クレイジー・キッチン

クレイジー・キッチン

インターネット掲示板「やる夫スレ」発の、同名ライトノベルのコミカライズ作品。自らの料理を自分で食べたいという、エゴイストな天才料理人の日野洋二が経営する洋食屋「ひだるまキッチン」。洋二を中心に、個性的な客、従業員らが繰り広げる騒動を描いた、グルメコメディ。KADOKAWA「少年エースplus」2020年5月8日より配信開始。

正式名称
クレイジー・キッチン
ふりがな
くれいじー きっちん
原作者
荻原 数馬
漫画
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
料理人
レーベル
角川コミックス・エース(KADOKAWA)
巻数
全2巻完結
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概要・あらすじ

洋食屋「ひだるまキッチン」の店長、日野洋二は自他共に認める料理の天才である。そして「自分の料理を客に食わせたい」と思いながら「自分で作った最高の料理を自分で食いたい」というジレンマを抱えて厨房に立っていた。モーレツに腹を減らしながら作った料理を、作る端から「お客様」に横取りされる理不尽にキレかけていた時、客の青年が「店長を呼べ」と怒り出した。自分よりあとに来た客が、先に料理を食べているというクレームだった。店員の金本香苗を押しのけ、洋二は青年の頭をわしづかみにし、そのまま床に叩きつけた。洋二は静かに料理をしたいのだ。そして、恐れおののく青年の耳元で、「お前のために美味しいトンカツを作ってやる」と甘く囁く。すると青年は、恋する乙女のような表情になり、おとなしく料理を待った。数分後、出来上がったトンカツ定食を食した青年は、「ママのトンカツより美味しい」と涙を流すのだった。

登場人物・キャラクター

日野 洋二 (ひの ようじ)

洋食屋「ひだるまキッチン」の店主。三十路過ぎの男性で、コックコートに緑色のスカーフが特徴。自他共に認める料理の天才だが、自らの料理を客だけではなく、自分で食べたいというエゴイストでもある。

金本 香苗 (かなもと かなえ)

洋食屋「ひだるまキッチン」のウエートレス。通称はカナ。働き者で愛想がよい常識人だが、キレると怖い。また、底なしの食欲の持ち主でもある。

薬師寺 仁 (やくしじ じん)

高級ホテルの最上階に店を持つ、超一流の天才フランス料理シェフ。人気料理番組「料理の達人」のレギュラーで、20戦無敗の帝王でもある。修業時代に煮えた油によって大やけどを負い、顔の右半分を仮面で隠している。料理学校時代、日野洋二の先輩であり、師でもあった。

クレジット

原作

荻原 数馬

キャラクター原案

ジョンディー

書誌情報

クレイジー・キッチン 全2巻 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉

第2巻

(2022-11-25発行、 978-4041131756)

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