仮面女子の憂鬱

仮面女子の憂鬱

場所や相手により全く別の顔を持つ女性、過去の恋愛にトラウマを抱える女性、彼氏との倦怠期に悩む女性が主人公の小純月子恋愛短編集。表題作『仮面女子の憂鬱』(「プチコミック」2018年11月号)をはじめ、『愛でる、溢れる』(「姉系プチコミック」2018年3号)、『いつかまた、会う日まで』(「姉系プチコミック」2018年9号)、『スイート×スパイス』(「プチコミック」2008年10月号増刊)を収録。ちなみに『スイート×スパイス』は小純月子のデビュー作。

正式名称
仮面女子の憂鬱
ふりがな
かめんじょしのゆううつ
作者
ジャンル
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あらすじ

仮面女子の憂鬱

26歳で営業の佐久総一は、イケメンだが無表情。今日も「学歴があっても根性も愛想もない」と課長にどやされていた。24歳の花園まりえはタイミングを計り、課長ににこやかにお茶を出す。一息ついた課長は、そこで気が済んで説教をやめるのだった。周りはまりえの出すお茶を「魔法のお茶」と呼び、佐久はまりえに軽く会釈した。会社でのまりえは清楚で優しく気が利く女性。メイクに1時間半かけて特殊メイクのように顔を作る。彼女はメイクで変身し演技する事で、自分に自信が持てるようになり、オドオドする事もなくなった。大学の友達と会うためにギャル風にメイクをし、夜の街を歩いていたまりえは、通りがかった佐久に気づかれてしまう。佐久は同僚たちに黙っていてくれたが、代わりに「相手を安心させる笑顔を教えて欲しい」とまりえに演技指導を頼む。

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