在となっている。今作では攻撃を受けた際に実際にガンプラが受けるダメージの程度を調整することが可能になり、従来通りの設定、ある程度ダメージを抑えた設定、まったくダメージを受けない設定から選択できるようになった。

プラフスキー粒子 (ぷらふすきーりゅうし)

『ガンダムビルドファイターズトライ』に登場する用語。未知の粒子。その特徴は、ガンプラの素材であるプラスチックに反応して、外部から任意に操作が可能というもの。ガンプラを動かすだけでなく、ビームやミサイル、その爆発までもが再現可能。 PPSE社が所蔵していたプラフスキー粒子の巨大な結晶アリスタが暴走により壊れてからはプラフスキー粒子の利用ができなくなっていたが、ニルス・ニールセンが製法を解明したことで再びプラフスキー粒子が使えるようになった。

クレジット

原作

矢立肇 ,

監督

綿田慎也

シリーズ構成

作画監督

大貫健一

音楽

林ゆうき , 橘麻美

アニメーション制作

サンライズ

関連外部リンク

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