ギャグマンガ日和

ギャグマンガ日和

増田こうすけの同タイトル漫画作品『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』をアニメ化。音声収録は、原作をそのまま台本として用い、プレスコで行われた。5分間のショートアニメであるため、内容によっては、短い尺に合うよう収録した音声に編集を加えられた。そのため、キャラクターのセリフが早口になったり、展開が異常に速い回がある。

正式名称
ギャグマンガ日和
ふりがな
ぎゃぐまんがびより
原作者
制作
アートランド
監督
大地 丙太郎
放送期間
2005年2月7日 〜 2005年4月25日
放送局
キッズステーション
話数
12話
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
パロディ
 
その他ギャグ・コメディ
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概要・あらすじ

卑屈な性格の聖徳太子松尾芭蕉や、犯人を警察に通報したいがために、事件の発生を待ち望む動物探偵など、おかしな人物やシチュエーションを一話完結で描く。

登場人物・キャラクター

クマ吉 (くまきち)

うさみのクラスメイトの、熊の男の子。下着泥棒やのぞき、盗撮、露出といった変態的犯行の常習犯で、そのたびにボロを出してはうさみに見抜かれ、通報され警察に連行される。

タコタコ聖人 (たこたこせいじん)

地球侵略をもくろんで、隋の第2代皇帝煬帝になりすましていた。そんな折、聖徳太子と小野妹子の訪問を受け、史実通りに相手の非礼を指摘して退けるも、太子がもたらした思わぬハプニングにより、凄惨な死を遂げる。

フィッシュ竹中

聖徳太子の数少ない友人の1人。後頭部のみが魚の後尾となっている、特殊な半魚人のような姿をしている。主に太子と小野妹子との会話に登場するが、そのたびに墨汁のプールで泳ぐといった奇行を見せている。

河合 曾良 (かわい そら)

モデルは松尾芭蕉の弟子で、ともに奥の細道の旅をした河合曾良。サディスティックな性格で、師匠の松尾芭蕉を軽蔑し、常に下に見ている。奥の細道の旅に出た理由も、芭蕉が道中で悲惨な目に遭うことを期待してのことである。

ニャン美

うさみやクマ吉のクラスメイトの、猫の女の子。スクール水着やリコーダーの吹き口を盗まれたり、執拗にストーキングを受けたりと、毎回のようにクマ吉の被害に遭っている。

聖徳 太子 (しょうとく たいし)

モデルは飛鳥時代の摂政聖徳太子。頭が悪く怠惰な性格で、まるで仕事をしないため、摂政としての威厳は皆無。朝廷では馬鹿にされており、「くさいから」という理不尽な理由で遣隋使のメンバーに加えられ、体よく追放される。

ハリス

モデルは1856年に訪日したアメリカ総領事タウンゼント・ハリス。3年前に黒船で来航したマシュー・ペリー並のインパクトを日本人に与えたいと画策。土を食べるなどの奇行で目立とうとするが、秘書官のヒュースケンに止められる。 結果的に異様としか言い様のない、ロボットのような乗り物を製作して幕府との交渉へ乗っていき、近隣の住民をあっけにとられさせる。

小野 妹子 (おのの いもこ)

モデルは遣隋使の1人である小野妹子。聖徳太子と2人で遣隋使として隋へ向かうことになるが、太子の奇異な行動に振り回され、幾度も半死半生の目に遭う。お人好しなところを太子につけこまれがちだが、その一方で、太子の意味不明な要求を軽くかわすドライな一面もある。

うさみ

どうぶつ小学校に通うウサギの女の子。近所でも評判の名探偵で、犯罪者は親だろうと友人だろうと、容赦なく警察に通報する気構えの持ち主。犯人の究明よりも通報を目的とするきらいがあり、そのため推理には、やたら罪人を作ろうとする強引な傾向がある。 しかしたいてい犯人であるクマ吉の残した証拠が露骨であるため、事件はいつも冤罪になることなく落着する。推理が核心に至ったときは目つきが鋭くなるため、「うさみちゃん、目つき悪っ」といったさまざまな異名で呼ばれている。

松尾 芭蕉 (まつお ばしょう)

モデルは江戸時代の俳人松尾芭蕉。スランプでまともな俳句は一切詠めず、自信がなくて常に不安を抱き、落ち着きのない態度で振る舞っている。そのため弟子の河合曾良にすら頭が上がらず、いいように扱われている。

クレジット

原作

監督

作画監督

音地正行

音楽

山本はるきち

アニメーション制作

アートランド

原作

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