機動戦士ガンダムUC テスタメント

機動戦士ガンダムUC テスタメント

アニメや小説など、『機動戦士ガンダムUC』各作品に登場するモビルスーツや技術などを、モビルスーツの視点で描いた作品。オムニバス方式で、一話ごとにスポットを当てる対象が替わり、物語はモビルスーツによる抽象的なモノローグで語られる、という独特の手法が取られている。そのためモビルスーツが主体で、人物がほとんど登場しない。「ガンダムエース」2011年10月号から2016年7月号、「ガンダムUCエース」2011年Vol.1から2014年vol.6にかけて連載された。

正式名称
機動戦士ガンダムUC テスタメント
ふりがな
きどうせんしがんだむゆにこーん てすためんと
作者
ジャンル
その他SF・ファンタジー
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あらすじ

第1巻

U.C.0096、「赤い彗星の再来」と呼ばれるフル・フロンタルが搭乗する赤いモビルスーツ・シナンジュ。赤い彗星とはシャア・アズナブルという人物の異名で、シャアがU.C.0079からU.C.0093まで愛機としていた数々のモビルスーツを紹介している。(シャアを成すもの)

飛行形態に変形して単独で空を飛べるモビルスーツ・デルタガンダムの開発が決定した。しかし、ムーバブル・フレームの強度不足を解消できずに可変機構はオミットされ、U.C.0087に「百式」としてロールアウトされた。その後は戦果を挙げて性能を認められたため数々の発展機が開発され、U.C.0092にはデルタガンダムの可変機構を見直したデルタプラスが開発された。(デルタの鼓動)

U.C.0079に地球の重力下でも敵を翻弄できるスピードで動けようにと開発されたモビルスーツ・ドム。そのドムの系譜を受け継ぐドライセンが開発されるまでの、ドム系モビルスーツの戦いを描く。(戦士宮にて)

地球連邦の量産型モビルスーツ・ジムとジムの系譜を受け継ぐ数々のモビルスーツが、地球連邦を「神」、自らを「天使」、敵対するモビルスーツを「悪魔」と定義。これらモビルスーツのU.C.0079からU.C.0096までの戦いを描いている。(CRUSADER)

ユニコーンガンダムがフルアーマー化するまでの過程と、過去にフルアーマー化したモビルスーツの戦いを描いている。(虹の鎧)

第2巻

乗ると精神に変調をきたしたり、精神状況によっては超常現象を起こす数々のモビルスーツを紹介。(煉獄の舞踏)

U.C.0079からU.C.0096で活躍した、有線で腕を飛ばして攻撃できるモビルスーツやモビルアーマーの戦いの描いている。(レヴィアタンの棘)

アナハイム・エレクトロニクスの業によって翻弄されるモビルスーツと、それによって起こる戦いを描いている。(マモンの玉石)

U.C.0079からU.C.0096まで、人と違う能力を持った人間用に作られた数々のモビルスーツの戦いの歴史を描いている。(ルシファーの贖罪)

未来の変化を望まない人間が乗ったネオ・ジオングが、ネオ・ジオングの源流となった数々の巨大モビルアーマーの戦いを振り返る。(アシュタルテの献身)

巻き起こる世の理不尽に抗する願いに応じて大地に立った数々のガンダム。戦いの中で人の哀しみを知ったガンダムは、あらゆる時間軸や世界で人の想いを受け止めて奇跡を起こし続ける。(ヴェルギリウスの奉送)

クレジット

ストーリー

福井 春敏

原案

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