娚の一生

娚の一生

長期有給休暇を取って祖母の家で暮らす、大手電機会社で管理職を務めるキャリアOL堂薗つぐみが、祖母の死後家を訪れた、離れ部屋の鍵を祖母から預けられていた哲学教授海江田醇と出会い、歳の差や過去の恋愛トラウマを乗り越え、お互いに惹かれていく恋愛ストーリー。

正式名称
娚の一生
ふりがな
おとこのいっしょう
作者
ジャンル
恋愛
レーベル
フラワーコミックス α(小学館)
巻数
既刊3巻
関連商品
Amazon 楽天 小学館eコミックストア

概要・あらすじ

東京の大手電機会社四つ葉電機株式会社で原子力発電事業部の課長を務める堂薗つぐみは、大きなプロジェクトと不倫の恋の疲れから、長期有給休暇を取って角島県鶴水市にある母の実家で生活を始めた。しかし入院していた祖母下屋敷十和が死去。そこへ家の離れの合鍵を持ち、かつて祖母に思いを寄せていたという初老の男性海江田醇が現れる。

友人の代わりに角島大学の教授として赴任してきたという海江田と同居することになったつぐみは、次第に彼に惹かれるようになっていく。

登場人物・キャラクター

堂薗 つぐみ (どうぞの つぐみ)

三十代後半のキャリア系OL。東京の大手電機会社四つ葉電機株式会社で、原子力事業部プロジェクト管理課課長を務めており、「ミス原発」と呼ばれていた。妻子持ちの同僚との不倫の恋に疲れ、長期休暇を取って角島県鶴水市にある母の実家で生活をしていたところ、家主である祖母下屋敷十和が死去。 そのまま家の管理を引き継ぐ形で、会社に在宅勤務を申請し、鶴水市での生活を継続することに。地熱発電の営業を市と共に進めようと働きかけている。

海江田 醇 (かいえだ じゅん)

五十代の大学教授。専門は哲学。東京の淑愛女子大学で教鞭を取っていたが、角島大学勤務の友人が病気となったため、その代理で赴任してきた。かつて堂薗つぐみの祖母下屋敷十和が大学で講師をしていたとき、同じ大学の哲学科に通っており、かつ下屋敷十和に恋情を寄せていた。下屋敷十和の死後、角島県で生活するにあたり、以前合鍵をもらっていた+Q230下屋敷十和の家を使おうと引越しをしてきた。 下屋敷十和の葬式で堂薗つぐみに一目惚れをし、彼女に迫る。二歳の頃に捨て子に遭い、幼少期は養父母を実の親だと信じていた。

下屋敷 十和 (しもやしき とわ)

堂薗つぐみの祖母。染色家であり、かつては東京の大学で講師をしていたこともある。当時の学生である海江田醇に想いを寄せられ、故郷角島県鶴水市まで追いかけて来た海江田醇に離れの部屋の合鍵を渡している。

西園寺 真保 (さいおんじ まほ)

海江田醇の秘書を務める女性。以前海江田醇が務めていた淑愛女子大学の学長の娘で、海江田の角島大学赴任に際して追いかけて来た。

秋本 岬 (あきもと みさき)

堂薗つぐみの同僚OL。東京の大手電機会社四つ葉電機株式会社原子力事業部プロジェクト管理課係長。同僚の小峯壮一と結婚し、退職を決める。

園田 哲志 (そのだ てつし)

堂薗つぐみの幼馴染の男性。角島県鶴水市で市議会議員を務める。父親も議員であるため「ボンクラ二世議員」を自称している。

書誌情報

娚の一生 3巻 小学館〈フラワーコミックス α〉

第1巻

(2009-03-10発行、 978-4091322692)

第2巻

(2009-10-09発行、 978-4091326386)

第3巻

(2010-03-10発行、 978-4091330277)

SHARE
EC
Amazon
logo