ムーン・ファンタジー

ムーン・ファンタジー

作画:道原かつみ、原作:麻城ゆうによる「ジョーカー・シリーズ」の第2・3弾。単行本は2巻分となり、表題作とともに、『カメレオン・キャット』および『メモリー・オブ・ファースト・ラブ』を同時収録。未来を舞台に、特別な権限を持つ特捜司法官・ジョーカーと、ドジだが、正義に燃える警部補・六道リィンが、難事件の解決を目指すミステリー。

正式名称
ムーン・ファンタジー
ふりがな
むーん ふぁんたじー
原作者
麻城 ゆう
作画
ジャンル
サスペンス
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概要・あらすじ

未来が舞台。海王寺デュークの死亡事件を特捜司法官・ジョーカーと共に解決した六道リィンは、密かに彼女に恋心を抱いていた。そんな時、特捜司法官による連続殺人事件が発生する。不可解な行動を繰り返すジョーカーが犯人ではないかと疑うリィンは、彼女が最後に残した言葉を信じて月へ向かう。

登場人物・キャラクター

六道 リィン (りくどう りぃん)

正義感に溢れる警部補。金髪の好青年で、人が良い反面、ドジが目立つ場面も。以前に出会った美女ジョーカーに恋心を抱いており、今回もある事件を一緒に解決することとなる。

ジョーカー

銀の瞳に長い黒髪を持つ美女。死刑執行権を行使できる特捜司法官であり、様々な事件を解決に導いていく。人工的に作られた合成人間であり、常人離れした身体能力を有している。

海王寺 弓人 (かいおうじ ゆみと)

大企業・海王寺コンツェルンの若き総裁。父の海王寺デュークが事故死したため、その跡を継いだ。ある事件をキッカケにリィンと再会することになる。

野々宮 ポーラ (ののみや ぽーら)

海王寺コンツェルンの総裁・海王寺弓人の第一秘書。金髪の美女。秘書業務をこなす一方で、ボディガードも兼ねており、戦闘能力は非常に高い。

バーリー

リィンの先輩警部。常にタンクトップ姿である。リィンと行動を共にすることが多い。自信過剰で素行はあまり良くないが、リィンを陰ながら心配する良い先輩。

キャル

リィンの同僚の女性警部。よくバーリーにいじめられているリィンを助けている。子どもの頃、両親が事件に巻き込まれて死亡しており、犯罪を憎んでいる。

ウコン

オールバックの男性。彼女である姫・ラリアを道具としてしか見ておらず、DV気味であった。しかし、ある時から人が変わったかのように優しくなったため、不審に思った姫・ラリアによって殺害されてしまう。

姫・ラリア (ひめらりあ)

美しい女性。彼氏のウコンからDVを受けていたが、ある日別人のように優しくなったウコンを不気味に思い、殺してしまう。

イオータ

合成人間で、特捜司法官として制作された。試作品であるため、能力は持っているが、特捜司法官として働くことはなかった。優秀なジョーカーに対して劣等感を抱いている。

クレイ・スペード (くれいすぺーど)

合成遺伝子工学博士。特捜司法局を立ち上げた一人で、合成人間たちの生みの親。合成人間を愛するあまり、合成人間の人権を認めようとしない海王寺コンツェルンを憎んでいる。

スペード・クイーン (すぺーどくいーん)

合成人間でジョーカーと同じ特捜司法官。ロイストンがコンピュータを使いリィンを殺害しようとしたことを見破った。

ロイストン

特捜司法局で技師として働いている。クレイ・スペード博士を庇うため、捜査に来たリィンを亡きものにしようとしたが、野々宮ポーラによって阻止される。

タロー・ペンタクル (たろーぺんたくる)

法学博士。クレイ・スペードらと共に特捜司法局を創立する。事件の捜査のためリィンに協力しようとするも、直後に頭を撃ち抜かれ死亡する。

場所

特撮司法局 (とくさつしほうきょく)

クレイ・スペード、ケイ・黒葉、タロー・ペンタクル、スグル・ハートの四人の博士によって創立される。合成人間を作りだし、特捜司法官として育て上げる。

クレジット

原作

麻城 ゆう

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