ステラのまほう

ステラのまほう

私立星ノ辻中学高等学校に通う少女たちによる同人ゲーム作成を取り扱った4コマ漫画。基本的にコメディタッチで描かれるが、創作における葛藤や価値観の違いによる対立など、重いテーマも扱っている。「まんがタイムきららMAX」2012年10月から連載中の作品。

正式名称
ステラのまほう
ふりがな
すてらのまほう
作者
ジャンル
美少女・萌え
関連商品
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あらすじ

私立星ノ辻中学高等学校に入学した本田珠輝は、入部するサークルを探していた。そんな中、「SNS部」と呼ばれる同人ゲーム作成サークルと出逢う。SNS部が発表しているパズルゲームをプレイし、部員たちの真剣な表情を見た珠輝は、そこで「自分は何がやりたいのか」を真剣に考えた結果、昔から「遊びを思いつく」ことが好きだったことに行きつく。それはSNS部の活動と重なるのではないかと、珠輝はサークルへの入部を決意。こうして珠輝は、先輩部員の村上椎奈関あやめ藤川歌夜らと同人ゲームを作成していく内に、「創作の意義」を知っていく。

作風

本作『ステラのまほう』は基本的にコメディとして描かれているが、創作における葛藤などをシリアスに描写している部分も多い。自分が何のために作品を作るのか、それは人によって異なっており、目標もそれぞれ違っている。その差異から価値観の対立が描かれることもあり、そのシーンではほんわかした作風から一転して、シリアス調の雰囲気となることもある。しかし、基本的には協力して1つの作品を作り上げていくことが中心で、ギスギスとした雰囲気になってもお互いが歩み寄り、仲直りすることで絆がより一層深まっていく物語となっている。モノ作りにおける大変さ、過酷さをほんわかしたテイストながらしっかり描き切っており、モノ作りの意義を感じることができる作風となっている。

タイアップ

本作『ステラのまほう』のTVアニメ化に際して、2016年10月3日から2017年3月31日まで叡山電鉄とのタイアップ企画が実施された。これに伴い、作品ヘッドマークやオリジナルロゴ、各キャラクターで各所を装飾された「ステラのまほう×叡山電車」ラッピング車両が運行された。

メディアミックス

TVアニメ

2016年10月から同年12月にかけて、SILVER LINK.制作によるTVアニメ版がAT-X他にて放送された。全12話。監督を川面真也、キャラクターデザイン・作画監督を吉川英樹、シリーズ構成を志茂文彦、音楽を倖山リオ、桑原まこ、kidlitなどが担当。主なキャストは本田珠輝役を長縄まりあ、村上椎奈役を村川梨衣、関あやめ役を小澤亜李、藤川歌夜役を悠木碧、布田裕美音役を前川涼子が演じた。

OVA

本作『ステラのまほう』は、TVアニメ版とは別に、OVAも制作されている。スタッフやキャストはTVアニメと同じ。OVAは2話構成となっており、前半タイトルは「歌夜のたんじょうび(とちゅうまで)」、後半タイトルが「歌夜のたんじょうび(とちゅうから)」となっている。これらのOVAは、TVアニメ版を収録したBlu-ray&DVDの第3巻に前半が、第4巻に後半が収録されている。

ミニゲーム

『ステラのまほう』の公式サイト(http://www.dokidokivisual.com/magic_of_stella/)にてミニゲームが公開されている。Adobe Flashを用いて作成された「Flashゲーム」で、作者のくろば・Uがミニゲームのプログラムやドット絵などの制作を担当している。現在も公式サイト上にてプレイが可能。

Webラジオ

TVアニメ版の公開に先駆け、2016年8月より「音泉」にてWebラジオ『TVアニメ「ステラのまほう」SNS部の進捗どうですか?』が配信された。8月28日に配信されたプレ放送も含め、放送は全10回。本田珠輝役の長縄まりあと布田裕美音役の前川涼子がメインパーソナリティーを務めた。各回ではゲストパーソナリティーも訪れており、関あやめ役の小澤亜李、村上椎奈役の村川梨衣、藤川歌夜役の悠木碧、清水マリカ役の下地紫野が登場した。当番組のコーナーには「同人ゲームをつくろう!」という企画があり、これにより実際に制作された同人ゲーム『麺に恋した僕はMEN』が、TVアニメ版を収録したDVD&Blu-ray第4巻に同梱されている。

登場人物・キャラクター

本田 珠輝 (ほんだ たまき)

高校1年生の少女。中高一貫校の私立星ノ辻中学高等学校に高校から編入して来た。SNS部に入部し、部では主にイラストを担当している。ゲーム制作におけるクリエイターネームは「たまき」。身長が低く、長い黒髪を後頭部で大きなリボンを使って1つに束ねている。中学時代は関西にいたため、時おり関西弁でしゃべってしまう。素直な性格だが芯が強く、思っていることははっきり言う。 大のファザコンで、単身赴任で家を空けていることの多い父親が帰って来る日を、何よりも楽しみにしている。父親の影響を受け、ハードボイルド調のマンガを幼い頃から読んでおり、中年男性や渋い魅力を持ったおじさん系キャラクターが大好き。同人ゲーム制作においても、なにかとおじさんキャラクターの登場を希望している。 飯野水葉とイラスト対決を行った時には渋いおじさんの絵を描き、彼女から「強い熱意と魂が紙面に溢れている」と称賛された。

村上 椎奈 (むらかみ しいな)

私立星ノ辻中学高等学校に通う高校2年生の少女。黒髪のセミロングで、頭の上でお団子状に髪を結っている。SNS部の2代目部長で、部ではプログラミング全般を担当している。ゲーム制作におけるクリエイターネームは「村」。趣味は、2つのジュースを混ぜ合わせて新たに変な味のジュースを作ること。村上椎奈自身はこれを「ささやかな非日常感を楽しむためのもの」と語っている。 真面目で、自分よりも人のことを考えられる優しい性格。一方でコミュニケーション能力に乏しく、SNS部に入部した当初は、幼なじみである関あやめ以外に友達がいなかった。嫌なことや苦手なことがある日の当日に、体調を崩してしまう癖がある。

関 あやめ (せき あやめ)

私立星ノ辻中学高等学校に通う高校2年生の少女。ショートカットの髪型で眼鏡をかけている。現在の1人称は「私」だが、中学時代までは「ボク」を使っており、現在でも慌てると「ボク」と言ってしまうことがある。SNS部に所属しており、部では主にシナリオライターを担当している。ゲーム制作におけるクリエイターネームは「Iri§」。 なお、飯野水葉からは「Iri§」という存在に憧れを抱かれているため、彼女の前では関あやめではなく「Iri§」として振る舞うことがある。その際は化粧などで変装する他、口調なども変化させている。お調子者ではあるが、その反面、周りをフォローしたり円滑なコミュニケーションのための橋渡し役を担うことが多い。コミュニケーション能力に欠けている村上椎奈をうまくフォローしている他、クリエイターとして我が強く気難しい一面を持っている藤川歌夜から、友人として信頼されている。

藤川 歌夜 (ふじかわ かよ)

私立星ノ辻中学高等学校に通う高校2年生の少女。くせっ毛をツインテールにしている。人たらしの側面があり、気恥ずかしいことでも平気で口にしてしまう他、相手を誘惑するかのような言動を無自覚に行う。SNS部に所属しており、部では主に音楽を担当している。ゲーム制作におけるクリエイターネームは「Singna」。SNS部とDTM研を兼部しており、個人的な活動として動画サイトへの曲のアップロードなども行っている。 なお、アップロードした曲は度々ランキングでも上位に挙がる人気を誇る。クリエイターとしての我が強く、創作物には強いこだわりを持っているため、他人からの評価を目的とした創作には強い嫌悪感を示す。プロを目指しているが、その経緯は音楽の道を諦めた姉への反感からきている。 そのため姉とは一緒に暮らしているものの、一定の距離を置いている。

池谷 乃々 (いけたに のの)

私立星ノ辻中学高等学校に通う中学3年生の少女。ツインテールに花形の髪留めをしている。向上心が高く、自己承認欲求が強い。クールな性格だが猫を被っているところがあり、その時の愚痴や反省をイマジナリーフレンド(空想の友人)である「ぴーさん」に話す癖を持つ。結成2年目の途中からSNS部に入部する。部では主に声優を担当している他、進捗状況の確認やデバッグ作業などの雑務全般も行っている。 「恋詩露咲るるな」というハンドルネームで、動画サイト上で「歌い手」などの活動しており、人気を得ることを目的としている。そのため他人からの評価を目的とした創作を嫌う藤川歌夜とは対立することがある。もともとは演劇部に所属していたが、部内でけんかして退部することになった経緯がある。

百武 照 (ひゃくたけ てる)

私立星ノ辻中学高等学校の卒業生で、現在は大学1年生の女性。セミロングで大きくおでこを露出させている。趣味はコスプレ。マイペースな性格で、高校時代は数々の部活動に在籍した経験を持ち、人脈が広く行動力がある。SNS部の初代部長を務め、主にイラストを担当していた。高校を卒業した現在でもSNS部のことを気に掛けており、特に本田珠輝には数々の助言を与えている。 独特のあだ名で呼ぶ癖があり、珠輝のことを「たまたまちゃん」、藤川歌夜のことを「ふよんちゃん」と呼ぶ。大学でもゲーム作成を続けている。

布田 裕美音 (ふだ ゆみね)

私立星ノ辻中学高等学校に通う高校1年生の少女。本田珠輝とはクラスメイトで、小学校からの幼なじみ。前髪を切りそろえ、ロングヘアの毛先をシュシュでまとめている。イラスト部に所属しており、途中からSNS部に仮入部する。創作物を発表する際のペンネームは「ふだふだ」。SNS部では、5作目のゲーム原案とセリフ案を担当する。 ボーイズラブ系統の作品が好きで、それらに関する深い描写がなくとも想像で補うことができる。実在の人物である珠輝を妄想のネタにすることもあり、その際は男体化させたうえで想像する。想像・妄想することは得意だが、それらをセリフとして書き起こすのは苦手で、SNS部でセリフ案を担当する際は四苦八苦しながら創作している。

飯野 水葉 (いいの みなは)

私立星ノ辻中学高等学校に通う高校1年生の少女。イラスト部に所属しているが、SNS部にも出入りしている。勝気な性格で思い込みが激しく、本田珠輝をライバル視している。SNS部の3作目のゲームで、珠輝とともにイラストを担当する。創作物を発表する際のペンネームは「watl」。関あやめが「Iri§」名義で中学時代に執筆した「星屑のインテンツィオーネ」に大きな影響を受けており、「Iri§」の大ファンだが、それがあやめであることには気づいていない。 実家は使用人もいる旧家のため教育に厳しく、家族からは、学業をおろそかにして部活や創作にのめり込んでいることを問題視されている。

槍居 智亜 (やりい ちあ)

私立星ノ辻中学高等学校に通う高校3年生の少女。イラスト部の編集長であり、生徒会では第2書記を務めている。背が高いせいで怖がられるため、生徒会にいる時とイラスト部にいる時とでは出で立ちや口調が異なり、イラスト部にいる時のみ眼鏡をかけている。百武照によれば、イラスト部にいる時の方が素の姿に近いという。 照が高校在学時は生徒会で第7書記を務めており、当時散々振り回された経験からか、照のことを嫌っている。本田珠輝を気に入っており、なにかと彼女をイラスト部へ勧誘したがっている。

飯野 夏 (いいの なつ)

私立星ノ辻中学高等学校に通う高校1年生の少女。本田珠輝のクラスメイト。糸のように細い目にショートカットの髪型でカチューシャを付けている。動物が好きで、おっとりとした性格だが、妹である飯野水葉への教育などでは厳しい一面を見せる。創作はあくまでも趣味の一環であり、学業などをおろそかにしてまで優先させるべきものではないと考えていたが、創作を心から楽しんでいる水葉の様子を見て、一部考えを改める。

清水 マリカ (しみず まりか)

私立星ノ辻中学高等学校に通う高校1年生の少女。本田珠輝のクラスメイト。外国人とのハーフでスタイルが良く、しゃべる時は日本語だが、イントネーションに癖がある。天真爛漫な性格で、感情表現が豊か。飯野水葉に薦められた「星屑のインテンツィオーネ」を呼んだ際には、言動がおしとやかな少女風になってしまうなど、何かと影響を受けやすい一面がある。 2学期になり、生徒会に入る。

関 春馬 (せき はるま)

関あやめの弟。小学6年生の少年で、年齢は12歳。小生意気で現実的な性格をしている。絵を描くのが得意で高い技術を持ち、本田珠輝の絵の欠点について多くを指摘するなど、年上相手にも物怖じしない。珠輝に恋心を芽生えさせるが、その想いはファザコンである彼女に届かず、失恋してしまう。

関 信人 (せき のぶひと)

関あやめと関春馬の弟。子供らしい素直で幼い男の子。執筆時にハイテンションになるあやめを怖がり、また「Iri§」時の濃い化粧をしたあやめも苦手としている。あやめの書いたシナリオを読みたがっているが、子供に読ませるにはそぐわない表現が多く使われているなどの理由で、止められている。

村上 菫 (むらかみ すみれ)

村上椎奈のシングルマザーの母親。在宅SEとして働いている。年齢は39歳。明るい性格で、椎奈とは対照的に人見知りなどもしない。ネガティブで人見知りな椎奈を心配しており、普段の彼女を観察するために尾行することがある。SNS部でプログラムを担当している椎名を応援しているが、同時にプログラムの大変さや悲惨な現場をよく知っているがゆえに、忠告や助言などを与えている。

田山 (たやま)

飯野家の使用人の女性。冷静沈着だが、ややサディストの気がある。覗き見グッズを常備している他、他人の調査なども得意。関あやめの小学校時代の文集を秘かに用意してみせた。家出した飯野水葉を尾行している際に、偶然出会った村上菫と意気投合し、飲み仲間となる。

藤川 奏

藤川歌夜の姉で、26歳の女性会社員。大学時代にバンドをやっていたが、音楽家の道を諦め、現在は堅実に生きている。そのため、ミュージシャンとしての藤川奏を誰よりも尊敬していた歌夜との間に亀裂が生じている。音楽家として自分が歌夜に尊敬されていたことを自覚しており、その後ろめたさから、今はあえて彼女の敵となるって、歌夜の成長を願っている。 歌夜の力量を認めており、ネット上にアップされた彼女の楽曲は常にチェックしている。

珠輝の父 (たまきのちち)

本田珠輝の父親。単身赴任で家を空けることが多いが、帰って来た際は珠輝に甘えられている。高校生である娘が親離れしないことに多少の疑問を感じているものの、反抗期よりは良いかと割り切っている。

珠輝の祖母 (たまきのそぼ)

本田珠輝の祖母。見た目は温厚で優しそうな女性だが、怒ると非常に怖い。関あやめと藤川歌夜がししおどしで遊んでいると勘違いした際には、包丁を片手に怒りの形相を浮かべ、そのまま離れで2時間にわたり説教をした。

テマワリさん

創作界で有名なイラストレーターの女性。「小悪魔的☆萌える詰め将棋画集800」などの作品で知られており、布田裕美音などは彼女のファン。藤川歌夜とは度々制作において協力体制を取っており、ドラマCDなどの曲や歌詞の作成を依頼することがある。即売会では、新作を出す度に長蛇の列が作られる。

みたらし

百武照の飼っている黒猫。もともとは捨て猫だったが、照に拾われて飼われるようになった。よく照の頭の上に乗っている。照自身が黒髪なので、みたらしを乗せると、猫耳を付けているように見える。

集団・組織

SNS部 (えすえぬえすぶ)

私立星ノ辻中学高等学校に存在する、同人ゲームを制作するサークル。正式名称は「死んだ魚の目日照不足シャトルラン部」で、数々の単語を入れたくじの中から引いた3つの単語を組み合わせて作られた名称。普段は略して「SNS部」と呼ばれている。初代の部長であった百武照により作られ、当時は在籍者数が4人だった。照が抜けた後に本田珠輝が入部し、その後に布田裕美音が仮入部として在籍。 さらに池谷乃々が中等部ながら入部したことにより、6人となった。照が在籍していた時代に「SNS部同人ゲーム第1作目」を完成させている。珠輝の入部以降は、「SNS部同人ゲーム第2作目」「SNS部同人ゲーム第3作目」「SNS部同人ゲーム第4作目」「SNS部同人ゲーム第5作目」と立て続けに4本を制作した。 なお、名称こそ部ではあるものの、実際には同好会扱いとなっている。

イラスト部 (いらすとぶ)

私立星ノ辻中学高等学校の部活動。布田裕美音、飯野水葉、槍居智亜などが所属している。主な活動内容は、定期的な部誌の発行。もともとは漫研から派生してできたサークルで、書いたものであれば何でも部誌に載せてしまうほど、お気楽な空気感が特徴。発足した当初は同好会扱いだったが、智亜が生徒会書記となって裏から手を回した結果、部活動に格上げされた。

場所

私立星ノ辻中学高等学校

本田珠輝たちが在籍する中高一貫の学校。自由な校風に基づき、部活動が活発なことで有名。珠輝のように高校からの編入生の入学も認められているが、中学でのカリキュラムを埋めるため、編入生には補修授業を受けることが義務づけられている。中学・高校での合同サークルが存在しており、イラスト部などは中学生も在籍している。

その他キーワード

ぴーさん

フクロウの人形で、普段は彼女のカバンに付けてある。もともとはクレーンゲームの景品で手に入れた人形。「おばあちゃんの家で飼っていた大事な友達を模している」という、乃々による架空の設定が存在している。

SNS部同人ゲーム第1作目

SNS部における同人ゲーム第1作目で、パズルゲーム。イラストを百武照、シナリオを関あやめ、音楽を藤川歌夜、プログラミングを村上椎奈が担当した。新入学時の部活PRにて本作をプレイした布田裕美音は、このゲームを「かなりしっかり作り込んでいる」と評している。

SNS部同人ゲーム第2作目

SNS部における同人ゲーム第2作目で、アドベンチャーゲーム。イラストを本田珠輝、シナリオを関あやめ、音楽を藤川歌夜、プログラミングを村上椎奈が担当した。前作「SNS部同人ゲーム第1作目」の外伝にあたる。主人公の青年「サミュ」とヒロイン「ステラ」の恋愛がテーマで、サミュはとある不治の病にかかっているステラとともに運命に立ち向かっていく。 選択肢によってバッドエンド、ハッピーエンドが存在している。

SNS部同人ゲーム第3作目

SNS部における同人ゲーム第3作目。「星屑のインテンツィオーネ」を原案として作成されており、企画は飯野水葉の熱意によって決定された。イラストを水葉と本田珠輝、シナリオを関あやめ、音楽を藤川歌夜、プログラミングを村上椎奈が担当している。

SNS部同人ゲーム第4作目

SNS部における同人ゲーム第4作目。百武照の人脈によって使わせてもらっていた部室を引き続き使用するため、文化祭までに制作された。フィールド上にいる敵の「いたずらっ子」を「ワナ」で囲っておじさまに変身させるという内容のゲーム。企画原案は本田珠輝。イラストを珠輝、シナリオを関あやめ、音楽を藤川歌夜、プログラミングを村上椎奈が担当した。

SNS部同人ゲーム第5作目

SNS部における同人ゲーム第5作目。企画原案は布田裕美音。RPGで、ヒロインの女の子のもとから何者かによって奪われた「物語」を探し、世界に彩りを取り戻すというストーリー。本作「SNS部同人ゲーム第5作目」の最大の目的は、「たくさんの人に届けること」。評価を目的に創作することを嫌う藤川歌夜をどうにか説得し、1000DLを目標の数字とすることが定められた。 制作メンバーはイラスト・演出などを珠輝、シナリオを関あやめ、音楽を歌夜、プログラミングを村上椎奈、企画原案を裕美音、声優・ナレーションを乃々が担当した。なお今までの同人ゲーム作成では、スケジュール管理を部長である椎奈が務めていたが、本作からはその一部を珠輝、乃々が担当している。

星屑のインテンツィオーネ (ほしくずのいんてんつぃおーね)

関あやめが文芸部に在籍していた頃に書いた小説。現在は前編のみ書き上がっている。主人公である「アヤ」が「星屑の巫女(トゥインクルスター)」として街を蝕む怪人と戦うバトルアクションだが、彼氏との恋愛描写も重要な要素となっている。飯野水葉はこの作品を名作と評しており、「SNS部同人ゲーム第3作目」の原案となった。

まじろま

「まじろま」の略称で呼ばれる少女マンガ。正式名称は不明。清水マリカいわく「ヒロインのコが沢山人助けする」物語。布田裕美音と飯野水葉は、ともにこの作品のファンだが、解釈の違いにより意見を対立させる火種となった。

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