ロックマンギガミックス

ロックマンギガミックス

ライト博士によって作られた戦闘用ロボットのロックマンが、右手に内蔵されたバスターを武器に宿敵であるDr.ワイリー、そして新たな敵との戦いを繰り広げる。カプコンのゲームソフト「ロックマン」シリーズのキャラクターをもとに、有賀ヒトシが独自のストーリーで描いた作品。

正式名称
ロックマンギガミックス
ふりがな
ろっくまんぎがみっくす
作者
ジャンル
ロボット
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概要・あらすじ

ロックマンとの戦いに敗れて捕まったDr.ワイリーは禁固刑に処されていた。Dr.ワイリーが刑に服してから半年後、彼のもとに一人の人間が訪れる。その人物はDr.ワイリーの宿敵であり、ロックマンの生みの親であるライト博士であった。彼は小惑星αにあるとみられる未知のエネルギー結晶を入手するため、その才能を認めるDr.ワイリーに、ロボットの制作、そして小惑星αの調査を協力して行わないかと提案する。

成功すれば罪が不問になると聞いたDr.ワイリーはライト博士の提案に同意する。ここに、2人の天才科学者のタッグが発足するのだった。

登場人物・キャラクター

ロックマン

元々はライト博士が生み出した家庭用お手伝いロボットで、名を「ロック」といった。優しい性格で平和な日々を送っていたが、ある日自分の兄弟ともいうべきライトナンバーズが暴走したことを知る。彼らを止めるため、ロックは自ら志願して、ライト博士に戦闘用ロボットに改造してもらう。こうして生まれたのが「ロックマン」である。 その後は宿敵Dr.ワイリーの野望を阻止するために激しい戦いに挑んでいく。倒した敵ロボットの戦闘能力を奪うだけで、完全には破壊しないという心優しい性格。武装は右手のバスターの他、倒した敵の武器をコピーして使うこともできる。またラッシュという犬型ロボットのサポートで、ラッシュに乗って移動したり、合体して空を飛ぶことも可能。

ライト博士 (らいとはかせ)

ロボット工学の第一人者でロックマンの生みの親。ロボットをモノとして扱うのではなく、人間にとっての良きパートナーだと考えている。そのためDr.ワイリーと協力してロボットに心を与えることに成功した。自分の作ったロボットたちを自分の子供のように可愛がっており、彼らが互いに争うことを嫌っている。

Dr.ワイリー (どくたーわいりー)

ロックマンとライト博士のライバル。ライト博士とは大学時代の同級生で、ロボットに心を与えるという共通の目的を達成するため共に研究していた。だがいつまでもライト博士の研究成果を上回ることができない悔しさから彼と決別、自分の工場を作り「ワイリーナンバーズ」と呼ばれる独自のロボットの制作を開始した。そして世界征服を目論み、何度もロックマンの前に立ちはだかる。 だがライト博士と同様に自分の作ったロボットたちと息子のように接し、ぶっきらぼうながらも深い愛情を持っている。

ブルース

ライト博士が最初に作ったロボットで、常にバイザーを着用している。立場上はロックマンやロールの兄にあたるが、ロックマンはそのことを知らない。完成してまもなく動力炉に欠陥が判明、その後ライト博士の施設から脱走するも、Dr.ワイリーによって連れ去られて改造される。この経緯により、長時間の戦闘を行うことができない。 Dr.ワイリーの手下としてロックマンと戦いを繰り広げたが、現在は町の片隅でタンゴという猫型ロボットと共に暮らしている。武装はロックマンと同じバスターと、身体と同じ大きさのシールド。

ロール

ライト博士によって作られた家事手伝いロボットの女の子で、料理や洗濯が得意。同じお手伝いロボットから世界を救うロボットになったロックマンを尊敬している。世界征服を企んでいるDr.ワイリーを嫌っているが、彼が負傷して運び込まれた際には治療するよう率先して提案したり、消沈するワイリーナンバーズを気遣ったりと優しい性格。

フォルテ

Dr.ワイリーによって作られたロボットだが、「ワイリーナンバーズ」には入っていない。ロックマンのライバルを自称している。プライドが高く好戦的で、強い敵が現れると一直線に突っ込んでいく。武器はロックマンと同じバスターと、ゴスペルというサポートロボットを持つ。

シャドーマン

Dr.ワイリーによって作られた「ワイリーナンバーズ」のロボット。忍者のような見た目で、武器は刀や手裏剣などを使う。基本任務はロックマンの監視と情報収集だが、Dr.ワイリーの身辺警護も担当する。ワイリーシティを破壊され負傷したDr.ワイリーを助けるため、ライト博士とロックマンのもとを訪れた。その後はスペースルーラーズとの最終決戦に挑むメンバーのロボットとして、ロックマンたちと共に宇宙へ向かう。

リングマン

コサック博士によって作られた「コサックナンバーズ」のロボット。リング状のブーメランを投げつけ攻撃する。いつも仲間のことを気遣っており、自分にはあまり自信がない。スペースルーラーズを倒すため、「コサックナンバーズ」のロボットとして選ばれ、ロックマンたちと共に宇宙へ向かう。

カットマン

ライト博士によって作られた作業用ロボット。かつてDr.ワイリーによって洗脳され、ロックマンと戦ったことがある。武器は頭に付いているハサミ状のブーメラン。身体のパーツはロックマンと同じで、ロックマンと同様にラッシュと合体することができる。事件が起こるたびにロックマンのもとへ駆けつけ、彼をサポートしている。

コサック博士 (こさっくはかせ)

優秀な科学者の一人で、ライト博士やDr.ワイリーよりも若い研究者。かつて娘のカリンカをDr.ワイリーに誘拐され、やむなくDr.ワイリーの世界征服に協力したことがある。その際、ロックマンがカリンカを救出してからは、ロックマンのサポートにまわった。スペースルーラーズとの戦いでは、「コサックナンバーズ」とデューイを引き連れてロックマンたちのピンチに駆けつけ、スペースルーラーズに対抗するための術を教える。

集団・組織

スペースルーラーズ

ワイリーシティに飛来し、「ワイリーナンバーズ」、ロックマンたちを倒そうとした謎の巨大ロボットに封じ込められていた9体のロボット。それぞれに惑星の名前が付いている。目的は宇宙にあるあらゆるモノの破壊だが、彼らがどのようにして生まれたのかはわかっていない。リーダー格のアースは、ダークムーンと呼ばれる巨大な物体を出現させ、24時間で地球を破壊すると宣言した。

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