チックンタックン

チックンタックン

R星(あーるせい)の宇宙人チックン王子がタックン・ハットを伴って地球人のミコの家に居候する。勉強するためだったが、後にはドクター・ベルが持ち出したワルチン大事典を取り戻すことになった。チックン王子が地球での生活でいろいろなことを学んでいく学習ドタバタギャグ。学習研究社の『1年のかがく』の『ちくたくだいぼうけん』と『5年の科学』の『チクタク大冒険』のアニメ化にあわせて、1984年の4月号から各学年の『学習』で『チックン大冒険』として連載が始まり、5月号から『チックンタックン』と改題された。

正式名称
チックンタックン
ふりがな
ちっくんたっくん
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
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概要・あらすじ

チックン王子とタックン・ハットは[R星(あーるせい)]からやってきた宇宙人。地球人の少女ミコと出会い、ミコの家に居候する。R星の悪者ドクター・ベルもやってきて、地球での生活は勉強になることばかり。

登場人物・キャラクター

チックン

[R星(あーるせい)]の王子で、二頭身で水滴型の頭のてっぺんに丸くて赤い球がある。嘴は黄色い。全身は黒くペンギンに似ている。好奇心旺盛でわがままな性格。地球には勉強のために来ていたが、1984年ではドクター・ベルを追っていた。最初に会ったミコちゃんが気に入って、そのまま居候してしまった。

タックン・ハット (たっくんはっと)

チックン王子の世話役として[R星(あーるせい)]から同行してきた、赤いシルクハット型のスーパーマシン(黒いこともある)。時間と空間を自由に飛び回ることができ、さらに人やモノの大きさを自由に変えられる。巻いているリボンが手の代わりになる。

ミコ

チックン・ダックとタックン・ハットを居候させている小学生の女の子。連載誌に応じた年齢で登場。カチューシャをしていることが多い。活発な性格をしている。

ドクター・ベル (どくたーべる)

笠のような形をした頭に大きな目と縁に尖った歯が並んでいる。全身は黒く、二頭身で体には骨で×のマークがある。[R星(あーるせい)]からやってきた宇宙人。当初はR星の科学大臣で、チックン王子にイジワルをして困らせるのが目的だった。1984年ではR星の国宝ワルチン大事典を盗んで、地球に逃げてきた。 いたずらや悪さが大好き。家来は自作のロボットのギジギジ。1982年の『1年のかがく』から登場した。

フログ

尻尾のあるカエルのような謎の生物。本人は恐竜ガエルだと言っている。チックン王子たちが誤って恐竜のいる時代に到着してしまい、そこから現代に戻るときについてきた。

チャポ

チックン王子とよく似たピンクの宇宙人。チックンのガールフレンドで、地球に到着早々チックン王子とキスをするほどの仲だけど、性格はおとなしい。

天才 (てんさい)

オデコが髪を後ろに追いやるほど大きく口の尖った男の子。ミコの同級生で、テストはいつも百点の優等生。ミコに憧れている。

場所

R星 (あーるせい)

『チックンタックン』に登場する、チックン王子の故郷で科学の発達した星。王と女王も健在。

その他キーワード

ギジギジ

『チックンタックン』の登場メカ。丸い本体に目と尖った歯があり、先端が吸盤状の6本の脚があるだけのロボット。ドクター・ベルが作った家来で、いろいろなメカを作ることができる。

ワルチン大事典 (わるちんだいじてん)

宇宙中の悪いことが書いてある本。R星(あーるせい)の国宝で、ドクター・ベルが盗み出したため、チックン王子が取り戻そうとしている。

アニメ

チックンタックン

ある日、アール星の秘密の宝物庫にあった、あらゆる悪事が書かれているというワルチン大事典が悪の親玉、Dr.ベルによって盗み出されてしまう。主人公のアール星の王子チックンは、相棒のタックンとともに盗まれた... 関連ページ:チックンタックン

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