ケロロ軍曹

ケロロ軍曹

宇宙からの侵略者・ケロロ小隊のケロロ軍曹たちは、ひょんなことから地球人の家で居候暮らしをする羽目に。侵略を諦めずに大騒動を起こしながらも、周辺の人々と友情を育んでいく。

正式名称
ケロロ軍曹
ふりがな
けろろぐんそう
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
レーベル
角川コミックス・エース(KADOKAWA)
巻数
既刊33巻
関連商品
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概要・あらすじ

ケロン星のケロン軍から地球侵略の特殊先行工作部隊として派遣されたケロロ小隊。だが本隊が撤収して地球に取り残されてしまう。隊長のケロロ軍曹たちは日向夏美日向冬樹姉弟ら地球人の家に居候しながら、地球侵略に取り組むことに。人類を圧倒するテクノロジーと破壊兵器を持つケロロ軍曹たちだが、地球侵略作戦はいつも失敗ばかり。

さらにケロン星以外からのエイリアンや、さらには超常現象も巻き込んで、日向家周辺は非日常的な騒動が絶えない。そんななか、ドジで憎めない5人の隊員はそれぞれ地球人のパートナーと親しくなっていく。

登場人物・キャラクター

ケロロ軍曹 (けろろぐんそう)

体色は緑。12月9日生まれ。ケロン軍特殊先行工作部隊・ケロロ小隊の隊長。特に選ばれた隊長だけに与えられるケロンスターを腹に貼っている。先行工作活動中、日向家に忍び込んだところを日向夏美・日向冬樹姉弟に見つかる。以後、日向冬樹の親友に。趣味はガンプラ。 ギロロ伍長、ドロロ兵長、ガルル小隊のプルル看護長は子供時代の同級生。

日向 冬樹 (ひなた ふゆき)

吉祥学園に通う中学1年生。オカルト好きで運動音痴。同級生の西澤桃華と2人でオカルトクラブを作る。父親がおらず(理由は不明)、母親の日向秋、姉の日向夏美と東京近郊の一軒家で3人暮らし。ケロロ軍曹、ギロロ伍長、クルル曹長らが自宅の地下秘密基地などに居着いている。 平和的な性格で、ケロロ軍曹の親友。

ギロロ伍長 (ぎろろごちょう)

体色は赤。ケロロ小隊の機動歩兵。「ケロン軍有数のソルジャー」とされる。軍人気質で武器マニア。ガルル中尉の弟。初対面で自分を倒した日向夏美に片思いするようになり、日向家の庭にテントを張って住み着く。クルル曹長とは昔から仲が悪い。

日向 夏美 (ひなた ふゆき)

14歳、吉祥学園に通う中学2年生。12月2日生まれ。気丈な性格で、スポーツ万能。忙しい母親に代わって家事を切り盛りし、ケロロ軍曹に掃除、洗濯などをやらせる。ラジオパーソナリティの623こと北城睦実に憧れている。

タママ二等兵 (たままにとうへい)

体色は黒。ケロロ小隊の突撃兵。ケロロ小隊のなかで最も幼く、しっぽがある。ケロロ軍曹らとはぐれたところを西澤桃華に拾われ、西澤家の居候に。ふだんはかわいく振る舞うが、キレやすく腹黒い一面も。男性だがケロロ軍曹に恋している。

西澤 桃華 (にしざわ ももか)

吉祥学園に通う中学1年生。世界経済の半分を支配する西澤グループの総裁・西澤梅雄の1人娘。母親は格闘世界チャンピオンの西澤桜華。小学校時代から同級生の日向冬樹に恋しており、気持ちを伝えるため執事のポール森山とともに奮闘する。ふだんは内気で大人しいが、攻撃的な裏桃華に人格がよく入れ替わる。

クルル曹長 (くるるそうちょう)

体色は黄色。ケロロ小隊の作戦通信参謀。かつて少佐まで昇進したが、軍部情報をいたずらに操作して曹長に降格された。ハッキングや発明が得意で、ケロロ小隊が地球侵略に使う兵器や奇妙な装置を作る。性格は陰湿。ケロロ軍曹らとはぐれて独自に地球侵略活動をしていた際、自分と互角に渡り合った北城睦実を気に入る。

北城 睦実 (ほうじょう むつみ)

突出したIQを持つ。麻美と同じ渋谷大学第三付属高校に通うが、サボりがち。623の名前でイラストレーターおよびラジオ番組「623の俺ラジオ」のパーソナリティをしている。

ドロロ兵長 (どろろへいちょう)

体色は青。ケロロ小隊の暗殺兵。ケロン軍超精鋭部隊「アサシン」のトップ。ケロロ軍曹らとはぐれた後に忍野村の東谷小雪と出会い、ケロン軍を裏切って地球を守る決心をする。同時に忍術も体得し、名前をゼロロからドロロに改めた。子供時代から陰が薄く、よく存在を忘れられる。

東谷 小雪 (あずまや こゆき)

忍野村で忍者の修行をしながら暮らしていた少女。後に忍野村を離れ、ドロロ兵長とともに「忍者組(しのびのぐみ)」として地球の平和を守るようになる。ドロロ兵長とともに日向家の裏向かいに引っ越し、吉祥学園の日向夏美と同じクラスに転入。日向夏美を慕っている。

日向 秋 (ひなた あき)

日向夏美・日向冬樹姉弟の母親。年齢不詳の巨乳美人。大手出版社の漫画雑誌編集部に勤務する編集者。仕事が忙しく、たまにしか帰宅しない。大の動物嫌いだが、ケロロ軍曹らを気に入る。

アンゴル=モア (あんごるもあ)

1999年に地球を破壊するという500年前の約束を果たすため、恐怖の大王としてやって来たアンゴル族の少女。地球では偶然見かけた不良女子高生でコギャル・麻美の姿に擬態している。小さい時に遊んでもらった縁で、ケロロ軍曹をおじさまと呼び慕っている。日向家地下の秘密基地に居候。

ケロロ

体色は緑。ケロン軍宇宙侵攻本隊から第弐小隊として地球へ送られたケロン兵。子供だが、1人でケロロ小隊5人分の力を持つ。日向家に居候し、ケロロ軍曹らと行動をともにすることに。ケロロはケロン星でよくある名前であり、ケロロ軍曹らは本隊くんと呼ぶ。火ノ原灯の友だち。

火ノ原 灯 (ひのはら ともす)

日向冬樹が通っていた私立四鷹小学校の5年生男子。オカルトクラブ部長(部員は灯のみ)。地球へやって来たケロロと友だちになる。

ケロン人 (けろんじん)

『ケロロ軍曹』に登場する宇宙人。ガマ星雲第58番惑星・ケロン星の住人。身長約50〜60cmで2等身。体色はさまざま。子供と一部の女性はオタマジャクシ状のしっぽがある。湿気を好み、乾燥に弱い。「古代ケロン人」の時代から宇宙に進出する高度なテクノロジーを有していた。

その他キーワード

ケロボール

『ケロロ軍曹』に登場する兵器。ケロロ軍曹が持ってきた小さな球形の多機能武器。ケロン軍で隊長の証とされる。地球を破壊する力を持つ。ケロロ軍曹との友情の証として日向冬樹が預かっている。

アニメ

ケロロ軍曹

宇宙人の軍隊ケロン軍が地球侵略の尖兵として送り込んだ先行隊ケロロ小隊。隊長ケロロ軍曹は他の隊員とはぐれたうえに地球の民間人に捕縛されてしまう。作戦失敗とみたケロン軍本隊は一時撤退、地球に取り残されたケ... 関連ページ:ケロロ軍曹

書誌情報

ケロロ軍曹 33巻 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉

第1巻

(1999-11-29発行、 978-4047133075)

第2巻

(2000-06-28発行、 978-4047133440)

第3巻

(2001-02-26発行、 978-4047133969)

第4巻

(2001-09-21発行、 978-4047134553)

第5巻

(2002-05-29発行、 978-4047134966)

第6巻

(2003-01-29発行、 978-4047135321)

第7巻

(2003-09-24発行、 978-4047135741)

第8巻

(2004-03-24発行、 978-4047136137)

第9巻

(2004-08-06発行、 978-4047136519)

第10巻

(2005-02-24発行、 978-4047137059)

第11巻

(2005-10-05発行、 978-4047137622)

第12巻

(2006-02-22発行、 978-4047137912)

第13巻

(2006-07-21発行、 978-4047138377)

第14巻

(2007-02-22発行、 978-4047139039)

第15巻

(2007-07-24発行、 978-4047139398)

第16巻

(2008-02-22発行、 978-4047150218)

第17巻

(2008-07-24発行、 978-4047150928)

第18巻

(2009-02-24発行、 978-4047151802)

第19巻

(2009-07-23発行、 978-4047152953)

第20巻

(2010-02-24発行、 978-4047153868)

第21巻

(2010-09-22発行、 978-4047155299)

第22巻

(2011-07-22発行、 978-4047157477)

第23巻

(2012-03-22発行、 978-4041201701)

第24巻

(2013-01-24発行、 978-4041205556)

第25巻

(2014-03-26発行、 978-4041209790)

第26巻

(2015-03-26発行、 978-4041028650)

第27巻

(2016-05-26発行、 978-4041042731)

第28巻

(2017-04-25発行、 978-4041055441)

第29巻

(2018-05-26発行、 978-4041055458)

第30巻

(2019-05-25発行、 978-4041071465)

第31巻

(2020-12-25発行、 978-4041085820)

第33巻

(2023-05-26発行、 978-4041137048)

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