外のふくらみ

外のふくらみ

「外」の膨らみに不安を感じた男を描く。作者つげ義春の夢をもとにした「夢もの」。

正式名称
外のふくらみ
ふりがな
そとのふくらみ
作者
ジャンル
その他
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概要・あらすじ

「外」がふくらんでいるように感じ、不安を覚えたが、「外」に出て喫茶店地下道をさまよう物語。つげ義春が自分の見た夢をもとに描いた「夢もの」のひとつ。色のついた原稿がモノクロで印刷された時の効果を狙って描かれているので、元原稿はカラーである。

登場人物・キャラクター

(おとこ)

目鼻や衣服はなく、影のような細身の男。ある朝、「外」のふくらみに不安を感じる。

一ツ目小僧 (ひとつめこぞう)

地下道の墓場にいる妖怪。とても小さく、墓石の上に乗り、舌をぺろぺろ出して男を脅かし、追いかける。

場所

喫茶店 (きっさてん)

『外のふくらみ』に登場する喫茶店。主人公の男の行きつけの店だが、改装されて大きなダンスホールのようになっている。

地下道 (ちかどう)

『外のふくらみ』に登場する広い地下道。竹やぶや墓場まである。出口らしきものが見当たらず、主人公の男はあせってしまう。

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