概要・あらすじ
闇から生まれた人類の敵、降魔との世界規模の戦い「降魔大戦」が発生。帝国・巴里・紐育の華撃団は、隊員たちの消滅と引き換えに降魔を倒し、世界を守るのだった。それから10年が経った太正29年、世界は復興を遂げつつあった。大戦の終結後、降魔の復活に備えて各国に華撃団が設立されつつあったが、平和が続く中で帝国華撃団は弱体化し、政府からは解散命令がくだされるほどだった。そんな中、かつて帝国華撃団で活躍した真宮寺さくらに憧れる少女天宮さくらは、帝国華撃団に入隊。帝国華撃団を復活させるため、新生・花組のメンバーたちとともに、各国の華撃団が演舞と演武の2部門で技術を競い合う世界大会「華撃団大戦」で活躍することを誓うのだった。
登場人物・キャラクター
天宮 さくら (あまみや さくら)
17歳の少女。和服に袴、黒髪のロングヘアで、大きなリボンをつけているのが特徴。10年前、当時の帝国華撃団隊員の真宮寺さくらから、危険なところを助けられて以来、帝国華撃団に憧れを持つようになっている。その夢を追うように帝国華撃団に入隊。弱体化した帝国華撃団を復活させるため、各国の華撃団が演舞と演武の2部門で技術を競い合う世界大会「華撃団大戦」での優勝を目指す。
神山 誠十郎 (かみやま せいじゅうろう)
20歳の男性。天宮さくらの入隊後、海軍から帝国華撃団へと転属、花組隊長に就任。さくらとは幼馴染であり、子供の頃は実の兄妹のように親しくしていた。海軍ではエリートで、若くして特務艦「摩利支天」の艦長を務めた。戦闘の際に、乗組員の命を優先して、傷ついた特務艦から早々に撤退し、沈没させたという経験を持ち、その選択に疑問をいだいている。
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