ドラえもん のび太の創世日記

ドラえもん のび太の創世日記

藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とするアニメの劇場版、第16作目。ドラえもんやのび太は自らの目的のために冒険するのではなく、舞台となる星の長い歴史の流れに立ち会う役回りになっている。そのためゲストキャラクターは数が多い一方で展開にあわせて流動的に登場・退場していく。同時上映はドラえもんの起源を描く短編『2112年 ドラえもん誕生』。

正式名称
ドラえもん のび太の創世日記
ふりがな
どらえもん のびたのそうせいにっき
原作者
制作
シンエイ動画
公開日
監督
芝山 努
ジャンル
ロボット
 
その他SF・ファンタジー
 
アドベンチャー
関連商品
Amazon 楽天

概要

夏休みの自由研究に悩む小学生・野比のび太は、22世紀からきた猫型ロボット・ドラえもんの道具を借りて自分だけの太陽系を創り、そこに生まれた地球そっくりの新地球で何が起きるのか観察することにした。

やがて人類タイプの種族が進化し、のび太と仲間が見守る前で原始時代、神話の時代、平安時代、現代に近い時代と歴史が流れていく。一方、人類とは別に進化した種族昆虫人新地球の秘密に迫り、大きな脅威を生みつつあった。

登場人物・キャラクター

主人公

キャラクター紹介22世紀からタイムマシンでやってきたネコ型ロボット。元々のび太の玄孫であるセワシに仕えていた子守用ロボットだったが、成人後ののび太の数々の不始末がもとで、一家は困窮。その過去を改変すべ... 関連ページ:ドラえもん

主人公

キャラクター紹介勉強もスポーツも駄目な冴えない小学生。大きな眼鏡をかけている。両親の野比のび助と野比玉子と暮らしている。常に他人を思いやる、優しい心の持ち主だが、怠惰で小ずるい面も多々見られる。同級生... 関連ページ:野比 のび太

キャラクター紹介のび太のクラスメイト。キザで嫌味な性格の小柄な少年。裕福な家庭に生まれ、自分の持ち物や恵まれた境遇を(主にのび太に対して)自慢している。この性格が災いしてトラブルとなることも少なくない... 関連ページ:骨川 スネ夫

キャラクター紹介のび太のクラスメイト。通称「ジャイアン」。大柄でケンカの強いガキ大将で、暴力や理不尽な理屈でのび太たちを取り仕切っている。単なる暴君ではなく、ときにはリーダーとして仲間を牽引したり、厚... 関連ページ:剛田 武

キャラクター紹介のび太のクラスメイト。かわいらしく、文武両道の優等生で、同級生からの憧れの的。友達からはしずちゃんと呼ばれている。思いやりがあるやさしい性格であるが、意地悪やいたずらはきちんと叱るとい... 関連ページ:源 静香

場所

新地球 (しんちきゅう)

ドラえもんがもつ未来の道具創世セットにより創り出された、地球と同じタイプの天体。のび太が生命進化の様子を観察するかたわら、人類タイプの生物へ力を貸すことで神のような立場になる。地球と似た歴史をたどるが、人類とは別にヒト型に進化した昆虫が地下空洞内に文明を築く。 太陽のサイズなど天体の置かれた条件がわずかに異なるため異常気象に見舞われる。

その他キーワード

創世セット (そうせいせっと)

ドラえもんがのび太に貸した未来の道具。擬似的な宇宙空間に自ら設定したオリジナルの太陽系を創り出し、天体の変遷を観察できるシミュレーター。セット内容は、創世した宇宙への入り口となる敷き物、ビッグバンを起こすための粒子の詰め合わせ、宇宙の時間進行をリモコンのように操作できる杖など。 のび太は地球によく似た新地球を創造した。

昆虫人 (こんちゅうじん)

『ドラえもん のび太の創世日記』に登場する生物。ドラえもんの道具で創造された天体新地球の住人。昆虫が進化してヒト型の体格と高い知能および技術文明を備えた存在であり、惑星の地下内にある巨大な空洞でひそかに繁殖してきた。 のび太が人類をひいきしなければ昆虫人のほうが地上で栄えていたという見解をもち、種の立場を変えるため強硬手段をとる。

四次元ポケット (よじげんぽけっと)

ドラえもんが腹につけている半円状の白いポケット。未来の道具が無数に収納されている。内部は異次元に通じ、どんな大きなものでも、どんな数量でも自由に出し入れできる。手を入れた者の意志に応じて物が出てくる仕様上、ドラえもんが慌てている時はあらぬ品ばかり出てきてなかなか目当てのものを取り出せない。

クレジット

原作

監督

作画監督

富永貞義

音楽

菊池俊輔

アニメーション制作

シンエイ動画

関連外部リンク

SHARE
EC
Amazon
logo