王の獣 掩蔽のアルカナ

王の獣 掩蔽のアルカナ

「亜人」と呼ばれる半人半獣の種族が人間に支配されている世界。亜人の少女が性別を偽って皇子の従者となり、何者かに殺された双子の弟の敵を討とうとするファンタジーアクション作品。藤間麗による『黎明のアルカナ』とは直接的なつながりはないが、世界設定を同一にしている。小学館「Cheese!」2019年3月号より連載開始。

正式名称
王の獣 掩蔽のアルカナ
ふりがな
おうのけもの えんぺいのあるかな
作者
ジャンル
ファンタジー
レーベル
フラワーコミックス(小学館)
巻数
既刊14巻
関連商品
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概要・あらすじ

「亜人」と呼ばれる半人半獣の種族が人間に支配され、奴隷のように扱われている世界。生まれつき異能力を持っていたことで、皇族の男子に仕える「従獣」という職務に着いた亜人の少年、胡-蘇月は、皇宮内で何者かに殺されてしまう。蘇月の双子の姉、胡-藍月は弟の敵を討つため、男装して武勲を立て、かつて弟が仕えた第四皇子、天耀の従獣となる。天耀を弟の敵と信じていた藍月は彼を暗殺しようとするが、天耀は弟を殺した首謀者ではなかった。それどころか、天耀は皇宮内での後継者争いに巻き込まれて蘇月が殺されたと思っており、彼の死にに責任を感じて悲しんでいるほど心の優しい人物だった。天耀は、藍月も何者かに殺害されるのではないかと不安になっていたが、彼女の覚悟が強いことを知り、自分の兄を敵に回してでも蘇月を殺した真犯人を突き止めると約束する。始めは皇族のことを嫌っていた藍月も、天耀のことを次第に信頼するようになっていくのだった。

登場人物・キャラクター

胡-藍月 (こ らんげつ)

「亜人」と呼ばれる半人半獣の種族の少女。白い髪に、犬や猫のような尖った耳を持つ。双子の弟、胡-蘇月が皇宮内で何者かに殺害されたことで復讐を決意。異能力は何も持っていないが、女であることを隠して武勲を立て、第四皇子、天耀の従獣として参内することに成功する。かつて弟が仕えた天耀こそが真犯人だと考え、彼を暗殺しようとするが、天耀に仕えるうちに首謀者は別にいることを知る。

天耀 (てんよう)

胡-藍月が仕える男性。第四皇子。亜人が人間に支配されている中で、人間でありながら亜人のことを差別しない、心優しく清廉潔白な性格の持ち主。かつて自分の従獣だった胡-蘇月が何者かに殺されたことを悲しみ、皇族の名誉のためにその事件の犯人が追及されなかったことに憤りを覚えている。事件の犯人を突き止めることが皇室の清浄化にもつながると考え、藍月に協力しようとする。

書誌情報

王の獣 14巻 小学館〈フラワーコミックス〉

第1巻

(2019-09-26発行、 978-4098706273)

第2巻

(2019-09-26発行、 978-4098706280)

第3巻

(2020-01-24発行、 978-4098707980)

第4巻

(2020-06-10発行、 978-4098710027)

第5巻

(2020-09-25発行、 978-4098710805)

第6巻

(2021-02-25発行、 978-4098712526)

第7巻

(2021-06-25発行、 978-4098713226)

第8巻

(2021-10-26発行、 978-4098715114)

第9巻

(2022-02-25発行、 978-4098715763)

第10巻

(2022-06-24発行、 978-4098716456)

第11巻

(2022-10-26発行、 978-4098718382)

第12巻

(2023-03-24発行、 978-4098718955)

第13巻

(2023-07-26発行、 978-4098722532)

第14巻

(2023-12-26発行、 978-4098724499)

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