ドラえもん のび太と銀河超特急

ドラえもん のび太と銀河超特急

藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とするアニメの劇場版17作目。題名の「銀河超特急」は「ぎんがエクスプレス」と読む。次作の執筆途中で藤子(F)が逝去したため、藤子(F)が映画のために直接描いた原作が完結まで至ったものとしては本作が最後となった。全国の映画館主の同業組合が贈るゴールデングロス賞(第14回)で優秀銀賞を受賞。同時上映はスピンオフ短編『ドラミ&ドラえもんズ ロボット学校七不思議!?』。

正式名称
ドラえもん のび太と銀河超特急
ふりがな
どらえもん のびたとぎんがえくすぷれす
原作者
制作
シンエイ動画
公開日
監督
芝山 努
ジャンル
ロボット
 
その他SF・ファンタジー
 
アドベンチャー
関連商品
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概要

小学生・野比のび太は、22世紀から来た猫型ロボット・ドラえもんが入手した未来のミステリートレインの切符により、銀河を渡る特急列車で旅行することになった。いつもの仲間達と共に乗った銀河超特急はやがて遊園地ドリーマーズランドに到着。

楽しく遊ぶ一行だったが、そこへ宇宙征服を狙う寄生生物ヤドリの群れが襲来。ロボットや人にとりつき支配しはじめた。無事に地球へ戻るため、ドラえもん達はヤドリと対決する。

登場人物・キャラクター

主人公

キャラクター紹介22世紀からタイムマシンでやってきたネコ型ロボット。元々のび太の玄孫であるセワシに仕えていた子守用ロボットだったが、成人後ののび太の数々の不始末がもとで、一家は困窮。その過去を改変すべ... 関連ページ:ドラえもん

主人公

キャラクター紹介勉強もスポーツも駄目な冴えない小学生。大きな眼鏡をかけている。両親の野比のび助と野比玉子と暮らしている。常に他人を思いやる、優しい心の持ち主だが、怠惰で小ずるい面も多々見られる。同級生... 関連ページ:野比 のび太

キャラクター紹介のび太のクラスメイト。通称「ジャイアン」。大柄でケンカの強いガキ大将で、暴力や理不尽な理屈でのび太たちを取り仕切っている。単なる暴君ではなく、ときにはリーダーとして仲間を牽引したり、厚... 関連ページ:剛田 武

ボーム

未来人。22世紀の新聞社で社会部に所属する記者。休暇中、旅行のためにミステリートレインの銀河超特急へ乗った。寄生生物ヤドリの襲来に見舞われ、ドラえもん一行の頼れる大人として共に戦う。 体格はやや太り気味だが動きは素早い。

キャラクター紹介のび太のクラスメイト。かわいらしく、文武両道の優等生で、同級生からの憧れの的。友達からはしずちゃんと呼ばれている。思いやりがあるやさしい性格であるが、意地悪やいたずらはきちんと叱るとい... 関連ページ:源 静香

キャラクター紹介のび太のクラスメイト。キザで嫌味な性格の小柄な少年。裕福な家庭に生まれ、自分の持ち物や恵まれた境遇を(主にのび太に対して)自慢している。この性格が災いしてトラブルとなることも少なくない... 関連ページ:骨川 スネ夫

車掌 (しゃしょう)

ロボット。22世紀のミステリートレイン・銀河超特急の車掌をつとめる。袖がぶかぶかに余った制服を着た小柄な造形で、まるっこいシンプルな頭部にシンプルな顔つきをそなえている。礼儀をわきまえており、乗客へのサービスにも優れた有能な車掌。 宇宙の寄生生物ヤドリが起こす騒動の中で憑依されることなくドラえもん一行と共闘する。

場所

ドリーマーズランド

銀河の外れにある大型の遊園地。ドラえもん一行が乗り込んだ22世紀のミステリートレイン・銀河超特急の到着地。西部、忍者、恐竜など個別に題材をもった星々で構成されているテーマパーク。客をもてなすロボットたちが宇宙の寄生生物ヤドリにとりつかれたのを機に、騒動が始まる。

その他キーワード

銀河超特急 (ぎんがえくすぷれす)

『ドラえもん のび太と銀河超特急』に登場する乗り物。列車の機構とデザインを備えた宇宙船。行き先の予告がないミステリートレインで、旅の途中にもあらかじめ仕込まれたハプニングにより乗客へスリルを味わわせるなど工夫をこらしている。 22世紀では大人気の企画で、ドラえもんは3日間かけて行列に並び、ようやく切符を入手した。最終到着地はドリーマーズランド。

四次元ポケット (よじげんぽけっと)

ドラえもんが腹につけている半円状の白いポケット。未来の道具が無数に収納されている。内部は異次元に通じ、どんな大きなものでも、どんな数量でも自由に出し入れできる。手を入れた者の意志に応じて物が出てくる仕様上、ドラえもんが慌てている時はあらぬ品ばかり出てきてなかなか目当てのものを取り出せない。

ヤドリ

『ドラえもん のび太と銀河超特急』に登場する生物。外宇宙から銀河系へ飛来してきた宇宙生物の大群。寄生を主とする生態を備えており、人間など宿主になる他種を見つけては取りついて精神を操る。生物だけでなくロボットも寄生対象となる。 ふだんは小さなUFOに貼りついて移動している。ヤドリ全体を支配するものとして、黄金色のUFOに貼り付いたヤドリ天帝と呼ばれる個体が存在する。全宇宙の征服を目的としている。

クレジット

原作

監督

作画監督

富永貞義

音楽

菊池俊輔

アニメーション制作

シンエイ動画

関連外部リンク

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