マギ The Kingdom of magic

マギ The Kingdom of magic

アラジンと魔法のランプなどでお馴染みの千夜一夜物語をモチーフにして大高忍が描いた冒険活劇。アラジンやアリババといったお馴染みの名前でキャラクターが登場し、剣と魔法、愛と友情で目の前に立ちふさがる敵と戦っていく冒険ストーリー。「第○夜」とカウントされ物語が進んでいく。

正式名称
マギ The Kingdom of magic
ふりがな
まぎ ざ きんぐだむ おぶ まじっく
原作者
制作
A-1 Pictuers
監督
舛成 孝二
放送期間
2013年10月6日 〜 2014年3月30日
放送局
TBS
話数
25話
ジャンル
アドベンチャー
 
ファンタジー
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概要・あらすじ

迷宮ザガンを攻略し、アラジンアリババモルジアナの三人はシンドリア王国に身を寄せ、日々を過ごしていた。自身の未熟さを感じていたアラジンは、単身マグノシュタット魔法学院への留学を決意する。

それを受けたアリババモルジアナの二人もそれぞれのやるべきことを見つけ、三人は別々の道を歩き始める。

登場人物・キャラクター

アリババ

マギであるアラジンに「王の器」として認められた少年。出身は「貧民街」だが、実は先王と侍女との間の子供で、バルバッド王国第三王子の身分を持つ。死亡したカシムのルフが体内に侵入し一時危険な状態になるも、ヤンバラの剣闘士から魔力操作の修業を受け悟りを開く。 これによりアリババの魔力の質が変わる。カシムの赤いピアスはアリババが形見として身につけている。

アラジン

歴史の節目に姿を現し、王となりえる者を選び、導くとされる魔法使いマギ。それぞれの時代に3人しか現れないはずのマギだったが、アラジンは「4人目のマギ」として登場する。魔法の力を強めるため、あえてマギの能力を封印し魔法学院に修学。 基礎から魔法を学び大きな力を身につける。

シャルルカン

八人将のひとりでシンドバッドの眷族。継承権を奪われた元王子である。巨大な南海生物を瞬時に解体するほどの剣術の達人で、相手の攻撃を受け流す術を得意とする。シンドバッドの剣術師匠でもある。 酒好きで、仕事が終わるとすぐに酒場に向かう。

練 紅玉 (れん こうぎょく)

煌帝国の第8皇女で、実は迷宮の攻略者。迷宮の攻略者である彼女は髪飾りにジンのヴィネアを宿している。皇女らしく勝気で誇り高い彼女は剣術にもたけ部下からは頼られ慕われる存在である。 皇女として国のために生きてきたがシンドバッドに一目ぼれをしてから彼女の人生は変わっていく。シンドバッドとの手合せ時に催眠をかけられたため、それからは無自覚に彼の手先となりスパイ活動をするようになる。

ヤムライハ

八人将のひとりでシンドバッドの眷族。マグノシュタット魔法学院に在籍中は天才と呼ばれた巨乳の魔導士。水の魔法を得意とし、珊瑚と真珠飾りの杖を持っている。貝殻のアクセサリーでさえ魔力蓄蔵装置となり、普段から魔力を蓄えている。 アラジンと行動をともにする時は彼の魔法の師匠となった。マグノシュタット魔法学院の学長マタル・モガメットは、彼女の育ての親である。

ピスティ

八人将のひとりでシンドバッドの眷族。外見は小柄な少女だが、実はアリババより年上で女王の称号を持つ。笛を吹くことで動物とルフの波長を合わせ、手なずけることで意のままに操る「懐柔能力」がある。 しかし、動物なら何でも懐柔できるわけではなく、海洋生物は苦手とする。小さな体は本人も気にしており、アラジンと身長が並んだ時にはショックを受けている面を見せた。

シンドバッド

「七海の覇王」の異名を持ち「七海連合の長」にして「シンドリア国王」という輝かしい実績の持ち主。現在は青年だが、14歳で第1迷宮「バアル」攻略後、7つの海と迷宮を攻略し7体のジンの主となった伝説的存在。 多くのジンを操るに足る、絶大な魔力を持っている。しかし、魔法使いではない。他国の動きをうかがいながらも、最終的に「七海連合」の金属器使いを従えアリババたちを援護する。

練 玉艶 (れん ぎょくえん)

煌帝国の皇后で練白瑛練白龍の母。そして闇の組織アル・サーメンの首領でありソロモン三賢者マギのひとりでもある。魔導士であり、武術の使い手。シバから奪い取った神杖を持っているが、剣術でも最強の剣士と言われるほど。 無敵状態である。

モルジアナ

小さな頃から奴隷として生きてきた赤い髪の少女。奴隷解放されたあともトラウマに悩まされており、奴隷生活が長かったためか誰にでも敬語で話すなど、気を使って生活している。その出自は戦闘民族のファナリスであり、脚力や腕力に優れ、鋭い嗅覚も持ちあわせている。 シンドバッドの提案で眷属器を使いアラジンたちの「羽」になると決心。大聖母討伐後、練白龍に告白されるが断る。

ヴィネア

第45迷宮の主で、悲哀と隔絶の精霊である。練紅玉と契約し、水を操る力を持つ魚のような精霊。普段は紅玉の髪飾りに潜んでいるが、戦闘時には、剣となり槍となり戦線に参加する。海のルフの力を集め津波を起こすことも可能。

ティトス・アレキウス (てぃとすあれきうす)

アラジンのいる魔法学院を首席で修了した少年。レーム帝国からの留学生で、名家であるアレキウス家の出身。アラジンと並び、類いまれな魔法の才能を見せる。「生ける伝説」と呼ばれるマギであり、レーム帝国の最高司祭、シェヘラザードからの密命を受け、マグノシュタットへ潜入している。

シャンバル・ラマー (しゃんばるらまー)

魔力操作の一族「ヤンバラ」の剣闘士。口髭のある男だが、その眼からはやさしさも感じられる。「シャンバル剣闘士養成所」で剣術の指導をしている。アリババに剣術指導をする。

ジャーファル

八人将のひとりでシンドバッドの眷族。シンドバッドの国の政務官であり、特殊な術を使う暗殺者。鋭敏な頭脳と感覚を持ち、巧みな戦術を練る。シンドバッドの遊び癖には頭を悩ませているが、シンドバッドが屈辱を受けると、その相手に対し瞬時に殺意を向ける暗殺者の顔を見せる。 普段は穏やかで物腰柔らかい、暗殺者とは思えない面を見せている。

オーム・マドーラ (おーむまどーら)

女ながら「大聖母」という海賊の頭領である。魔法道具「聖母後光扇」で子どもを洗脳し、自分を母親と思い込ませ海賊として働かせている。

トト

シャンバルの弟子で、ヤンバラ五剣士のひとりにして紅一点の女性。アリババとの手合せでは優位に立てず、恥をかかされた感を拭えていないが、彼の実力は認めている。後にアリババの眷族に目覚める。

パイモン

練白瑛と契約している狂愛と混沌のジンであり、風を操る力がある。白瑛を「王の器」と認め、彼女を王位につかせようと尽力している。多くの眷族を生み出せる多産型のジンである。

練 白瑛 (れん はくえい)

煌帝国の第1皇女で、練白龍の姉である。皇帝である父が暗殺されたことで、武力ではない平和解決を望む。そんな彼女だが、実は迷宮の攻略者。迷宮の攻略者である彼女は羽扇にジンのパイモンを宿し、風を操ることができる。 彼女の強い意志により剣を交えず「黄牙一族」を傘下に収めた。

ジュダル

生まれてからハサミを入れたことがない長い黒髪を編んで後ろで束ねている少年。強い者が好きで、弱い者は嫌い。彼もアラジンと同様にマギと呼ばれているが、「堕転」した黒いマギであるため、黒い魂のルフの力を使う。 戦争が好きでシンドバッドをそそのかすもうまくいかず、その後は敵対する。練白龍と行動を共にし白龍に「堕転」を勧める。

アモン

第7迷宮の主であり、礼節と厳格の精霊である。炎を操る力があり、アリババが迷宮を攻略すると彼のナイフに宿った。その後、戦いによってアリババのナイフが壊れたとき一度機能を失うが、シンドバッドから宝剣がアリババの手に渡ると、その宝剣に再び身を宿し、必要に応じて力を発揮する。 炎をまとった姿で出現し、その体表温度は約1,500度にも達する。

練 白龍 (れん はくりゅう)

煌帝国の第4皇子で、顔の左半分を火傷の痕が覆う。真面目な性格だが、それゆえに思い悩んでしまうことがある。「ザガン」攻略後、モルジアナに告白するも断られる。彼女のこと、自国のことなどで思い悩む時ジュダルに近づかれ「堕転」を勧められる。

練 紅炎 (れん こうえん)

煌帝国の第1皇子。赤い髪に端正な顔立ちの青年で「炎帝」の異名を持つ。彼も複数の迷宮を攻略し、三体のジンと契約している。普段はボンヤリしているが、世界の真理や自国をとりまく情勢には異常に関心がある。 わが身をなげうっても国を守る姿勢があり、アル・サーメンと繋がりを持つこともプラスに考えている。

マタル・モガメット (またるもがめっと)

アラジンのいる魔法学院の学長であり、マグノシュタットの王、そしてヤムライハの養父である。長い髭をたくわえた老人であるが、その顔は厳しく、魔導士以外の人間を差別するほど、彼のエリート意識は高い。 魔導士でない人間は魔導士によって管理され導かれるべきであると考えるマタル・モガメットの目的は「魔導士の国をつくる」ことである。

スフィントス

魔法学院でアラジンと同室の少年。没落貴族の息子。おしゃべりで、喫煙者。首に蛇を巻いているが、回復魔法を得意とし、医学知識も豊富であるため、戦線では負傷者の治療に務める。

マスルール

八人将のひとりでシンドバッドの眷族。赤毛の短髪を持つ、無表情で無愛想な非常に体格のいい青年。奴隷時代に剣闘士であったため腰に大剣を差しているが、剣を使うよりも体格を活かした肉弾戦を得意とする。 モルジアナと同じ戦闘民族ファナリスの出自であり、彼女の武術指導を受け持ち、格闘技の指導をする。

ウーゴ

アラジンの持っている笛に宿っていたジンである。アラジンからは「ウーゴくん」と呼ばれる友達であったが、先のジュダルとの戦いでアラジンを守ろうとして体が消滅してしまう。現在は別次元にある「聖宮」で首のみが存在している。

クレジット

原作

監督

シリーズ構成

総作画監督

落合瞳 , 小松麻美

音楽

鷺巣詩郎

アニメーション制作

A-1 Pictuers

原作

マギ

世界を導く王を選定する創世の魔法使いマギのアラジンが、旅の途中で出会ったバルバッド王国の第三王子アリババ・サルージャらと迷宮を攻略しながら成長していく、冒険ファンタジー。 関連ページ:マギ

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