JINKI:EXTEND

JINKI:EXTEND

網島志朗による同タイトル漫画『JINKI:EXTEND』をアニメ化したもの。エニックス刊、マックガーデン刊、メディアワークス刊、アスキー・メディアワークス刊、富士見書房など多くの出版社を経て連載されてきた。

正式名称
JINKI:EXTEND
ふりがな
じんきえくすてんど
原作者
制作
feel
監督
むらた雅彦
放送期間
2005年1月5日 〜 2005年3月23日
放送局
テレビ朝日
話数
12話
ジャンル
ロボット
 
アクション
 
アドベンチャー
関連商品
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概要・あらすじ

対古代人機用として人為守護のために開発された大型の人型機体「人機」。この人機の動力「血塊」に共鳴し人機を操縦できる人間を「血続」と呼ぶ。そんな「血続」としての特性を持った少女たちが人型機体「人機」を操縦し、戦闘集団「八将陣」や「八将陣」に関わりのあるキョムと激しい戦闘を繰り広げる。

登場人物・キャラクター

柊 赤緒 (ひいらぎ あかお)

16歳の女子高校生。なぜか3年前までの記憶がなく、柊神社に巫女として住まわせてもらっている。性格は天然系のお人よしだが小河原両兵から戦闘集団「八将陣」のひとりと勘違いされるほど、強力な「血続」としての能力があり、人機の動きを一瞬で停止させる特殊能力を持つ。 子供の小河原両兵や津崎青葉の夢を見るなど、ふたりとの関係を感じさせる。人機モリビト2号の操主でもある。

津崎 青葉 (つざき あおば)

長い黒髪の13歳少女だが、ロボットやメカのプラモデルを作ることが大好きである。人機の動力「血塊」に共鳴し人機を操縦できる血続であったため、母に連れられて行った南米ベネズエラで人機モリビト2号と対面し、その後操主となる。 当初は負傷者小河原現太の代わりの操主だったが、戦いを経験していくうちに高度な技術を必要とする超加速ファントムをも会得するまでとなる。

ブロッケントウジャ

『JINKI:EXTEND』の登場ロボット。主にエルニィ立花が操主となる黄色のボディカラー人機。陸・海・空に適応する万能機で、特殊装備シークレットアームなどを搭載。高い運動能力で連続攻撃が可能。

エルニィ 立花 (えるにぃ たちばな)

緑色のショートヘアで、自分を「ボク」と称する15歳少女。人機モリビト2号とともにブラジルから東京に来た。IQ300の天才で、メカニックとして人機の開発・整備に関わっている。技術研究者としてメガネと白衣で仕事をするが、反面子供とサッカーをするなど無邪気さも合わせ持つ。 彼女自身も「血続」であり、自身が設計した人機「ブロッケントウジャ」を操縦する。

ナナツーウェイ

『JINKI:EXTEND』の登場ロボット。量産型の作業用機体。両腕をショベルとコンテナにして作業をするが、武装を施し戦闘機としての使用も可能である。機銃砲、ソードなどを武器に稼働するも、もともと作業用のため空中戦には不向きである。

メルJ・ヴァネット (めるじぇいゔぁねっと)

金髪のショートヘアにメガネをかけたイギリス人の18歳女子。かつて戦闘集団「八将陣」と関わりのあるキョムに一族を滅ぼされた過去があり、キョムへの復讐を胸に刻んでいる。彼女は「血続」の力を持っているためアンヘルから人機シュナイダートウジャを奪いキョムに戦いを仕掛けていた。 その後、補給物資の必要性からアンヘルに協力することとなる。

川本 さつき (かわもと さつき)

ショートカットの13歳の中学生女子。小柄でおとなしく、引っ込み思案な性格だが、兄に会うために東京に上京した。この上京で、戦闘集団「八将陣」と関わりのあるキョムと南米ベネズエラの組織アンヘルとの戦闘に巻き込まれ小河原両兵に助けられる。 これをきっかけにアンヘルに入隊。彼女も人機を操ることのできる「血続」であるためモリビト2号やナナツーライトに操主として乗り込む。家事全般が得意で、普段は中居さん風の着物姿が多い。

キリビト・コア (きりびとこあ)

『JINKI:EXTEND』の登場ロボット。敵対する操主が乗り込んでいる人機。通常の人機より大型で戦闘能力も長けている。ボディカラーはグレー。左掌から「血続」が持つ能力に影響をあたえるリバウンドプレッシャーを放つ。

小河原 両兵 (おがわら りょうへい)

短気で直情径行な17歳男子。考え方の違う津崎青葉と最初はケンカが絶えないが、共に戦場に出るうちにパートナーシップが芽生える。人機モリビト2号、ナナツーウェイなど操主として抜群のセンスを誇るが「血続」ではない。 しかし、優れた「血続」の青葉と互角に渡り合えるほどの力量を発揮する。左目の下に傷があるが、彼は肉弾戦も得意とするアンヘルの戦闘要員である。

津崎 静花 (つざき しずか)

津崎青葉の母で、アンヘルのメンバーでもある。実は彼女も「血続」であるが、人機には乗らない。もともと幼い青葉を祖母に預け行方をくらましていたが、遺産目当てとして祖母から青葉を略奪しベネズエラに連れて行き、彼女を戦闘に巻き込んだ張本人である。

黄坂 南 (こうさか みなみ)

25歳女性で黄坂ルイの育ての親であり、南米ベネズエラの組織アンヘルの1分隊「回収部隊ヘブンズ」の隊長である。一見ざっくりとした性格のようだが、意外と気遣い屋。人機モリビト2号を搬送中に会った柊赤緒の操主としての資質を見抜きアンヘルに引き入れた張本人である。

黄坂 ルイ (こうさか るい)

時々動く「蟹の鋏」の髪留めをしている小柄な美少女で、黄坂南の養女である。普段は無愛想で、独特の視点から物事をとらえ発言するため、一見つきあいにくそうなタイプだが、心を開いた相手には素直な思いやりをみせる。 11歳で操主として人機を操るという抜群の運動能力を秘める「血続」。

シュナイガートウジャ

『JINKI:EXTEND』の登場ロボット。黒を主体としたボディカラーの人機で、メルJ・ヴァネットが強奪した機体。そのまま彼女が愛用している。空中稼働を目的として開発されたため、超電磁リバウンドにより、いち早い飛行が可能。 主な武器はハンドガン・機銃砲・剣など。

モリビト2号 (もりびとにごう)

『JINKI:EXTEND』の登場ロボット。対古代人機用として人為守護のために開発された大型の人型機体。ボディカラーは青。複座式コックピットも採用したことで「血続」以外でも操縦が可能としたアンヘルの主力人機である。 主な武器は機銃砲、ソードで、あらゆる物理攻撃をはねかえすリバウンドフォールを盾とする。

小河原 現太 (おがわら げんた)

小河原両兵の父であり、組織アンヘルの中心的存在である。「血続」ではないものの人機操主としての腕は一流で、人機モリビト2号の先任操主である。また、ベテラン戦闘要員として、格闘能力はもちろん剣術の達人でもある。

ナナツーマイルド

『JINKI:EXTEND』の登場ロボット。低コストを目指し、女性型として開発された人機。接近戦での攻撃を目的として開発されたため、剣・ハンドガンを武器に持ちリバウンド電子が剣先を取り巻き切れ味を一層あげるメッサーシュレイヴという特殊機能がついている。

クレジット

原作

綱島志朗

監督

むらた雅彦

シリーズ構成

総作画監督

音楽

川井憲次

アニメーション制作

feel

原作

ジンキ

津崎青葉はある日、女装をした男性・小河原両兵によって拉致され、ベネズエラに連れてこられてしまう。彼女は人機と呼ばれる巨大ロボット・モリビト2号の搭乗パイロットとなり、敵との壮絶な闘いに巻き込まれてゆく... 関連ページ:ジンキ

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