SENGOKU

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戦国時代に名を残す武将たちの逸話や日常風景を、ユニークかつナンセンスな解釈でコミカルに描く、4コマギャグ漫画。

正式名称
SENGOKU
ふりがな
せんごく
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
戦国
 
その他歴史・時代
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概要・あらすじ

戦国時代を制した英傑、織田信長と、彼をとりまく様々な武将の活躍をコメディタッチで綴る4コマギャグ漫画。鉄砲フェチで勝手気ままに暴虐を尽くす信長をはじめ、オカマの男色家で影武者好きな武田信玄や、八方美人な態度で謀反を繰り返す松永久秀など、奇人変人だらけの登場人物たちが、史実の出来事をなぞりながらハイテンションなギャグを展開していく。

登場人物・キャラクター

織田 信長 (おだ のぶなが)

尾張国に実在した戦国武将で、後に天下人となる英傑の1人。物語では暴力的でわがままな独裁者として描かれており、目つきが悪く額には常に青筋を立てている。常日頃から配下の明智光秀や木下藤吉郎秀吉をいじめてからかうほか、ストレスが溜まるとすぐ配下を手討ちにして憂さ晴らしをしている。その反面、妻の濃姫や妹のお市にはめっぽう弱い外弁慶の一面も持っている。 また、異常な鉄砲フェチで、新しい種子島を買い付けると部屋で裸になって頬ずりしたり、床に敷き詰めて転がったりといった愛で方をしている。

武田 信玄 (たけだ しんげん)

甲斐国に実在した戦国武将で、無敵と称された武田騎馬軍団をもつ名将。物語ではスキンヘッドに大きなヒゲをたくわえてた肥満体という風貌で描かれる。見た目とは裏腹に行動や言動は完全なオカマで、小姓を部屋に連れ込んだり、戦の愚痴を延々と配下に聞かせたりしている。また、影武者フェチで、あらゆることに影武者を起用する一面もある。 上杉謙信とは永遠のライバル関係にあり、事あるごとに襲われている。

上杉 謙信 (うえすぎ けんしん)

越後国の戦国武将で、“軍神”と称されるほどの名将。物語では女嫌いで戦いだけが生きがいという、真性の戦バカとして描かれている。青ひげとたらこ唇が特徴の無愛想な男で、性格は単純かつ幼稚。また、片言のように喋る口下手で、戦中は「だう」と繰りかえしながら武器を振るう。神出鬼没であり、ライバルである武田信玄のいるところであれば、厠でも待ち伏せして戦いを挑んでいる。

木下 藤吉郎 秀吉 (きのした とうきちろう ひでよし)

織田信長に仕える戦国武将で、信長の没後に天下人となる。小柄で“サル”の異名を持つが、物語では頭の中までサル並に描かれ、犬と餌を取り合う程知能が低い。芸人気質で、ウケが悪いと戦で負けるより落ち込む。いつもオーバーリアクションをすることで信長に気に入られており、登場方法も常に趣向を凝らしているが、失敗して信長にボコボコにされることもある。

明智 光秀 (あけち みつひで)

織田信長に仕える戦国武将で、物語ではインテリで神経質な男として描かれる。数少ない常識人で、信長や木下藤吉郎秀吉の振る舞いにいつも頭を悩まされている。また、生真面目な性格からからかわれても反応が薄く、信長を失望させることが多い。それでも信長に付き従う忠臣だったが、暴れ馬から身を挺して護衛した際、自分より肥溜めに落ちた秀吉が評価されたことをきっかけに疑念を抱き始める。

徳川 家康 (とくがわ いえやす)

三河国の戦国武将で、後に江戸幕府の初代征夷大将軍となる天下人の1人。物語では恰幅のいいポーカーフェイスの男として登場し、同盟関係にある織田信長とは気の合う友人として接している。いつも無口で何を考えているかわからないが、些細なことですぐに逃げ隠れする小心者。また、ずぼらな性分で、些細な用事でも服部半蔵に頼ってしまう。

服部 半蔵 (はっとり はんぞう)

徳川家康の家臣で、徳川忍者部隊の頭領を務める人物。物語では正統派の忍者として日夜鍛錬をつみ、技を磨こうとする真面目な人間として描かれるが、事あるごとに家康のパシリとして振り回されている。また、武芸にも長けており、剣の達人である上泉信綱に戦いを挑んだこともあったが、軽くあしらわれている。

飛び加藤 (とびかとう)

史実では上杉謙信や武田信玄の配下として活躍した戦国時代の忍者だが、物語では信玄を裏切り、織田信長やお市の下に仕えるフリーの忍者として描かれている。デブで脳天気な性格だが、忍者としての技術は天才的で、信長を暗殺しようとした妖術使い、果心居士と互角に渡り合っている。 また、ほっぺたを自在に操ることができる。好物はゆでたまご。

松永 久秀 (まつなが ひさひで)

織田信長に家臣として仕えた戦国武将で、物語では大きなマゲに直角のもみあげ、糸目という風貌で描かれる。表では朗らかな人物を演じるが、裏では毒舌家で、隙さえあれば信長裏切ろうとする悪逆謀反マニア。しかし、劣勢になるとすぐに寝返るずる賢い一面もある。妖術の達人である果心居士を使い信長暗殺を企てたこともあるが、飛び加藤の活躍により阻止されている。

顕如

戦国時代に仏教界最大の権勢を誇る一向宗門徒の総元締めを務める僧侶で、石山本願寺を拠点に織田信長と戦いを繰り広げた。物語では波立つまゆと巨大なたらこ唇が特徴の栗頭として描かれ、関西弁で豪気に振る舞いながら打倒信長をめざして暗躍する。また、僧侶ながら、藁人形を使って憎い相手を呪おうとすることもある。

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