スティッチ!~いたずらエイリアンの大冒険~

スティッチ!~いたずらエイリアンの大冒険~

ウォルト・ディズニー・ジャパン制作によるテレビアニメ『スティッチ!』の続編。沖縄県の架空の島・イザヨイ島を舞台としオバアやキジムナーなど沖縄色を色濃く出しながらエイリアンのスティッチと少女ユウナとの友情を描く、賑やかSFコメディ。

正式名称
スティッチ!~いたずらエイリアンの大冒険~
ふりがな
すてぃっち いたずらえいりあんのだいぼうけん
原作者
制作
マッドハウス
監督
波多 正美
放送期間
2009年10月13日 〜 2010年6月29日
放送局
テレビ朝日
話数
29話
ジャンル
その他SF・ファンタジー
 
ギャグ・コメディ
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概要・あらすじ

科学者ジャンバ博士の宇宙スクーターで暴走していたエイリアンのスティッチは、宇宙嵐に巻き込まれ地球の日本、その中の沖縄イザヨイ島に不時着する。そこで島の少女ユウナに出会い、どんな願いも叶えてくれる「ちたまの石」伝説の話しを聞く。

この石で宇宙一の力を手に入れようと考えたスティッチは、この沖縄で「ちたまの石」のパワーを得るべく奮闘する。

登場人物・キャラクター

スティッチ

科学者ジャンバ博士が作った626番目の試作品エイリアン。大きな耳に大きな目、鋭い歯を持つ不思議な生き物である。スーパー・コンピューターなみの思考回路を持ち、暗視力、嗅覚、聴覚には抜群の力を発揮。そのうえ怪力の持ち主である。 宇宙スクーターで暴走中、宇宙嵐に巻き込まれ、地球の沖縄イザヨイ島に不時着。ここで少女ユウナと出会い彼女の家族として生活することになる。そんなスティッチの狙いは「ちたまの石」に願い事をし、宇宙一の力を手に入れること。 そのためには「43のイイコト(善行)」をしなければならない。しかし、良いこと悪いことの区別がつかないスティッチはジャンバ博士に作ってもらった「イイコトカウンター」を片手に日々奮闘する。 今では、「ちたまの石」の力で少しだけパワーアップしている。

ユウナ

イザヨイ島で暮らしている小学4年生の女の子。髪を左右ふたつに分けて結んでいる。彼女が赤ん坊の頃に母は亡くなり、海洋学者の父はイザヨイ島から離れているため、祖母のオバアとふたりで暮らしている。 空手が得意で、祖父から自宅の「ちたま流空手道場」を引継ぎ師範代として活動する。宇宙から不時着したスティッチが空腹のために島中の食べ物を食べまくり、島をパニックに陥れた時、スティッチを妖怪だと思い込み戦いを挑んでいる。 しかし、その後スティッチを「イチャリバチョーデー(一度会ったら、兄弟)」とし「オハナ(家族)」として暮すことにした。今回でイザヨイ小学校が廃校となってしまう。

ジャンバ博士 (じゃんばはかせ)

自称「悪の天才科学者」のエイリアン。大きな体に、鋭い歯と青い舌、4つの目を持ち、自らをハンサムと言わしめるナルシストである。スティッチの生みの親で、宇宙嵐に巻き込まれたスティッチを探しにイザヨイ島にやってきた。 スティッチを見つけ出し宇宙に帰る予定だったが「ちたまの石」の話しを聞いて興味を覚え、そのまま島に残り調査をすることに。スティッチの持つ「イイコトカウンター」を新たに発明するなど石への期待は大きい。 イザヨイ島で次々と生み出す彼の発明品は、ヘンテコながら島の名物になりつつある。

プリークリー

銀河連邦の諜報員で、自称「地球研究の第一人者」。骨格を持たないエイリアン。目が1つで舌が2枚、ひょろりと長い2本の手と3本の足、頭部にアンテナらしき触角がある。惑星生物探査時に、ある惑星で遭難していたところを偶然ジャンバ博士に拾われ、そのままスティッチ捜索に合流する。 イザヨイ島の民族衣装やフルーツに感激し、島の不思議に魅了され、この島のことを何でも知っているオバアを師匠と仰ぐようになった。 またオバアに料理を習うが、味覚が違うためか不思議な味になる。整理整頓が好きで、コスプレとテレビ通販にハマっている。

エンジェル

科学者ジャンバ博士が作った624番目の試作品エイリアン。スティッチのガールフレンドで、外見はスティッチがピンク色になった感じ。身体能力や頭脳レベルもスティッチ並み。今回は、リゾート目的で沖縄周辺の島々を巡っている。 キラキラとゴージャス、宝石やパーティー、おしゃれな事が大好きである。

ハムスターヴィール博士 (はむすたーゔぃーるはかせ)

元銀河連邦議会の議長。長い耳に長いシッポ、赤い目をした白いハムスター風エイリアン。しかし、ねずみと思われることを嫌っている。スティッチが真剣に取り組んでいる伝説の「ちたまの石」の力に気づき「宇宙一の力」を横取りしようと企む。 スティッチにいろいろな攻撃を試みるが、なかなかうまく事が運ばない。銀河刑務所に収監されるも、気ままな生物ブーグーを連れてそこから脱走しスティッチに再び戦いを挑む。 イザヨイ島の花をすべて枯れさせようとするが失敗し、島中を花で埋めてしまう。そして、不本意にも島の人々に「ハムちゃん」とかわいがられてしまった。

オバア

イザヨイ島に住むユウナの祖母。長い髪を頭の上でまるめ、かんざしで留めている。島の伝統風俗、自然現象などに詳しく、島の生き字引といわれる。そのためか、世の中にいる妖怪や精霊にも友達がいる。沖縄の伝統楽器「三線(サンシン)」の演奏が得意である。

キジムナー

イザヨイ島にあるガジュマルの樹の下に住んでいる男の子の妖怪。髪が長く頭の上で結ってはいるが、前髪で目が隠れてしまうほど。この島で一番偉い妖怪とされているものの、実は引っ込み思案な性格で大変な臆病者である。 そのため、普段は森の中にいて、めったに外に出てこない。本人も知らない凄いパワーを持っているといわれる。オバアとは知り合いで、スティッチ、ジャンバ、ユウナとはよく遊んでいる。 好物は魚の目玉。沖縄の伝統楽器「三線(サンシン)」の演奏が得意である。

ユウナの父 (ゆうなのちち)

東京で海洋研究をしている海洋学者。仕事の関係で、めったに家には帰らず、娘は母に預けっぱなしであるが、眼鏡をかけた優しいお父さんである。

オジイ

すでに他界しているユウナの祖父。「ちたま流空手道場」の師範であった。「ちたまの石」のかけらを孫娘のユウナにあげている。

ブーグー

宇宙から来た謎の生命体であるが、実はハムスターヴィール博士が銀河刑務所で発見してきたペット型エイリアンである。メタモル成分を体に含んでいるため、スティッチの持つ「イイコトカウンター」のカウントを狂わせてしまう。 優しくしてくれる人になつくため、イザヨイ島の人々から愛される存在となる。しかし、スティッチに対しては、みんなに隠れてイタズラや意地悪を仕掛けている。

サエ

神戸からユウナのクラスに転校してきた、長い髪のかわいい女の子。母親はファッションデザイナー、父親は医者ということもあり、頭が良くてセンスもいい。一見おとなしそうだが、いざという時には一番度胸があると言われる。 恋ばな、お菓子などのガールズトークでユウナと盛り上がっている。

流石 鶴子 (さすが つるこ)

ユウナの従姉妹で、ユウナのクラスの新任教師である。容姿端麗、スポーツ万能であるが腹黒い性格でズル賢く、人前では猫かぶりだが、プライベートでは利己的でワガママである。そのためユウナは彼女の事を「ズル子」と呼んでいる。 苦手なものは、ユウナと同じ雷。

クレジット

原作

ウォルト・ディズニー・カンパニー

監督

シリーズ構成

加藤綾子 ,

音楽

鈴木よしひさ

アニメーション制作

マッドハウス

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