トンネル抜けたら三宅坂

トンネル抜けたら三宅坂

美少年ではありながら通常の小学五年生の10倍の性欲を持つ三宅坂登が、その強すぎる性衝動ゆえに巻き起こす騒動を描いた思春期コメディマンガ。かつて同名の作品が『コミックバウンド』に作画・藤代建、原作・森高夕次で連載されていたが、雑誌の廃刊で連載は中断。幻の作品となっていたが、原作者の強い想いで、12年ぶりに作画家を変えて復活したリメイク作品。

正式名称
トンネル抜けたら三宅坂
ふりがな
とんねるぬけたらみやけざか
原作者
森高 夕次
漫画
ジャンル
ギャグ・コメディ
関連商品
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概要・あらすじ

小学五年生の三宅沢登は一見美少年であるが、強すぎる性衝動に突き動かされ、日々エロエロな行動を繰り広げている。そんな彼の起こす騒動に、同級生の少女たちや担任の先生、美少女の先輩、同級生の家庭教師、AV女優などが巻き込まれていく。

登場人物・キャラクター

三宅坂 登 (みやけざか のぼる)

都立首都小学校5年2組の男子生徒。一見、美少年であるが、通常を遙かに上回る性欲の持ち主にして性衝動の塊。担任教師の美女木光子には「一般小学五年生の10倍の性欲を持つ」と要注意視されている。頭脳明晰で成績優秀、スポーツ万能であるがゆえに女子のファンもいるが、スカした態度からアンチも多い。 とにかく性欲の赴くままに行動する性質で、何かと黒いビキニ・ブリーフ一枚になりたがる。将来の夢はマンガ家になること。小学生のレベルを越える作画能力を持つが、エロマンガを描く事以外に興味がない。5.0の優れた視力の持ち主であり、その力は女子の健康診断を遠くから覗くことに利用される。犬が大好きで、犬を見ると我を忘れるほど可愛がるが、犬には嫌われるタチらしく、飼い犬にすら噛まれるあり様である。

美女木 光子 (びじょぎ みつこ)

三宅坂登のクラスの担任。登の事を「一般小学五年生の10倍の性欲を持つ生徒」として、その将来を「性犯罪者まちがいなし」と危ぶみ、危険視している。セクシ系ー美女で、見た目は巨乳だが、実は貧乳かつ垂乳であり、ブラジャーの中にツメものをしてごまかしている。ロッカーに忍んで覗きをした登はその事実をつかんでいるが、暗にほのめかすだけで、暴露はしていない。 代官町芳樹という婚約者がいるが、「式を挙げるまでは清い関係でいたい」と主張し、胸の秘密がばれないようにしている。

彩子 (あやこ)

三宅坂登の変態行動のターゲットにされることが多く、陰で縦笛をなめられたり、上履きの匂いをかがれたりされている。しかし、おっとりした性格で、本人はそのことに気づいていない。クラスで一番の美少女。

昌美 (まさみ)

三宅坂登の同級生。首都小学校5年2組。三つ編みのお下げ髪に眼鏡のちょっと地味めの女の子。当初は三宅坂登の変態行動を警戒して嫌がっていたが、彼女のことをクラスで一番のグラマーと見立てた三宅坂登に迫られたことから、淡い恋心を抱くようになる。

代官町 芳樹 (だいかんちょう よしき)

三宅坂登の担任教師美女木光子の婚約者。長髪、細眉の美男子。日本最大のAVメーカー「Dプランニング」の社長の息子で専務。婚約者でありながら光子の巨乳がニセモノであることに気がついていない。登は代官町芳樹に光子の胸の秘密を教えることと引き替えに、AVの撮影現場見学を希望するが、「小学生を見学させる訳にはいかない」と即座に断られてしまう。 しかし、その後芳樹は、登の執念に負けて、「取次の新しい営業」とスタッフに偽り、見学を許可してしまう。

代官町 剛 (だいかんちょう ごう)

日本最大のAVメーカー「Dプランニング」の社長。三宅坂登の担任教師美女木光子の婚約者代官町芳樹の父親である。AV業界では「ハメ撮り」の元祖と呼ばれ、かつてはブリーフ一丁でハンディ・カメラ片手に撮影を行い、「Dプランニング」を年商5千億の業界ナンバーワン企業に育て上げた。 黒いビキニ・ブリーフ一丁で自宅に乱入してきた登を「見所がある」と認め、「成人したらウチの会社を受けなさい」と名刺を渡した。しかし、登の担任教師である光子の教育には「0点」を与えた。

登のかーちゃん (のぼるのかーちゃん)

三宅坂登の母親。登の異常性欲に気づいており、「このままでは将来絶対に性犯罪者になる」と危惧し、「裸のまま縄で縛る」「ブリーフ一枚で庭で飼い犬と食事」といった過激な折檻を加えることがある。しかし、担任の美女木光子に息子の異常性を指摘された時は逆上し、光子にモンスターペアレンツ扱いされた。 登のエロ行動には厳しくあたるが、マンガを描くなどの行為には寛容である。

登のオヤジ (のぼるのおやじ)

三宅坂登の父親。警視庁本庁の刑事で、生活安全課所属。押収した無修正ビデオをチェックして制作者を逮捕したり、違法な撮影をしているAV業者を摘発したりするのが主な任務。いい加減この仕事にうんざりしているが、家族と家のローンのため耐えてがんばっている。しかし、息子登の性衝動に任せた行動を目撃する度に「辞任」が頭に浮かび、つい「家のローンが!」と叫んでしまうなど、苦労が絶えない。

浜崎橋 栗子 (はまさきばし くりこ)

AVメーカー「Dプランニング」専属の人気AV女優。仕事に限界を感じつつあり、引退して玉の輿に乗りたいと考えている。「Dプランニング」の跡取り息子で専務の代官町芳樹を狙っており、美女木光子との仲を壊そうとして、代官町家に三宅坂登を解き放った。

護国寺 進 (ごこくじすすむ)

三宅坂登の同級生にして子分。首都小学校5年2組の男子生徒。盗んだ同級生のブルマーで登に買収され、本屋でエロ本を買う役目を請け負った。父親は「護国寺不動産」を営んでいる。談合坂蜜というエロさ抜群の家庭教師に勉強を見てもらっている。

外苑 都 (がいえんみやこ)

首都小学校の6年生で三宅坂登の先輩にあたる美少女。漫画研究会の部長。登曰わく「小六とは思えぬ巨乳」。登のマンガのうまさを聞きつけ、漫画研究会に引き込もうとした。描いているマンガは古くさいスポコン漫画だが、実力は確かなものがある。登のエロ漫画に拒絶反応を示すが、実は外苑都の母・外苑清子は官能漫画誌「月刊ロリポップ」編集長。 編集部に母親を訪ねに行ったところ、原稿の持ち込みにやって来た登と鉢合わせしてしまう。

外苑 清子 (がいえん きよこ)

首都小学校漫画研究会部長・外苑都の母親。三宅坂登が愛読する官能漫画誌「月刊ロリポップ」編集長。仕事場でも和服を着ている。仕事の鬼であり、将来は娘の都をモエモエロリポップ作家に仕立て上げ、水着でグラビアに出すことまで考えている。編集部に漫画の持ち込みに来た登の作品を見て、「このままドンドン描けば、義務教育が終わる頃には堂々とプロとして連載できるかも」と才能を認めた。 「月刊ロリポップ」の看板作家プリン・マンゴー先生とは大学の漫画研究会で同期だった。

プリン・マンゴー (ぷりんまんごー)

三宅坂登の愛読する官能漫画誌「月刊ロリポップ」の看板作家。「爆乳モリモリマン」を連載している。爆乳の眼鏡美女。「月刊ロリポップ」の編集長外苑清子とは、大学の漫画研究会の同期。漫画執筆中にスピッツをバター犬にして自分の秘部をなめさせるという性癖を持つ。登は外苑都とともに一日アシスタントとしてプリン・マンゴー先生の所で働いたが、スピッツと戯れることに夢中になって、まったく仕事をしなかった。

談合坂 蜜 (だんごうざか みつ)

三宅坂登の子分護国寺進の家庭教師。挑発的なエロい服装と仕草が魅力的な小学館大学4年生。遊びに来ていた登に目をつけられ、何かとちょっかいを出されるようになる。案外奥手であり、大学4年生まで処女で、同棲している42歳バツイチのみちおと初体験した。以降、やりまくりの日々を送ることとなる。

みちお

三宅坂登の子分護国寺進の家庭教師・談合坂蜜の同棲相手。42歳、バツイチ。ギャンブル好きで定職にはついていない模様。談合坂蜜から金を巻き上げてはスロットに通うダメ男。しかし、オヤジの癖にSEXが異常に強い。

集団・組織

Dプランニグ

『トンネル抜けたら三宅坂』に登場するAVメーカー。年商500億円を誇る業界ナンバー1企業。元祖ハメ取りのカリスマ監督代官町剛が設立し、社長をつとめている。息子で専務の代官町芳樹は三宅坂登の担任教師美女木光子の婚約者。

その他キーワード

月刊ロリポップ

『トンネル抜けたら三宅坂』に登場する官能漫画雑誌。三宅坂登の愛読誌で、漫画の持ち込みも行った。編集長は登の学校の漫画研究会部長・外苑都の母・外苑清子。愛液と精液の飛ばしにこだわる過激な方針で編集されている。看板作家はプリン・マンゴー先生。

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