愛になんて溺れない

愛になんて溺れない

イケメンで口も態度も悪いが抜群に仕事のできる企業アドバイザーの二ノ宮京也と、体育会系で曲がったことが嫌いな学級委員タイプの江藤伶とのオフィスラブコメディ。小学館「プチコミック」2018年10月号より連載開始。

正式名称
愛になんて溺れない
ふりがな
あいになんておぼれない
作者
ジャンル
恋愛
レーベル
フラワーコミックス α(小学館)
巻数
既刊3巻
関連商品
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概要・あらすじ

転職したばかりの江藤伶は、人材コンサルタント会社S&Nキャリアオフィスの新人。レイノ社の案件を任された伶は、エキスパートクラスの企業アドバイザーの二ノ宮京也に仕事を依頼した。すると彼はプロジェクトの上層部をはずし、使えそうな人材と入れ替えると提案。伶の制止を聞かず、プレゼンでも「メンバーを総入れ替えすれば、3年半かかるところを1年で片付けられる」とクライアントに言い放った。二ノ宮の提案は正しいかもしれないが「正論だけが世の中のすべてじゃない」と伶はその思いを二ノ宮に伝える。伶はふと、大学時代に二ノ宮と出会っていたことを思い出す。その時も二ノ宮は「自分のペースについてこられない女は不要」と伶の友達をこっぴどくふり、付き添っていた伶に対しても「友達ごっこは時間の無駄」とひどい言葉を浴びせていた。男としてクズだと思う伶だが、依頼のあった会社をよくしようという二ノ宮の仕事に対する姿勢には目を見張るものがあった。こうしてレイノ社の案件は成功に終わり、伶が同棲相手の雨池和と街を歩いていると、偶然、二ノ宮と遭遇。二ノ宮は「同棲なんてコスパの悪いことをしているのが信じられない」と、またもやよけいなことを言うが、仕事のパートナーとして伶を認めてくれた。仕事も順調に行き始めた伶だったが、心を許していた同棲相手の和が不審な行動をとり始める。

登場人物・キャラクター

江藤 伶 (えとう れい)

S&Nキャリアオフィスに入社した女性。マッチングを担当している。髪形は軽くウエーブをつけたロングスタイル。筋の通らないことが嫌いで、正義感が強くサバサバした性格。合気道4段で体力には自信があり、根性もある。ストレス解消方法は走ることで、出勤前に10キロ走ることもある。以前勤めていた会社は、上司のパワハラが原因で退社。フェリオント社に勤める雨池和と同棲している。

二ノ宮 京也 (にのみや きょうや)

S&Nキャリアオフィスの企業アドバイザー。背が高くてスタイルのよいイケメン。SSランクのシステムエンジニアで、複数の案件を抱える優秀な人材。会社からは特別室も用意されている。周囲に内緒にしているが実はS&Nキャリアオフィスの副社長で、社長の瀬下幸男は友人。口も態度も悪く、協調性や気遣いが足りない。思っていることを誤魔化さずに、ストレートに正論を語る。女性に対しては来るもの拒まずで特定の女性はおらず、相手を覚えていないことも。付き合っていると思い込んだ女性からは恨まれる。コピ・ルアクというジャコウ猫のフンから採れる高級なコーヒーを好む。

雨池 和 (あまいけ かず)

江藤伶と同棲中の男性。フェリオント社の情報処理部門で働いている。伶が以前の会社でパワハラを受けている時に、会社を辞めるように勧めた。家事もできて聞き上手な優しい男性。

瀬下 幸男 (せじも ゆきお)

S&Nキャリアオフィスの社長の男性。二ノ宮京也とは友人で、いっしょに会社を立ち上げた。いつも笑顔で社員からの人望も厚い。わがままな二ノ宮の世話役も務める。学級委員タイプの江藤伶と自由奔放な二ノ宮を組ませて仕事をさせた張本人。既婚者で、奥さんは自分の会社の秘書をしている。

場所

S&Nキャリアオフィス

江藤伶の勤める新進の人材コンサルタント会社。社長は瀬下幸男で、二ノ宮京也は副社長。社員が存分に能力を発揮でき、合理的に働ける会社を目指して二人で起業し、設立三年目となる。社員がミスをしても、ミスをした本人を責めずにチームで予防策を模索し、プロジェクトを進めていく。二ノ宮が副社長であることは社内でも社外でも秘密にしている。

書誌情報

愛になんて溺れない 3巻 小学館〈フラワーコミックス α〉

第1巻

(2019-07-10発行、 978-4098703685)

第2巻

(2019-10-10発行、 978-4098706723)

第3巻

(2020-02-10発行、 978-4098707867)

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