デスゲーム飯

デスゲーム飯

デスゲームでの殺し合いの最中に食べる飯やデスゲーム参加前の食への思い出など、デスゲームと食にまつわるエピソードをオムニバス形式で展開するグルメ漫画。

正式名称
デスゲーム飯
ふりがな
ですげーむめし
原作者
アオイ セイ
作画
ジャンル
デスゲーム
関連商品
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あらすじ

第1巻

生き残れば1億円の賞金が得られるデスゲームに参加させられた六人は、ゲームのたびに一人ずつ死んでいき、最後の二人だけになっていた。生き残った藤井は、もう一人の生き残りである伊藤にゲームの途中で命を救われたこともあり、伊藤に最後まで生き残ってほしいと告げる。そんな藤井に伊藤は豚丼を料理し、二人で将来のことを語らいながら豚丼を平らげる。しかし非情にもラストゲームの開始が告げられ、二人はロシアンルーレットで命を賭けることになる。二人は六つの弾倉に2発の弾丸が込められた銃をお互い自分の頭に向け、合図とともに引き金を引くが、1回目はどちらの銃からも弾が発射されることはなかった。続けざまに2回目の引き金を引くその瞬間、藤井は伊藤にある事実を告白する。(第1話「最後の晩餐は豚丼」。ほか、3エピソード収録)

登場人物・キャラクター

藤井 (ふじい)

第1話「最後の晩餐は豚丼」に登場する。デスゲームに参加している男性で、年齢は27歳。三流大学を卒業後、契約社員になるが失業し、現在は深夜の工場でアルバイトをしている。彼女もおらず、自分にはなんの才能もないため、生きていても仕方ないと考えている。

北条 芹那 (ほうじょう せりな)

第2話「生贄投票はアフターヌーンティーの後で」に登場する。清林高校2年B組に在籍するなかよしグループ「ファイブ」の一人。おかっぱヘアの女子で、眼鏡を掛けている。学年トップの成績を誇る才女でもある。修学旅行のバスで催眠ガスを吸わされ、生徒35名と教師一名でデスゲームに参加させられた。死なせたい人間に投票するという「生贄投票」のデスゲームにおいて、五人組グループ「ファイブ」の結束力を生かして、最後の五人に生き残った。

藤崎 郁 (ふじさき かおる)

第2話「生贄投票はアフターヌーンティーの後で」に登場する。清林高校2年B組に在籍するなかよしグループ「ファイブ」の一人。特に取り柄のない女子だが、明るい性格で、その笑顔がメンバーからも愛されている。修学旅行のバスで催眠ガスを吸わされ、生徒35名と教師一名でデスゲームに参加させられた。死なせたい人間に投票するという「生贄投票」のデスゲームにおいて、五人組グループ「ファイブ」の結束力を生かして、最後の五人に生き残った。

諏訪野 すみれ (すわの すみれ)

第2話「生贄投票はアフターヌーンティーの後で」に登場する。清林高校2年B組に在籍するなかよしグループ「ファイブ」の一人で、お嬢様タイプの女子。修学旅行のバスで催眠ガスを吸わされ、生徒35名と教師一名でデスゲームに参加させられた。死なせたい人間に投票するという「生贄投票」のデスゲームにおいて、五人組グループ「ファイブ」の結束力を生かして、最後の五人に生き残った。その後、最後まで生かしたい人間に投票する「善人投票」では、将来世の中のためになるような人間を残すべきだと意見を述べた。

須藤 千早 (すどう ちはや)

第2話「生贄投票はアフターヌーンティーの後で」に登場する。清林高校2年B組に在籍するなかよしグループ「ファイブ」の一人で、ギャルっぽい女子。一方で、教室で独りぼっちで弁当を食べていた藤崎郁に声を掛けるなど、思いやりのある優しい性格をしている。修学旅行のバスで催眠ガスを吸わされ、生徒35名と教師一名でデスゲームに参加させられた。死なせたい人間に投票するという「生贄投票」のデスゲームにおいて、五人組グループ「ファイブ」の結束力を生かして、最後の五人に生き残った。

樋口 佐保里 (ひぐち さおり)

第2話「生贄投票はアフターヌーンティーの後で」に登場する。清林高校2年B組に在籍するなかよしグループ「ファイブ」の一人で、五人の中ではいちばん目立たないタイプの女子。母親を亡くしており、家事をすべてこなしながら小さな弟と妹の面倒を見ている。そのことは小学校からの友達である北条芹那しか知らない。修学旅行のバスで催眠ガスを吸わされ、生徒35名と教師一名でデスゲームに参加させられた。死なせたい人間に投票するという「生贄投票」のデスゲームにおいて、五人組グループ「ファイブ」の結束力を生かして、最後の五人に生き残った。

田中 (たなか)

第3話「水責めの最中ですが冷やし中華はじめました」に登場する。男女七人のデスゲームに強制的に参加させられた、太った体型の男性。東北出身で実家は農家を営んでいる。無農薬野菜を作っていたが、震災の風評被害で野菜がまったく売れなくなってしまう。そのため、出稼ぎで東京にやって来たことでデスゲームに参加させられた。現在はホテルの厨房で働いており、デスゲーム中も参加者に冷やし中華を振る舞う。

宮田 純平 (みやた じゅんぺい)

第4話「無人島バトルロイヤルでボタン鍋を囲む」に登場する。謎の女性に拉致され、強制的にデスゲームに参加させられた青年。1日分の食料と武器が入ったリュックのみ渡され、ヘリコプターからデスゲームの舞台となる無人島に落とされた。ボタン鍋を作ろうと、イノシシを捕える罠を作って待ち構えていたところ、ほかのデスゲーム参加者と鉢合わせになってしまう。

伊藤 (いとう)

第1話「最後の晩餐は豚丼」に登場する。藤井と共にデスゲームの最後の二人となった男性で、飲食店を経営している。デスゲーム中も参加者の料理を作っており、最後の晩餐では豚丼を作った。一人しか生き残れないデスゲームで、最後まで残った藤井を励まして生きる希望を与えようとするなど、優しい性格をしている。

西 佳織 (にし かおり)

第2話「生贄投票はアフターヌーンティーの後で」に登場する。かつてなかよしグループ「ファイブ」メンバーたちのクラスメートだった女子。授業中に生理痛で苦しむ藤崎郁を助けたことで「ファイブ」の女の子から好かれ、西佳織を加えた六人組グループ「シックス」となった。のちに、既婚者の男性教師と関係を持って妊娠したことで、「シックス」のメンバーに相談を持ちかける。その結果、子供を堕胎したあとにメンバーに遺書を残して自殺した。

栗原 (くりはら)

第3話「水責めの最中ですが冷やし中華はじめました」に登場する。男女七人のデスゲームに強制的に参加させられた女性。コールセンターで10年以上働いていたが、結婚詐欺に遭って会社を辞め、死に場所を探していたところでデスゲームに巻き込まれた。

葛西 (かさい)

第3話「水責めの最中ですが冷やし中華はじめました」に登場する。男女七人のデスゲームに強制的に参加させられた男性。車のレストアをする修理工を務めている。田中、栗原と共に最後の三人に残り、協力してくじ引きで選ばれた一人を脱出させようと提案する。

クレジット

原作

アオイ セイ

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