概要・あらすじ
ハチは不倫の恋が破局した腹いせに、亮二との結婚を決めた。だが、自分が亮二のことを本気で好きになったことに気づき、気持ちをうまく整理できずに、結婚当日に家出していとこのタカオの家に転がり込んでしまう。一方のタカオは、初恋の相手であるハチが、亮二とうまくいくことを素直に喜べず、複雑な心境を抱えていた。数々の問題を乗り越え、ハチと亮二はやがて本当の夫婦として理解し合っていく。
登場人物・キャラクター
タカオ
大学生の青年。いとこのハチは初恋の相手で、今でもその想いを引きずっている。面倒見の良い性格で、損な役回りになることが多い。想いを寄せていたハチが亮二と結婚したことにショックを受けるが、ハチが家出して来たことを内心では喜んでいる。
ハチ
タカオのいとこで幼なじみの女性。周囲からはハチと呼ばれているが、本名は「八重子」。両親は離婚しており、よく家出してはタカオの家に転がり込んで世話になっている。天真爛漫な性格で、いたずらが大好き。妻子ある男性と不倫していたが破局してしまい、その腹いせに亮二と結婚するも、1日で家出してしまう。何かとお騒がせなキャラクターではあるが、どこか憎めないタイプ。
亮二 (りょうじ)
ハチの夫で、背の高いイケメン男性。結婚して1日で家出してしまった妻のハチを連れ戻そうと奔走している。不器用でおちゃめな一面があり、見た目のカッコ良さとのギャップがまた魅力となっている。
タカオの父
タカオの父親。ふくよかな体型で、眼鏡をかけ、頭は禿げていて両耳の上と頭頂部に髪の毛が一部残っている。おおらかな性格をしており、家出して来たハチを温かく受け入れる。
タカオの母
タカオの母親。ふくよかな体型で、いつもニコニコしているおおらかな性格。ハチへの淡い思いを抱いているタカオを温かく見守っている。料理上手で、食べること、甘いものが大好き。
香 (かおり)
ハチの友達の女の子。亮二に片想いをしており、ハチが不倫をしていたことや、それが破局した腹いせに結婚したことなどを亮二に明かす。一見すると清純派のようで、打算的なところがある。
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