まんがでわかる7つの習慣

まんがでわかる7つの習慣

父の経営していたバーの再建を夢見る中田歩が、上京先でバー・セブンのマスターに弟子入りし、修業を積んでいく。その過程でフランクリン・コヴィーの提唱した7つの習慣についての解説がなされる。監修:フランクリン・コヴィー・ジャパン、まんが:小山鹿梨子。

正式名称
まんがでわかる7つの習慣
ふりがな
まんがでわかるななつのしゅうかん
漫画
監修
ジャンル
教育・学習
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概要・あらすじ

今は亡き父親が経営していたバーの再建を夢見て上京したフリーターの中田歩。彼女は父を思わせるバーテンダー、正木零司に弟子入りを志願。常連客である八神貴臣の口添えもあり、正木が経営するバー・セブンで働くことになる。は店での修業や客との語らいの中で7つの習慣を学んでいくことにより、バーテンダー、そして人間として大きく成長していく。

登場人物・キャラクター

中田 歩 (なかた あゆみ)

実家のバーを再建させるという夢を持ち、修業のために上京し、バー・セブンで働くことになる女性。親切で温和な性格だが、当初は若者らしく未熟な部分が見え隠れしていた。しかし、マスターの正木や様々な客とのふれあいによって、人間的に大きな成長を見せるようになっていく。

正木 零司 (まさき れいじ)

バー・セブンのマスター。バーテンの腕に惚れ込んだ歩に弟子入りを志願され、見習いバーテンダーとして雇う。当初は明確な目的を持たない歩の前途に不安を覚えていたが、次第に信頼するようになっていく。「お客様に喜んでもらうこと」を目的にバーを開いており、その姿勢によって多くの常連客に慕われている。

八神 貴臣 (やがみ たかおみ)

バー・セブンの常連客で、若いながら、有名なイタリアンレストランのオーナーを務めている。困っている人を放っておけない性格で、よく歩や他の客の相談に乗っている。妥協を許さない一面も持ち、相談された相手に足りないことははっきりと指摘する。厳しさと優しさを兼ね備えたアドバイスで、正木と共に歩の成長を促している。

一条 悟 (いちじょう さとし)

バー・セブンに常連として出入りしている会社員で、八神とも親交がある。温厚な性格で部下思いのいい上司だが、ある時仕事が詰まった苛立ちを歩に向けてしまう。後に正木や八神の助言を得た歩の丁寧な応対により、無事に打ち解けることができた。

三村 育也 (みむら いくや)

一条の部下で、できる社員として目を掛けられている。一方で若者特有の向上心の薄さや、自分の時間をとりたがる姿勢を懸念されていた。後に憧れを抱いている八神や、かつて面倒を見てくれた元先輩の上原進平から受けた助言をもとに自らを見つめなおし、仕事に対する熱意を高めるようになる。

二宮 早起子 (にのみや さきこ)

バー・セブンを安息の場としているOL。海外で働くという夢を持っているが、現在の生活を維持している仕事や、専業主婦であることを望む恋人との関係に悩んでいた。「悩んだときは原則に立ち返る」というマスター正木の言葉を聞き、海外で働きたいと考えるようになったきっかけを思い出し、改めて夢に向かって動き出す。

四倉 朋彦 (よつくら ともひこ)

経営学を専攻している大学院生。父親が事故に遭ってしまい、勉強をやめて実家の和菓子屋を継ぐことを求められてしまう。バー・セブンでその悩みを打ち明けたところ、歩とのやり取りの末に、経営学と和菓子を売り込む共通点を見出す。結果、実家の和菓子を海外に展開させるという目標を持つに至った。

六波羅 信 (ろくはら まこと)

フリーの作曲家。CMのミュージック制作の依頼を受けていたが、スランプに陥っていた。その苛立ちからバー・セブンを訪れた際、居合わせた女子高生にきつく当たってしまうが、歩の計らいで彼女らに音楽に関する意見を求めることに。結果、若い感性を取り入れたことにより、復調。礼としてバー・セブンに、制作したCMミュージックのフルメロディ版をプレゼントした。

七尾 勝恵 (ななお かつえ)

アラフォーのOL。さまざまな分野に関して深い知識を持っており、部下から慕われているが、なりたい自分というものが見つからず苦悩していた。バー・セブンを訪れ、「素晴らしい一人の人間になれることが、人生の一番の成功」という八神の言葉を聞き、それを成すための「習慣」を身につけようと、思いを新たにする。

場所

バー・セブン

中田歩が見習いとして働いているバー。マスターである正木零司のバーテンとしての腕と人柄が人気を集めており、幅広い年齢層の客が訪れている。正木は店を開いた理由を、「お客様に笑顔で楽しんでもらうため」と語っている。

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