バッテリー

バッテリー

かつてバッテリーを組んでいた2人が、プロ野球の世界でライバルとして対決する姿を描くスポーツ漫画。

正式名称
バッテリー
ふりがな
ばってりー
作者
ジャンル
野球
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概要・あらすじ

「超高校級バッテリー」として名を馳せた海部一樹武藤洋介。共にプロへ進むが、武藤洋介は念願だった強豪、東京イーグルスへ、海部一樹はその東京イーグルスの指名を蹴って弱小チーム小倉メッツへ入団。入団早々「自分が投げる試合では、自責点は1点も与えない」と宣言した海部一樹は、その公約通り、無失点記録を伸ばしていく。

一方の武藤洋介も、努力の末についに念願の一軍入りを果たす。そんな中、2人は東京イーグルスのオーナーの策略により、シカゴ五輪の日本代表に選ばれ再びバッテリーを組むことに。オリンピックという大舞台を経て大きく成長した2人は、シーズン優勝をかけた最終戦で対決のときを迎える。

登場人物・キャラクター

海部 一樹 (かいふ かずき)

小倉メッツの選手で、ポジションはピッチャー。高校時代は、キャッチャーの武藤洋介と共に「超高校級の怪物バッテリー」と呼ばれていた。高校卒業後、リーグトップである東京イーグルスの1位指名を蹴り、万年Bクラスの小倉メッツに入団。「自分が投げる試合では自責点は1点も与えない」と宣言し、注目を集める。 開幕早々、優勝候補の東京イーグルス相手に6連勝を飾り、宣言通り無失点記録を伸ばしていく。シカゴ五輪では、日本代表としてメダル獲得に貢献した。

武藤 洋介 (むとう ようすけ)

東京イークルズの選手で、ポジションはキャッチャー。高校時代は、ピッチャーの海部一樹と共に「超高校級の怪物バッテリー」と呼ばれていた。高校卒業後、ドラフト4位でリーグトップの東京イーグルスに入団。シカゴ五輪では日本代表として海部一樹と再びバッテリーを組んだ。海部一樹をライバル視しており、無失点記録を破るのは自分だと考えている。

梅宮 和彦 (うめみや かずひこ)

武藤洋介が所属する東京イーグルスの選手。4番センター。「怪物」の名で知られる強打者で、チームの選手からも一目置かれている。

花沢 若菜 (はなざわ わかな)

フリーのスポーツカメラマン。海部一樹と武藤洋介に興味を持ち、2人が高校時代のときからずっと追い続けている。取材を続けるうちに、海部一樹の自責点0宣言の裏には何か理由があることに気づく。

ブレッド・ウォーカーJr. (ぶれっど・うぉーかーじゅにあ)

「大リーグNo.1」と呼ばれた名選手を父に持つ現役大リーガー。神戸マリナーズの主力選手として活躍していたが、オールスター戦で海部一樹に敗れる。シカゴ五輪で海部一樹との再戦を果たすため、神戸マリナーズを退団し、アメリカ代表チームに参加する。

ホセ・ロドリゲス (ほせろどりげす)

シカゴ五輪、キューバー代表チームの選手。海部一樹をあと一歩のところまで追い詰める。オリンピック後、アメリカに亡命し大リーガーに。

アレックス・ゴールドウィン (あれっくすごーるどうぃん)

大リーグ、ニューヨーク・セントラルズのスカウト部長。シカゴ五輪で海部一樹の活躍を目の当たりにし、大リーグにスカウトしようとする。

八木 誠 (やぎ まこと)

名古屋フェニックスの選手。高校時代、甲子園決勝で海部一樹から打点を挙げている。目が良く、海部一樹の投球時のクセを見破る。

坊之津 (ぼうのつ)

海部一樹が所属する小倉メッツの監督。現役時代は、小柄な体格から「小さな大投手」と呼ばれていた。「強いチームを作るのは金ではなく人」が信条。

立花 隆志 (たちばな たかし)

武藤洋介が所属する東京イーグルスの選手。ポジションはピッチャー。自他共に認める球界のエースで、スライダーを得意球としている。

米倉 政美 (よねくら まさみ)

武藤洋介が所属する東京イーグルスのオーナー。ペナントレースで成績好調な小倉メッツに打撃を与えるため、海部一樹、武藤洋介両名のオリンピック日本代表チームへの参加を提案する。

集団・組織

東京イーグルス (とうきょういーぐるす)

『バッテリー』に登場するチーム。武藤洋介が所属するプロ野球チーム。優勝を何度も経験している強豪チームで、スター選手がそろっている。海部一樹をドラフトで1位指名したが断られる。

小倉メッツ (こくらめっつ)

『バッテリー』に登場するチーム。海部一樹が所属するプロ野球チーム。万年Bクラスの弱小チームだったが、海部一樹の活躍で10年ぶりに優勝争いに加わる。

国分寺南高校 (こくぶんじみなみこうこう)

『バッテリー』に登場する高校。海部一樹と武藤洋介が通っていた高校。甲子園の常連校で、2人が高2の時には春夏連覇を成し遂げている。

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