残響のテロル

残響のテロル

現代の東京を舞台に、爆弾テロを起こす2人の高校生と、それを捕らえようとする警察およびアメリカのFBIらとの戦いを描く。監督の渡辺信一郎によるオリジナル企画。第18回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品選出(2014年)。

正式名称
残響のテロル
ふりがな
ざんきょうのてろる
制作
MAPPA
監督
渡辺 信一郎
放送期間
1979年4月7日 〜 1980年1月26日
放送局
フジテレビ
話数
11話
ジャンル
アクション
 
サスペンス
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概要・あらすじ

かつて、青森県にある核燃料再処理施設からプルトニウムが強奪される事件があった。それから半年後、東京にある高校に2人の男子高校生が転校してくる。2人は仮面を付けた姿でスピンクス1号・2号と名乗り、爆弾テロの予告動画を動画サイトにアップロード。

そして予告通り、都庁に仕掛けた爆弾を爆発させる。

登場人物・キャラクター

三島 リサ (みしま りさ)

東京でナインとツエルブが転入した学校に通っている。クラスではいじめられており、家庭でも問題を抱えている。都庁での爆弾テロの際に出会ったナインに付いて行き、その後に起こす爆弾テロの手伝いをすることとなる。

久見 冬二 (ひさみ とうじ)

子供のような純粋さを持つ男子高校生。ナインを兄のように慕っており、常に行動を共にしている。かつてナインと共に、青森の核燃料再処理施設でプルトニウムを強奪した過去がある。その半年後、東京でスピンクス2号と名乗り、犯行予告動画付きの爆弾テロを起こす。

九重 新 (ここのえ あらた)

眼鏡をかけた男子高校生。頭脳明晰で常に冷静な性格。青森の核燃料再処理施設で、ツエルブと共にプルトニウムを強奪した過去がある。半年後、東京でスピンクス1号と名乗り、犯行予告動画付きの爆弾テロを起こす。

倉橋 (くらはし)

刑事部捜査一課長。スピンクスの爆弾テロの際、犯行予告動画のなぞなぞを解くため同期の柴崎の力を借りようとする。

ハイヴ

プルトニウムを奪取するためアメリカから派遣された、核緊急支援隊所属の原子力科学者。爆弾の設置場所を知りながらわざと撤去しないよう指示するなど、スピンクスと対決するためには、民間人の犠牲が出ることもいとわない。

羽村 (はむら)

刑事部捜査一課の若手刑事。スピンクスによる爆弾テロ事件の解決に熱意を燃やす。柴崎が刑事部捜査一課に戻ってきた当初は、柴崎に反発していた。

柴崎 健次郎 (しばざき けんじろう)

警視庁の文書課に勤務する窓際族だが、かつては警視庁の捜査一課に所属していた刑事だった。スピンクスの犯行予告動画を解読して、爆弾が仕掛けられた場所を特定する。その後は捜査一課に復帰し、スピンクスの逮捕に尽力を挙げる。

新進平和塾 (しんしんへいわじゅく)

『残響のテロル』に登場する団体。スピンクスが爆弾テロを仕掛けた場所を所有する会社のトップは、みな新進平和塾という団体のセミナーに参加していたということを柴崎が突き止める。そして爆弾テロは無差別ではなく、その団体が標的になっているのではないかと推測する。

その他キーワード

犯行予告 (はんこうよこく)

『残響のテロル』に登場するキーワード。スピンクスの2人は、爆弾テロを仕掛ける前に、動画投稿サイトに犯行予告動画を投稿している。爆弾の設置場所はなぞなぞになっており、警察の中で解いたのは柴崎だけだった。

VON (ぶいおーえぬ)

『残響のテロル』に登場するキーワード。青森の核燃料再処理施設からプルトニウムが強奪された際、壁には「VON」と書かれていた。その後に起きた都庁での爆弾テロの際に書かれていた文字も「VON」だった。 このことから、警察は2つの事件は同一犯だと確信する。

クレジット

原案

脚本

矢野焦点

総作画監督

音楽

菅野よう子

アニメーション制作

MAPPA

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