フクちゃん

フクちゃん

横山隆一原作の古典的漫画をシンエイ動画がアニメ化。設定を現代(1980年代)にアレンジし、元気な少年フクちゃんと周囲の人々の生活をほのぼのと描いている。

正式名称
フクちゃん
ふりがな
ふくちゃん
原作者
制作
シンエイ動画
放送期間
1982年11月2日 〜 1984年3月27日
放送局
テレビ朝日
話数
71話
ジャンル
その他ギャグ・コメディ
関連商品
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概要・あらすじ

フクちゃんこと福山 福一は元気な幼稚園児。毎日、友達のキヨちゃんクミちゃんと楽しく過ごしている。時々は幼稚園のガキ大将ガン太にいじめられる事もあるけれど、優しいお爺ちゃんの福山福太郎や、お家に居候している親戚の面白いおじさんであるアラクマさんにも慰めてもらって、元気を取り戻すのだった。

登場人物・キャラクター

福山 福一 (ふくやま ふくいち)

幼稚園年長組の男の子。いつも元気だが、ちょっと甘えん坊で泣き虫なところもある。七五三の準備で床屋へ行くが、手違いで丸坊主にされてしまい、ショックで納戸に閉じこもった。その時、納戸の中で見つけた、祖父福山 福太郎が子供の頃に使っていた着物と、父福山 太郎が学生時代に使っていた学帽を発見。 身に着けてみると、七五三の扮装としてすっかり気に入り、行事が終わった後も学帽、着物、前掛け、下駄がトレードマークとなった。

清水 キヨシ (しみず きよし)

フクちゃんの家の近所にある陶器店の息子で三歳の幼児。女学生の姉清水 ナミコがいる。フクちゃんの一番の友達で、いつも一緒に遊んでいる。胸に「K」の字が入った黄色いシャツがトレードマーク。 時々無鉄砲な行動をするトラブルメーカーでもある。

ドシャ子とガチャ代 (どしゃことがちゃよ)

フクちゃんの家の近所に住むガキ大将ガン太の双子の妹。兄同様の乱暴者だが、オカッパ頭をした瓜二つの容貌のために互いに見分けがつかず、間違われることが悩みの種。「アカチバラチ」が口癖。

健ちゃん (けんちゃん)

フクちゃんの家の近所に住む小学生の少年。しっかり者で、フクちゃん達年少の子供達から頼りにされている、お兄さん的存在。

福山 福太郎 (ふくやま ふくたろう)

フクちゃんの祖父、73歳。頑固ものだが、新しい物に興味を持つ柔軟さも兼ね備えている。孫のフクちゃんを溺愛していて、泣いた時にはしばしば慰める。

ガン太 (がんた)

フクちゃんの家の近所に住む太った少年。町内のガキ大将的存在で、フクちゃんをいじめる事もあるが、面倒をみたり、遊ぶ事もある頼りになる存在。

茶狩 デン助 (ちゃかり でんすけ)

フクちゃんの住む町のお巡りさん。名前の通りのちゃっかり者だが、ドジを踏むこともしばしば。しかし、どこか憎めない存在として、町の人達に親しまれている。

清水 ナミコ (しみず なみこ)

フクちゃんの家の近所にある陶器店の娘で、キヨちゃんの姉。キヨちゃんによく似た容貌で、男勝りの女学生だが、アラクマさんに密かに片想いをしている。

福山 太郎 (ふくやま たろう)

フクちゃんの父親でサラリーマン。納戸にしまっていた学生時代の学帽を、息子のフクちゃんが見つけて、トレードマークになった。フクちゃんの祖父福山 福太郎の娘と結婚している婿養子。アニメのオリジナルキャラクター。

荒熊 寛一 (あらくま かんいち)

九州からやってきて、フクちゃんの家に居候している遠縁の男性。飄々とした売れない漫画家だが、立派な体格で柔道を嗜む。隣家に住む女性花野 ユカリに惹かれている。

花野 ユカリ (はなぞの ゆかり)

フクちゃんの家の隣家の娘。父親は大学教授。優しくて美人であり、フクちゃんやアラクマさん達周囲の人々から慕われている。アニメのオリジナルキャラクター。

丸井 クミ子 (まるい くみこ)

フクちゃんと同じ幼稚園に通う、仲良しの女の子。ちょっとおマセな言動をする事もある。アニメのオリジナルキャラクター。

クレジット

原作

演出

藤みねお

脚本

, , 城山昇

作画監督

山田みちしろ

音楽

筒井広志

アニメーション制作

シンエイ動画

原作

フクちゃん

『江戸っ子健ちゃん』の脇役として登場した少年フクちゃんを主人公にした作品。フクちゃんと周りの人々のハプニングなどを描く。新聞の連載4コマ漫画として親しまれた。 関連ページ:フクちゃん

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