紅三四郎

紅三四郎

『紅三四郎』は、『新造人間キャシャーン』『破裏拳ポリマー』など続くタツノコプロの格闘物ロードムービー路線の礎となった作品。ストロボアクションなどタツノコプロ特有の演出もこの作品から取り入れられた。

正式名称
紅三四郎
ふりがな
くれないさんしろう
原作者
制作
タツノコプロ
放送期間
1969年4月2日 〜 1969年9月24日
放送局
フジテレビ
話数
26話
ジャンル
アクション
関連商品
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概要・あらすじ

柔道紅流の創始者・紅正五郎は、片目の男との野試合で殺されてしまった。正五郎の息子紅三四郎は父の仇を討つべく、片目の男を探す旅へ出る。世界各国をめぐる三四郎の前には、様々な格闘家との死闘が待ち受けていた。

登場人物・キャラクター

紅 三四郎 (くれない さんしろう)

父から幼い頃より紅流の修行を受けてきた。その父が片目の男との野試合で殺されてしまったことから、仇を探して世界を回る旅へと出立する。仇の手がかりは片目であるということのみ。母の形見の赤い柔道着を手に、三四郎は片目の格闘家を捜し求めて、様々な格闘家と闘い続ける。 その闘いの中で三四郎は格闘家としても、また精神的にも大きく成長してゆくのだった。

ケン坊 (けんぼう)

紅三四郎の強さに憧れ、彼を追いかけて一緒に世界を回る少年。両親を亡くした孤児である。苦労してきたためか世間ずれしているところがあり、それが三四郎の旅をサポートする大きな力となっている。

ボケ

『紅三四郎』に登場するキャラクター。ケン坊の飼い犬。ボーッとした外見とは裏腹に、トラブル時に役立つ賢さを備えている。敵の見張り番をおびき出すことくらいはお手の物。特に嗅覚力は飛び抜けている。三四郎とはぐれてしまったケン坊が、三四郎と再会できるのもボケの鼻のおかげである。

紅 正五郎 (くれない しょうごろう)

三四郎の父で柔道家。必殺の新流派紅流の創始者。三四郎を幼い頃から鍛え上げてきた。片目の男との野試合により命を落とす。正五郎の死が、三四郎を仇討ちの旅へと旅立たせた。

その他キーワード

紅流 (くれないりゅう)

『紅三四郎』の登場人物である紅正五郎が編み出した格闘の新流派。そのスタイルは柔道という枠をはるかに越えた、立ち技の総合格闘技的なものである。「紅流隕石崩し」「紅半月崩し」「紅諸刃突き」「紅回転満月」「紅三段蹴り」「紅十字星落とし」など、多彩な技を有する。

紅号 (くれないごう)

『紅三四郎』の主人公三四郎のバイク。真紅のボディカウルは紅流のシンボルカラー。この紅号に乗って世界各国を旅する。どんな過酷な環境や、敵からの攻撃にも耐え、三四郎の旅を強力にサポートしている。

クレジット

原作

総監督

九里一平

脚本

鳥海尽三 , 陣野修 , , , 林すみ子

音楽

越部信義

アニメーション制作

タツノコプロ

原作

紅三四郎 (くれないさんしろう)

紅流柔術の使い手・紅三四郎が父の仇である「義眼の男」を探して旅する姿を描く。テレビアニメ化以前に描かれたものと、アニメからのコミカライズ版があり、前者は久里一平、後者は吉田竜夫の著作である。 関連ページ:紅三四郎

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