昆虫物語ピースケの冒険

昆虫物語ピースケの冒険

「日本最強の虫」を目指し、日本各地を仲間と闘ってめぐる主人公オケラのピースケの姿を描いた下ネタ多めのギャグ漫画。

正式名称
昆虫物語ピースケの冒険
ふりがな
こんちゅうものがたりぴーすけのぼうけん
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
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概要・あらすじ

オケラのピースケは特に理由もなく「日本最強の虫」を目指し、武者修行の旅に出る。仲間はイモムシのゴロタンと、玉虫のお玉。ピースケは、日本中を巡り、下品でろくでもない「変な虫」たちとのバトルを繰り広げるのだった。

登場人物・キャラクター

オケラのピースケ

オケラ。「日本最強の虫」を目指して、故郷の新々島から武者修行の旅に出た昆虫。擬人化した虫というより、虫の着ぐるみを身につけた青年という外観。茶色。

イモムシのゴロタン

芋虫だが、なんの幼虫かは不明。ピースケの親友で、彼の旅に同行する。巨漢でいかつい顔の青年が、イモムシの着ぐるみを着用したような外観。黄緑色。ピースケを応援するが、旗を振って鼓舞するに留まる。一度だけ蛹になったことがあった。次回予告の最後のコマに毎回登場し、読者に対して「すげえぜ!」と言うアイキャッチャーの役でもある。

お玉 (おたま)

玉虫の少女で、ピースケの幼なじみ。第6話でピースケが故郷に3年ぶりに戻った時に再会、以後、旅に同行する。中学生くらいの少女が玉虫の着ぐるみを着た外観。玉虫色。幼く見える姿に反して、いつも卑猥なことばかり考えている耳年増。初登場時のセリフが「交尾したいっ!!」だった。

ジガバチの神林信彦 (かんばやしのぶひこ)

ジガバチの着ぐるみを着たような男の姿をしている。作品内でピースケが最初に戦った相手。股間の毒針を尺取り虫の着ぐるみを着た女性に刺して攻撃していたところを、ピースケに咎められて戦闘が始まる。「ゴロタンに刺してみろ」とピースケに言われ、一気に戦意喪失したところをピースケにボコられる。

赤山アリの女王様 (あかやまありのじょおうさま)

黒アリを侵略した赤山アリの女王。アリのかぶりものを頭に装着しているが、服装はSMの女王様のコスチュームで、仮面をつけ鞭を持つ。黒アリの抵抗軍のリーダーに挑まれ、これをさんざん鞭打つが、リーダーは歌舞伎町や池袋で修行を積んでおり、女王はくたびれて負けを認める。 この戦いの中、ピースケは終始蚊帳の外で、呆れて帰っている。

ゴキブリ

特に名前はない。ゴキブリの着ぐるみを身につけた中年男性という外観。黒い。右目を髪で隠し、バイザーのような部分に「害虫一直線」と書いてある。ピースケとマンションの台所で闘う。

タガメの珍太郎 (たがめのちんたろう)

タガメの着ぐるみを身につけた男性という外観で、剃髪している。吸血攻撃を仕掛けてくる。ピースケは、池に住む巨漢の「デメキンのトマホーク」の助けを得て珍太郎に勝利する。

クワガタ虫のエリコ (くわがたむしのえりこ)

クワガタ虫の頭部を模したタイツのようなものを下半身に装着した女性という外観。森のカブト虫たちを、下半身で挟んで倒す。「25年も男をはさみ続け、結婚よりクワガタ虫を選んだ女よ」と叫んだ。

昆虫大魔王 (こんちゅうだいまおう)

ピースケの故郷新々島に住んでいる。でんでん虫の着ぐるみを身につけた巨漢の男性。もみあげからアゴまでヒゲを生やしている。語尾に「ポヨヨン」をつける。部下にスコーピオン箱崎がいた。攻撃されると殻に閉じこもり、相手は攻撃できないので過去の戦歴は全て引き分け。従って「日本最強の虫」という理屈を述べている。 ピースケは、島という地形を活かした攻撃を行う。

悪虫会女王 (あくちゅうかいじょおう)

北関東最大の暴力昆虫組織「関東悪虫会」の女王。スズメバチの着ぐるみを身につけた女性という外観。大幹部のタラちゃんと副幹部のイクラちゃんを従える(ふたりもスズメバチ)。少女の虫を誘拐して、海外に売り飛ばそうとするなどの悪事を行う。仕事の邪魔をしたピースケを恨んで刺客を放つが、最後の刺客の敵味方、見境ない攻撃に巻き込まれる。

ヘラクレスオオカブトのマラツノ

悪虫会女王が、南米からピースケへの刺客として呼んだ、世界昆虫ランキング第三位の男。股間に非常に大きな角が装着されており、卑猥な妄想によってその角が加熱して、敵を攻撃する。あと一歩のところまでピースケを追い詰めるが、お玉の精神攻撃を受ける。

ゲンジボタルの恥部光 (ちぶひかる)

「闇の四大魔虫」の一人。バラをくわえて登場する、自己陶酔的な美少年。ゲンジボタルのかぶりものを頭部に装着しマントで身体を覆っている。マントを脱ぐと、尻に電球が差しこんであり、激しく光る。あと一歩のところまでピースケを追い詰めるが、お玉の攻撃に邪魔される。

オオムカデの吉岡の父 (よしおかのちち)

「闇の四大魔虫」最後の一人。日本の昆虫界を影で支配する最強の虫。ムカデの頭部のかぶりものを装着し、全身タイツを身に着けている。背中側には、やはり全身タイツで「ムカデの胴と足」役をやる何十人もの人間が張り付く。ピースケは一度彼に負けるが、友に助けられてリベンジする。

ピースケの父 (ぴーすけのちち)

ピースケと同じ着ぐるみを身につけた初老の男。左目に眼帯をしている。ピースケが、すべての戦いを終えて故郷の新々島(静岡県にある)に戻ってきたとき登場する。自分の過去の戦いに疑問を抱くピースケを叱咤し、さらに高い目標を提示する。

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