法の庭

法の庭

刑事事件の法廷を通して法曹に携わる人々や犯罪者達が交錯する姿を描いた社会派サスペンス。原作:田原成貴、作画:能田茂、プロデュース:本宮ひろ志。

正式名称
法の庭
ふりがな
ほうのにわ
原作者
田原 成貴
作画
ジャンル
サスペンス
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概要・あらすじ

1人の女性が強姦され命を奪われる事件が発生した。逮捕・起訴された犯人の国選弁護士は小泉一茂。担当検事は天海夕希。そして判事は田所祐。3人は慶法大学の同窓生だった。被害者の女性は田所祐の愛人。しかし家庭や地位を失うことを恐れた彼は、それを伏せたまま裁判は開廷する。

登場人物・キャラクター

田所 祐 (たどころ ゆう)

『法の庭』の主人公の1人。東京地方裁判所判事。妻と娘があり、妻の父は法務省の事務次官で民自党から衆議院議員選挙への立候補を打診されている。慶法大学の司法サークル慶法会では、検察官・天海夕希、弁護士・小泉一茂と同期だった。愛人宮田恵子が殺された事件の裁判で、判事として法廷に立った。 後に弁護士として小泉法律事務所に勤める。大学2年生で司法試験に合格した優秀な頭脳を持つが、お坊ちゃん育ちで小泉一茂からは心のどこかが欠落しているといわれたことがある。

天海 夕希 (あまみ ゆうき)

『法の庭』の主人公の1人。ショートヘアーの女性。東京地方検察庁の検察官。慶法大学の司法サークル慶法会では、田所祐、小泉一茂と同期で、学生時代は一時田所祐と付き合っていた。鋭い分析と男性顔負けの弁論で、裁判では一度も負けたことがない。次席検事安川守と愛人関係にある。

小泉 一茂 (こいずみ かずしげ)

『法の庭』の主人公の1人。無精髭に丸眼鏡をかけた男性。小泉法律事務所を営む弁護士。慶法大学の司法サークル慶法会では、田所祐、天海夕希と同期で、学生時代は天海夕希にアプローチしていた。貧乏事務所だったが、理想だけは大きい。田所祐を筆頭弁護士として雇い入れる。

滝沢 和弘 (たきざわ かずひろ)

宮田恵子殺人事件で起訴され、小泉一茂を国選弁護人として法廷に立つ。殺人を主張する検察官天海夕希に対して、意外な供述をする。

藤田 直子 (ふじた なおこ)

初登場時30歳。平凡な主婦だったがホストの上村治と関係を持ち、彼から金を脅し取られていた。上村治を殺した罪で起訴される。彼女は強盗に入られて正当防衛だと主張するが、検索官天海夕希は殺人として裁判に臨む。

岡嶋 信一 (おかじま しんいち)

広域暴力団天侠会系・岡嶋組組長。赤井戸組組長殺害の殺人教唆容疑で逮捕され、小泉一茂に弁護を依頼する。以前、殺人教唆未遂事件で起訴された際も小泉一茂に弁護を依頼したが、その時は検察の求刑通りだった。

美田 喜寿郎 (みた きじゅろう)

広域暴力団天侠会系・美田組の組長。岡嶋組組長の岡嶋信一とは兄弟盃を交わしている。殺人教唆容疑で起訴された岡嶋信一の弁護人となった小泉一茂から、アリバイ立証の証言を依頼されるが断る。

田辺 甚五郎 (たなべ じんごろう)

広域暴力団天侠会の総帥。配下の岡嶋組組長・岡嶋信一の弁護人となった小泉一茂から、アリバイ立証のためある提案を受ける。

仲村 康江 (なかむら やすえ)

元暴力団の準構成員・高木昭殺人容疑で拘留された。国選弁護士として現れた田所祐に、情状酌量は一切いらないと主張する。

安川 守 (やすかわ まもる)

東京地方検察庁の次席検事。部下の検察官・天海夕希とは愛人関係にあり、自ら所有するマンションに彼女を住ませている。密かに政治家達と通じている。

藤岡 (ふじおか)

眼鏡をかけた女性。東京地方検察庁の検察官。次席検事安川守の部下。同僚の天海夕希に激しい対抗意識を燃やしている。後に弁護士となり、暴力団・岡嶋組の依頼を受ける。

クレジット

原作

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