バツハレ

バツハレ

二度目の結婚記念日に妻の浮気現場を目撃し、離婚した和光市路。妻に傷つけられ、EDになってしまった男が、妻に顔がそっくりな妻の妹から告白される。バツイチ男がかわいく献身的な妻の妹と新しい恋をやり直し、EDを克服していくラブコメディ。集英社「週刊ヤングジャンプ」2022年15号より連載を開始。

正式名称
バツハレ
ふりがな
ばつはれ
作者
ジャンル
ラブコメ
レーベル
ヤングジャンプコミックス(集英社)
巻数
既刊5巻
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概要・あらすじ

二度目の結婚記念日に妻・綿花の浮気現場を目撃した和光市路。その半年後に離婚が成立し、バツイチになった。扶養解除の手続きを経理の渋谷くるみに頼む。彼女はいつも冷静で無表情。離婚したことを広めたりしないだろうと、市路は安心して手続きを任せる。先輩にバツイチはモテるぞ、今の部署は男性一人でハーレムじゃないかと言われるが、市路はそれどころではなかった。市路は妻が初体験だったのだが「これで入っているの?」という酷い一言で傷つけられ、その後、何をしても勃たなくなってしまった。2年半が経ってもEDが治らず、妻への未練が原因かもしれないと市路は指輪を捨てる決意をする。ゲリラ豪雨の夜、結婚式をした神社に行き、橋から指輪を投げ捨てた。すると経理の渋谷が「今投げたのって結婚指輪ですか?」と市路に尋ねる。渋谷は様子のおかしい市路を心配し、後をつけてきたのだという。風で傘を飛ばされ、屋根のある神社のベンチに座る二人。渋谷は二人で話をしたかったと言い、つらい結婚生活を送っていた市路を優しく慰め、キスをした。渋谷はいずれわかることだからと髪の毛をおろし、メガネを外す。その顔は綿花にそっくりだった。そして渋谷は綿花の妹だと告白する。渋谷は7年前に市路に定期を拾ってもらい、2年前に会社に入って市路と再会。運命的なものを感じるが、すでに市路は姉の綿花と結婚していた。姉とは絶縁状態で、結婚報告は受けていなかったのだ。「ずっと好きだった」と渋谷からの告白を受け、恥じらう渋谷をかわいいと思う市路。すると不能だった市路の男性器は反応を示し、EDは治ったかに思われた。しかし、いざとなると綿花の顔がちらつき、渋谷との合体は叶わない。渋谷の献身的な愛と、それに応えようとする市路の恋愛が始まろうとしていた。

登場人物・キャラクター

和光 市路 (わこう いちろ)

老舗スーツ店で営業管理をしている35歳の男性。結婚相談所の紹介でお見合いした綿花と結婚するが、夫婦の営みは1回きり。綿花が放った一言で傷つき、EDになってしまう。二回目の結婚記念日に不倫現場を目撃し、バツイチになる。優しくお人よしで、不貞をした妻に購入したマンションをあげ、ローンは自分が払っている。妻が初体験の相手だった。

渋谷 くるみ (しぶや くるみ)

和光市路と同じ老舗スーツ店の経理として働く24歳の女性。職場では常に冷静で無表情で真面目。メガネをかけて、長い髪は後ろでお団子にしており、斜めに分けた前髪で右目はほぼ隠れている。胸が大きい。処女市路の元妻・綿花の妹で、顔がそっくり。姉とは絶縁していたので、結婚報告は受けていなかった。17歳の高校生の時に市路に定期券を拾ってもらい、市路のことが気になっていた。会社に入って再会し、市路が結婚していると知ってもずっと好きだった。姉に傷つけられた市路の心の傷を癒そうとさまざまな対策を考える。行動派で、市路のとなりの部屋に引っ越してくる。

綿花 (めんか)

和光市路の元妻で29歳の女性。二度目の結婚記念日に男を家に連れ込み、不倫現場を夫に目撃される。男とエッチをしながら、夫に笑顔を見せる神経の持ち主。自分の意見が通らないと大声を出し、欲しいものが手に入らないと機嫌が悪くなるわがままなところがある。夫との初エッチで「これで入っているの?」と酷い言葉を浴びせて市路を傷つけた。浮気理由も「あなたのが役に立たないから仕方ない」と悪びれる様子はない。

書誌情報

バツハレ 5巻 集英社〈ヤングジャンプコミックス〉

第1巻

(2022-07-19発行、 978-4088923741)

第2巻

(2022-11-17発行、 978-4088924892)

第3巻

(2023-03-17発行、 978-4088926278)

第4巻

(2023-08-18発行、 978-4088927893)

第5巻

(2024-02-19発行、 978-4088931173)

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