ラビアンエクスタス

ラビアンエクスタス

地球の平和を守るために戦う夫・弘田正義を、あらゆる面でサポートする妻・弘田晴香の姿を描いた作品。敵とのバトルより、正義や晴香の気持ちや考えを描写しているシーンが多く、夫婦や家族としての在り方に重きをおいている。「ウルトラジャンプエッグ」H20年3月からH21年7月にかけて連載された作品。

正式名称
ラビアンエクスタス
ふりがな
らびあんえくすたす
作画
原作
ジャンル
スーパーヒーロー
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概要・あらすじ

結婚して幸せの絶頂にいる弘田晴香は、夫・弘田正義の元気がないことが気になり、元気がないのは自分に魅力がないからだと思い悩んでいた。ある夜、晴香は正義が出かけるのを見かけ、浮気と疑い後をつけるが正義を見失い、謎の2人の怪人が戦っている場面に出くわす。戦いの最中で、片方の怪人の正体が正義と判明。正義がピンチになり、晴香は身を挺して守ろうとするものの、逆に敵の怪人に捕らわれてしまう。

捕らわれた晴香を見た正義は、起死回生のパワーを発揮して敵の撃退に成功。正義が平和のためにヒーロー「オックスマン」となって戦っていることを知った晴香は、正義を全面的にサポートすることを決める。

登場人物・キャラクター

弘田 晴香 (ひろだ はるか)

17歳の女子高生で既婚者。明るい性格で、何でも一生懸命に取り組んでいる。結婚前から夫・弘田正義の実家である焼肉屋でバイトしていたため、弘田正義の両親や正義の連れ子である弘田勇者との仲も良好。結婚後、正義の元気がないことに気付き、なんとか元気になってほしいと色々対策を練っている時に、正義がヒーロー「オックスマン」となって怪人と戦っていることを知る。 以降は私生活だけでなく、オックスマンで戦う時のことも考えて正義を支えていく。正義が病気で倒れている時には正義の代わりにオックスマンとなって怪人と戦ったことから、正義の両親やほかのヒーローたちから認められ、オックスマンワイフとして正義とともに戦う。

弘田 正義 (ひろだ まさよし)

弘田晴香の夫で、物静かな性格の男性。普段は実家の焼肉屋で店長として働いているが、地球を狙う怪人が現れると正義のヒーロー「オックスマン」に変身して戦っている。しかし、ヒーローとしての実力は非常に低く連戦連敗中。薔薇怪人との戦いで追い詰められるが、晴香が弘田正義を身を挺する守るものの捕まったのを見て、起死回生の力が出て撃退に成功し初勝利を収める。 オックスマンには、牛をモチーフとしたヒーロースーツとヘルメットを着用して変身する。

弘田正義の両親 (ひろだまさよしのりょうしん)

弘田正義の父親と母親。孫がいる年齢なのに、未だに毎晩エッチするほど仲が良い。2人とも正義のヒーロー「オックスマン」として戦っており、息のあったコンビネーションを見せる。オックスマンには、牛をモチーフとしたヒーロースーツとヘルメットを着用して変身する。

弘田 勇者 (ひろだ いさむ)

弘田正義の息子。正義と前妻の間にできた子どものため、弘田晴香とは血の繋がりはない。弘田家が代々ヒーローとして地球の平和のために戦ってきたことも知っており、大きくなったら自分も戦うと決めている。

上野 望美 (うえの のぞみ)

弘田晴香と同じ高校に通う女子。バスケット部に所属しているが、運動音痴で万年補欠のために退部を考えていた。そんな時にコーチとして就任した宗方に一目惚れして個人特訓を受けている間に深い仲となる。

大神 拓也 (おおかみ たくや)

弘田正義と同じく、ヒーローとなって怪人と戦う男性。ヒーロー時の名前は「ウルフスター」。最近頭角を現し、ヒーローとしての実力はトップクラス。ホストのようなチャラチャラとした外見とは裏腹に、病気の母親を看病するなど真面目な人物。

薔薇怪人

デスラオン帝国のエイリアン。頭部から肩部までが薔薇の花と同じ形になっており、トゲの付いた蔓を武器に戦う。弘田正義との戦いは、圧倒的に優位な状態で進めたうえに戦いに乱入した弘田晴香も人質にしたが、力を増した正義の一撃によって倒される。

蟹怪人

デスラオン帝国のエイリアン。人当たりのいい外見をした人間の姿で弘田晴香に声をかける。弘田正義と出会うと、頭部が蟹の甲羅、全身が蟹の殻をまとった本来の姿となって襲い掛かる。晴香を人質にとって正義を圧倒するが、正義がオックスマンに変身すると一撃で倒される。

熊怪人

デスラオン帝国のエイリアン。上半身は熊と同じで、強力なプロレス技を使う。弘田晴香のプロレスの試合に乱入して、晴香に自分の子供を生ませようとする。弘田正義と弘田正義の両親の3人による同時攻撃で倒される。

宗方 (むなかた)

デスラオン帝国のエイリアン。上野望美と子供を作るために、望美好みの姿となって望美に近づく。作戦は順調に進むが最後で失敗。上半身がパンダとなった本来の姿に戻ったところを大神拓也に倒される。

ニワトリ怪人

デスラオン帝国のエイリアン。頭部がニワトリになって、全身には羽が付いている。大神拓也を苦しめるが、病気で倒れた弘田正義のオックスマンスーツを着た弘田晴香の一撃で倒される。この一件が、晴香がオックスマンワイフとなるきっかけとなった。

真琴 (まこと)

オックスマンとしても男としても自信をなくした弘田正義が出会った人物。SMクラブの女王様として働いており、正義の悩み解決のために鞭を振るう。正体はデスラオン帝国のエイリアンで、見た目は女性だが実際はニューハーフ。子種を狙って正義を捕らえるが、追いかけて来た弘田晴香のオックスマンワイフとの戦闘に入る。晴香のピンチに拘束を破った正義の一撃を受け撤退したところを、正義と晴香の同時攻撃で倒される。

集団・組織

デスラオン帝国

地球を侵略するエイリアンの一味。種族内の女性をすべて失っており、子孫繁栄のために地球の女性に自分たちの子供を生ませようとしている。人間の感情をデータ化したり、アステロイドベルトにある隕石をワープさせて地球に落下させるなど科学力は非常に高い。

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