概要
海面上昇によって水没しつつある町に、一人で暮らす老人がいた。彼は海面が上昇するたびに自宅を上へ増築し、不便ながらも穏やかに暮らしている。ある日、老人は愛用しているパイプを海へ落としてしまい、それを探すべく海へ潜ることになる。
登場人物・キャラクター
老人 (ろうじん)
海面が上昇して水没しつつある町に、一人で暮らしている。ある日、愛用しているパイプを海に落としてしまい、それを探しにゆくためダイビングスーツを着て海の中へと潜る。パイプを探す途中で海中に沈んだ家を見て回り、家族と過ごした楽しい日々を回想してゆく。
場所
家 (いえ)
『つみきのいえ』に登場する建物。老人が一人で暮らしてる。海面の上昇によって、そのほとんどが浸水しており、水が迫ってくる度に老人が積み木のように家を上に増築している。