ラーギニー

ラーギニー

古代インド神話的世界を舞台に、シグルと七人姉妹の踊り子の一人サッシャとの心の交流から世界の真理までを描く。16ページの短編ながら、多くのテーマやメッセージを含む高密度の作品。

正式名称
ラーギニー
ふりがな
らーぎにー
作者
ジャンル
その他SF・ファンタジー
 
その他芸能・音楽
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概要・あらすじ

七面の柱より成る世界を回すために、七人姉妹の踊り子サッシャ、リシャバ、ガンダーラ、マッデイヤマ、パンチャマ、ダイバダ、ニシャッダはタンブーラという楽器をかき鳴らしながら、毎日交代で神々のための恋歌を繰り返し奏でている。しかし青年シグルに惹かれた姉妹の1人サッシャがタンブーラを弾き忘れ、世界が崩れ始める。

登場人物・キャラクター

シグル

長い黒髪を持つ、研究者の青年。考え事をする時に指を噛む癖がある。七面の柱より成る世界を回すためにタンブーラという楽器を繰り返し演奏し続ける七人姉妹の踊り子に出会った。その中の1人サッシャに惹かれるが、サッシャがタンブーラを弾き忘れ、世界が崩壊する。しかし、実は全ての出来事は、リフトの事故で調整中の七面構成のコンピューターに落ちたシグルが、眠っていた2か月間に見ていた夢であった。

サッシャ

七面の柱より成る世界を回すためにタンブーラという楽器を繰り返し演奏し続ける、七人姉妹の踊り子の1人。名前は魂を意味する。他の姉妹の名は頭を意味するリシャバ、腕を意味するガンダーラ、胸を意味するマッデイヤマ、喉を意味するパンチャマ、腰を意味するダイバダ、足を意味するニシャッダ。 青年シグルと出会い惹かれあったことでタンブーラを弾き忘れ、世界が崩壊する。

その他キーワード

ラーギニー

『ラーギニー』の用語。リフトの事故で2か月間眠っていたシグルが見ていた夢の中で弾かれていた音楽。七面の柱より成る世界を回すために、七人姉妹の踊り子がタンブーラという楽器を弾き、繰り返し演奏していた。男性音楽ラーガに対し、女性音楽を指す。現実世界では七面構成のコンピューターの名前になっている。

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