生き残った6人によると

生き残った6人によると

山本和音の代表作の一つ。ゾンビに取り囲まれた極限状態の千葉県のショッピングモールを舞台に、「こんな時だからこそ、恋がしたい!」と切実に願う男女が繰り広げるサバイバルラブコメディ。パンデミックが広がる危機的な状況にありながら誰もが絶望せず、共同生活の中で恋にまい進する仲間たちと、その言動にツッコミを入れながらも彼らと共に生き抜くために行動する水上梨々の姿を時にシリアスに、時にコミカルに描かれている。また、それぞれが専用の武器を持ってゾンビに立ち向かうなど、アクション要素も楽しめる。KADOKAWA「ハルタ」Vol.76(2020年7月15日発売)から連載の作品。2022年8月に毎日放送系列でテレビドラマ化され、水上梨々を桜田ひより、れんれんを佐野玲於が演じている。

正式名称
生き残った6人によると
ふりがな
いきのこったろくにんによると
作者
ジャンル
サバイバル
レーベル
ハルタコミックス(KADOKAWA)
巻数
既刊6巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

水上 梨々 (みずがみ りり)

房総高校に通う女子。眼鏡をかけている。年齢は17歳。ソフトボール部に所属しており、ジャージを身につけている。何かと体育系の思考の持ち主で、日常的に体を鍛えている。ゾンビが現れても逃げようとせず立ち向かうなど、人一倍の勇敢さを誇る。また危機管理能力に優れ、被害を抑えるための策を講じることから、れんれんからも頼りにされている。ゾンビとの戦いではバットを武器に使用し、ゾンビをボールに見立ててフルスイングしている。恋愛の経験はまったくなく、東大生の柏正太郎と二人きりになっただけでときめいていた。非常事態にもかかわらず、恋愛の話で盛り上がる、取り残されたメンバーを鬱陶しく思うこともある。持ち前の男気から、グループのマドンナ的な存在の村濱雫からあこがれられており、このことが余計に恋模様をややこしくする一因となっている。

れんれん

会社の社長を務めている青年。年齢は25歳。千葉県のショッピングモールに逃げ込んだ人たちの前では「れんれん」という名を自称しており、本名は不明。リーダーシップに優れているが、それを鼻にかけることなく、仲間たちからの信頼は厚い。水上梨々の視野の広さや危機管理能力を高く評価しているが、梨々からはライバル視されている。また、大人の余裕を節々で見せることから、平坂亮からは恋敵として認識されている。

書誌情報

生き残った6人によると 6巻 KADOKAWA〈ハルタコミックス〉

第1巻

(2021-09-15発行、 978-4047366381)

第2巻

(2021-10-15発行、 978-4047367708)

第3巻

(2022-05-13発行、 978-4047370517)

第4巻

(2022-12-15発行、 978-4047371811)

第5巻

(2023-07-14発行、 978-4047374829)

第6巻

(2024-04-15発行、 978-4047379367)

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