風の大地

風の大地

京都大学を中退し、24歳でゴルフ界に飛び込んだ沖田圭介。鹿沼カントリークラブで練習を積み重ね、ゴルフを通して様々な人と出会いながら成長し、活躍する姿を描く。タイトルの「風の大地」には、鹿沼カントリークラブに山から吹き込む、時には厳しく、時には優しい風が、風と大地が物を育てるように、沖田のゴルフを育て、という意味が込められている。

正式名称
風の大地
ふりがな
かぜのだいち
作画
原作
ジャンル
ゴルフ
レーベル
ビッグ コミックス(小学館)
巻数
既刊84巻
関連商品
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概要・あらすじ

ゴルフ界では遅いといわれる24歳でプロゴルファーを目指すことを決めた沖田圭介。体格にも恵まれ、ハードな練習を積みながら、同じくプロを目指す笠崎孝鹿沼カントリークラブの職員たち、師匠と慕う小針春芳など、多くの人の出会い彼らに見守られて成長し、1年でプロテストに合格。その後の世界にツアーでも、様々な人との出会いと別れを経験する沖田圭介の心には、常に様々な風が吹き付ける「風の大地」、鹿沼カントリークラブがあった。

登場人物・キャラクター

沖田 圭介 (おきた けいすけ)

京都大学を中退し、24歳で鹿沼カントリークラブの研修生となりプロゴルファーをめざす。恵まれた体格とハードな練習を積み、わずか一年でプロテストに合格。小針春芳を師と仰ぎアドバイスを受けたり、相愛の仲だったリリィ・マクガンを事故で失うなど、様々な人と出会い、そして別れ、世界を回るプロゴルファーへと成長していく。

宇賀神 正行 (うがじん まさゆき)

鹿沼カントリークラブに所属する料理人。元研修生だったがプロ入りを諦めた。沖田圭介とは良く語り合う最大の理解者だったが、プロテスト当日肝臓癌で死去。宇賀神正行と語らいは、その後の沖田圭介の指針になった。

笠崎 孝 (かさざき たかし)

鹿沼カントリークラブに所属する先輩研修生。「夜這いの孝チャン」と言われるほど、今一プロになることに真剣ではなかったが、沖田圭介とともに交通事故に遭い、一転して真剣に取り組む。プロテストに合格できず、福井の寺にたどり着き仏門に入る。その後も沖田圭介を見守る良き先輩である。

小針 春芳 (こばり はるよし)

那須カントリークラブに所属するプロゴルファー。沖田圭介が師と仰ぐ。練習用ボールを見ただけで、沖田圭介の才能を見ぬいた。実在のプロゴルファー小針春芳がモデル。

支配人 (しはいにん)

鹿沼カントリークラブの支配人。沖田圭介や笠崎孝達研修生に対しては温厚に接するが、時には激しく叱咤激励する。沖田圭介が6年の沈黙に入った時にも、必ず復活すると信じて見守った。

石倉 三郎 (いしくら さぶろう)

鹿沼カントリークラブの常連の土建屋。沖田圭介が研修生の頃からのファンで、一緒にプレイしたこともある。会社が倒産の危機に見舞われた時沖田圭介に助けられ、以後は仕事に真面目になる。

物部 麗子 (もののべ れいこ)

宇都宮の神社の一人娘。アジアサーキットに出場した沖田圭介との出会いが忘れられず、新聞記者として沖田圭介のツアーに同行。互いの気持ちが通じ恋人になり、後に結婚する。沖田圭介が6年の沈黙に入った際には、妻として、2人の子供の母として、家庭を支えた。復活した沖田圭介を笑顔でイギリスに送り出す。

チッタ

沖田圭介が最初に参戦した、アジアサーキットを共に戦い抜いた、フィリピン人の19才のキャデイ。前の雇用者とは諍いばかり起こしていたが、沖田圭介と回るうちに感化され、一心同体のキャディになる。沖田圭介が最初に友情を育んだ、キャディ。

呂 西釣 (ろ せいきん)

台湾出身のプロゴルファー。アジアサーキットのタイオープンで、沖田圭介が初めて優勝した際の対戦相手。沖田圭介がアジアに収まる器でないことを見抜き、世界で戦うための自分の技術を沖田圭介に教える。

リリィ・マクガン

英国人。全英オープンで沖田圭介のキャディとなる。パートナーに裏切られ男性不信気味だったが、沖田圭介と回り信頼関係を築く。プロポーズまがいのことをした以後もキャディをやりたいと告げ、沖田圭介にも受け入れられるが、交通事故に遭い死亡。

シルバー・スコット・ウォーレンV世

米国人プロゴルファー。全英オープンで登場した沖田圭介のライバル。天才の名を欲しいままにし、傲慢な人物であったが、沖田圭介の実力とフェアプレーを見て考えを改め、沖田圭介の良きライバルとしてツアーを競った。

アベル・コスタ

神の子と言われるポルトガル出身のプロゴルファー。ドバイ・デザート・クラシックで登場した、沖田圭介のライバル。本能のゴルフで、沖田圭介と戦う。

尾崎 将司 (おざき まさし)

ダンロップオープン、日本オープンを沖田圭介と争い、それぞれ、3位、2位の成績を残す。全英オープンにも出場しているが成績は不明。ジャンボの愛称で知られる、実在の日本トップクラスのプロゴルファー尾崎将司がモデル。世界ツアー最多優勝記録を持つ。

グレッグ・ノーマン

オーストラリア人のプロゴルファー。全英で優勝する。ホワイト・シャークというニックネームで知られる。実在のプロゴルファーグレッグ・ノーマンがモデル。全盛期にはゴルフ世界ランキング1位を通算331週保持していた。

場所

鹿沼カントリークラブ (かぬまかんとりーくらぶ)

『風の大地』に登場するゴルフ場。沖田圭介が研修生として所属し、山から吹く様々な風が沖田圭介のゴルフを育む。栃木県鹿沼市に実在する鹿沼カントリー倶楽部がモデル。

書誌情報

風の大地 84巻 小学館〈ビッグ コミックス〉

第1巻

(1991-03-30発行、 978-4091824615)

第2巻

(1991-07-30発行、 978-4091824622)

第3巻

(1991-11-30発行、 978-4091824639)

第4巻

(1992-07-30発行、 978-4091824646)

第5巻

(1992-12-19発行、 978-4091824653)

第6巻

(1993-05-29発行、 978-4091824660)

第7巻

(1993-10-29発行、 978-4091824677)

第8巻

(1994-03-30発行、 978-4091824684)

第9巻

(1994-07-30発行、 978-4091824691)

第10巻

(1995-01-30発行、 978-4091824707)

第11巻

(1995-07-29発行、 978-4091836816)

第12巻

(1995-12-19発行、 978-4091836823)

第13巻

(1996-05-30発行、 978-4091836830)

第14巻

(1996-09-30発行、 978-4091836847)

第15巻

(1996-12-19発行、 978-4091836854)

第16巻

(1997-04-30発行、 978-4091836861)

第17巻

(1997-08-30発行、 978-4091836878)

第18巻

(1997-12-19発行、 978-4091836885)

第19巻

(1998-02-26発行、 978-4091836892)

第20巻

(1998-07-30発行、 978-4091836908)

第21巻

(1998-11-30発行、 978-4091852113)

第22巻

(1999-05-29発行、 978-4091852120)

第23巻

(1999-09-30発行、 978-4091852137)

第24巻

(2000-03-30発行、 978-4091852144)

第25巻

(2000-06-30発行、 978-4091852151)

第26巻

(2000-11-30発行、 978-4091852168)

第27巻

(2001-04-26発行、 978-4091852175)

第28巻

(2001-09-29発行、 978-4091852182)

第29巻

(2002-01-30発行、 978-4091852199)

第30巻

(2002-04-26発行、 978-4091852205)

第31巻

(2002-07-30発行、 978-4091865311)

第32巻

(2003-02-28発行、 978-4091865328)

第33巻

(2003-06-30発行、 978-4091865335)

第34巻

(2003-09-30発行、 978-4091865342)

第35巻

(2004-02-28発行、 978-4091865359)

第36巻

(2004-09-30発行、 978-4091865366)

第37巻

(2005-02-28発行、 978-4091865373)

第38巻

(2005-06-30発行、 978-4091865380)

第39巻

(2005-09-30発行、 978-4091865397)

第40巻

(2005-12-26発行、 978-4091865403)

第41巻

(2006-05-30発行、 978-4091803887)

第42巻

(2006-09-29発行、 978-4091807441)

第43巻

(2007-02-28発行、 978-4091810960)

第44巻

(2007-07-30発行、 978-4091813848)

第45巻

(2007-12-26発行、 978-4091815781)

第46巻

(2008-04-26発行、 978-4091818898)

第47巻

(2008-08-29発行、 978-4091821393)

第48巻

(2008-11-28発行、 978-4091822475)

第49巻

(2009-04-30発行、 978-4091824899)

第50巻

(2009-09-30発行、 978-4091826275)

第51巻

(2010-03-30発行、 978-4091830951)

第52巻

(2010-08-30発行、 978-4091833907)

第53巻

(2011-03-30発行、 978-4091837271)

第54巻

(2011-07-29発行、 978-4091840158)

第55巻

(2011-12-27発行、 978-4091842008)

第56巻

(2012-03-30発行、 978-4091843081)

第57巻

(2012-07-30発行、 978-4091845160)

第58巻

(2012-11-30発行、 978-4091847843)

第59巻

(2013-03-29発行、 978-4091850676)

第60巻

(2013-09-30発行、 978-4091854278)

第61巻

(2013-12-27発行、 978-4091857132)

第62巻

(2014-05-30発行、 978-4091862235)

第63巻

(2014-10-30発行、 978-4091865786)

第64巻

(2015-04-30発行、 978-4091868985)

第65巻

(2015-09-30発行、 978-4091872395)

第66巻

(2015-12-28発行、 978-4091875471)

第67巻

(2016-04-28発行、 978-4091876034)

第68巻

(2016-09-30発行、 978-4091877949)

第69巻

(2017-04-28発行、 978-4091894205)

第70巻

(2017-10-30発行、 978-4091897299)

第71巻

(2018-03-30発行、 978-4091898272)

第72巻

(2018-08-30発行、 978-4098600724)

第73巻

(2018-11-30発行、 978-4098601417)

第74巻

(2019-03-29発行、 978-4098602513)

第75巻

(2019-08-30発行、 978-4098603916)

第76巻

(2019-10-30発行、 978-4098604524)

第77巻

(2020-04-27発行、 978-4098606061)

第78巻

(2020-07-30発行、 978-4098606887)

第79巻

(2020-11-30発行、 978-4098607754)

第80巻

(2021-04-30発行、 978-4098610334)

第81巻

(2021-09-30発行、 978-4098611546)

第82巻

(2022-02-28発行、 978-4098612574)

第83巻

(2022-06-30発行、 978-4098613267)

第84巻

(2022-08-30発行、 978-4098614424)

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