エキセントリック・シティ

エキセントリック・シティ

大学生のライナー・ワイズマンと、女性だが外見は男にしか見えない探偵のジェニファー・グレイス・フレイザーの2人が事件を解決する姿を描く。続編に『プラチナ・キラー』がある。

正式名称
エキセントリック・シティ
ふりがな
えきせんとりっく してぃ
作者
ジャンル
アクション
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概要・あらすじ

奨学金で大学に通うライナー・ワイズマンはアルバイトとしてフレイザー探偵事務所を訪れる。所長はサングラスをかけたかなりの男前だったが、実はジェニファー・グレイス・フレイザーという女性だった。ジェニファー・グレイス・フレイザーの友人でシスコ市警の刑事リチャード・ジャレットが事務所に仕事を依頼してくるのはどれも厄介な事件ばかりだが、お金に眼がくらみジェニファー・グレイス・フレイザーはその仕事を受けてしまう。

危険にさらされながらも、ジェニファー・グレイス・フレイザーライナー・ワイズマンは2人で事件を解決していくのだった。

登場人物・キャラクター

ライナー・ワイズマン (らいなーわいずまん)

奨学金でカリフォルニア大学バークレー校に通う学生。大学1年生。大学内ラジオ局CBRUの局員兼DJをしており、マスコミ志望で好奇心が強い。高校バスケのオールスターに2年連続で選ばれるくらいの花形選手であり、バスケの元ヘッドコーチをしていた義理の父はバスケの有名な大学への進学を希望していた。 しかし本人にその気がなくバスケとは別の道の大学へ進学したため、義父と大喧嘩する。そのため奨学生として大学に通い、家からの援助を受けていない。そのためお金が無く、バイトを探していたところ、CBRUの部長からフレイザー探偵事務所を紹介された。

ジェニファー・グレイス・フレイザー (じぇにふぁーぐれいすふれいざー)

フレイザー探偵事務所の所長。かなりの男前だが女性。男嫌いで女性が好き。2年前までニューヨーク市警で働いていたが、担当していたアリトリア公国大使のダイヤ密輸事件の上から圧力がかかり、辞職する事になった。家賃を3ヶ月も溜めているくらいお金がないが、それは刑事時代に亡くなった相棒のため、収入の1/3を送っているからでもある。 情に厚く、変に律儀でお人よしなところがある。サングラスをかけていると男にしか見えず、ライナー・ワイズマンは最初男性だと勘違いしていた。

リチャード・ジャレット (りちゃーどじゃれっと)

ジェニファー・グレイス・フレイザーの元同級生で、現在はシスコ市警の刑事。眼鏡をかけている。ジェニファー・グレイス・フレイザーとは学生時代よく一緒にバカをやった仲間で、性別を超えて対等に付き合える最高の友人だと思っている。

モーリン・クレマンティ (もーりんくれまんてぃ)

ライナー・ワイズマンと同じ大学で、同じ講義をとっている。アリトリア公国の大使の娘。初恋の人は家庭教師。しかしその家庭教師には婚約者がいて、モーリン・クレマンティは婚約者の彼女が邪魔だからと彼女を殺してしまう。好きになると、邪魔な人物は殺してでも好きな相手を手に入れないと気がすまなくなる。

集団・組織

カリフォルニア大学バークレー校 (かりふぉるにあだいがくばーくれーこう)

『エキセントリック・シティ』の主人公ライナー・ワイズマンが通っている学校。かなりの規模で、中央キャンパスだけで178エーカー(約21万坪)の広さがあり、学生数は約3万人。

場所

フレイザー探偵事務所 (ふれいざーたんていじむしょ)

『エキセントリック・シティ』に登場する探偵事務所。所長はジェニファー・グレイス・フレイザー。サンフランシスコにあり、家賃を3ヶ月も溜め込んでいるくらいの経営難。ライナー・ワイズマンはここでバイトをすることになる。

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