吸血温泉へようこそ

吸血温泉へようこそ

永井豪によるお色気吸血鬼バトル漫画。裸や下ネタのほか、「人類滅亡で終わる『デビルマン』と同じ作者のマンガだからね!!」や「このマンガ誌でハダカにならない女なんて存在価値がまったくない」などのメタ発言も飛び出す。なお、1997年にオリジナルビデオとして実写化されている。

正式名称
吸血温泉へようこそ
ふりがな
きゅうけつおんせんへようこそ
作者
ジャンル
美少女・萌え
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概要・あらすじ

芸能プロダクションから独立した元アイドルの白鳥みゆきは、マネージャーのジローと共に独立後初となる仕事のため、山奥にある温泉へ向かう。そこは日本唯一の吸血鬼伝説が残るといわれる村にある九ヶ都温泉(くがつおんせん)だった。仕事の内容は温泉をPRするためのポスターのモデル。撮影を終えてホテルのベッドで休むみゆきのもとへ吸血鬼が現れる。

そこへ悪霊(イーブル)ハンターのシスターが助けに現れ、吸血鬼たちとの壮絶なバトルが始まるのだった。

登場人物・キャラクター

白鳥 みゆき (しらとり みゆき)

元アイドルの若い女性。黒髪のショートカットでプロポーションは抜群。タレントとして再起するため、シラトリプロとして独立し、ジローと共に独立後初の仕事に向かう。実は代々エクソシストの家系であり、4代前の爺ちゃんはヨーロッパで吸血鬼や悪霊と戦った神父だった。

ジロー

白鳥みゆきのマネージャーを務める青年。黒髪を後ろだけ伸ばし、しばっている。みゆきの撮影の仕事に同行し、一緒に吸血鬼伝説の残る村・九ヶ都温泉(くがつおんせん)へ向かう。みゆきに惚れており、マネージャーとしての仕事をこなしながら、なんとかしてモノにしたいと思っている。

大上 月雄 (おおかみ つきお)

白鳥みゆきを撮影するためにホテルバートリエルジェベトから雇われたカメラマン。ハンチングをかぶった太った中年男性。丸サングラスをかけ、太いゲジ眉に分厚い唇、モミアゲを伸ばした凶悪な人相。ヌード撮影のモデルとなるみゆきに犬がオシッコをするようなポーズを要求する。

咬森 跳男 (こうもり とびお)

白鳥みゆきらが宿泊するホテルバートリエルジェベトの支配人。白髪をオールバックにした紳士だが、正体は200年間生き続けている吸血鬼。

エルジェベト・杉本 (えるじぇべとすぎもと)

ホテルバートリエルジェベトのオーナーである美女。正体はコウモリのような羽を持つ吸血鬼。500年前にヨーロッパを離れ、九ヶ都温泉(くがつおんせん)に吸血鬼の一大拠点を作る計画を進めている。

シスター

白鳥みゆきらを助ける悪霊(イーブル)ハンターのシスター。美しい白人女性で、名前は不明。シスターの服装に身を包み、十字架を片手に吸血鬼や狼男などと戦う。敬虔なクリスチャンのようだが、吸血鬼の下僕に跳び蹴りを食らわし、「聖水を浴びろ!」と顔面に放尿するなど、戦いでは大胆な行動を取る。

シスターの相棒 (しすたーのあいぼう)

シスターのパートナーとして、ともに悪霊(イーブル)ハンターの任務にあたるもう1人のシスター。同じく美しい白人女性で、名前は不明。全裸で頭に十字架ハチマキ、ニンニクで作ったタスキという装備で白鳥みゆきらと一緒に悪霊たちと戦う。

場所

九ヶ都温泉 (くがつおんせん)

日本で唯一の吸血鬼伝説が残るといわれる村にある温泉。ホテルバートリエルジェベトという立派な温泉ホテルがあり、温泉とホテルをPRするポスターのモデルとして白鳥みゆきが選ばれた。

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